【FF14】原点回帰vs.みんなの笑顔を護る。パッチ7.2メインクエスト感想

FFXIV メインクエスト感想

FF14のパッチ7.2「永久の探求者」のメインクエスト感想。

7.1より無駄を感じない話になっていたこともあり、楽しかった。

以下、ストーリーのネタバレあり。

本物スフェーンの親しみやすさ

PLLもトレーラーも見ることなくパッチ7.2を開始。

「オブリビオン」ってなんだっけレベルで記憶があいまいなまま、メインクエストを進める。

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ヤ・シュトラがリビングメモリーで保護した本物のスフェーンとの会話で、ちょいちょい今までのおさらいをセリフに盛り込んでくれるのがありがたい。

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(しかしポークシー治療法確立のくだりはかなり忘れている)

前回の新式装備「オールドキングダム」って、旧アレクサンドリア王国のことだったのかと英語音声で今さら気づく。

現在のアレクサンドリアを見るため、スフェーンは今風の衣装にチェンジ。

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ショートパンツからはみ出ているポケットの裏地がどうしてもホッカイロに見えてしまうのはさておき(お尻と太もものあいだにホッカイロ貼らんわ)。

お忍び用の大きめフードはFF9のガーネットをイメージしてるんだよねきっと。

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街の景色も人々の暮らしも国の在り方もなにもかも変わって、自分の知ってる国はないけど、アレクサンドリアはまだ続いていて私たちの犠牲は無駄じゃなかったからよかった、でもみんなの知るスフェーンは私のことじゃない、私の居場所はここになくて寂しい、と複雑な様子のスフェーン。

400年後にタイムトラベルさせられたようなものだから当然の反応なんだけど、いろいろ現実を受け入れるのが早くてびっくりする。

まあスフェーンの最後の記憶ってIDのアレクサンドリアの状況だろうから、自分じゃない自分が王だったとはいえ国が存続してる安心感は大きいのかも。

生身のスフェーンは、AIスフェーンと違って表情にも声色にも変化があり、それだけで人間味があり親しみが持てるから不思議。

グルージャのビビっぽさ

ウリエンジェにやたらよく似たマラカイトさんの遺品お届けのお手伝い。

死者の記憶を消されていた人々には、これまで遺品を手元に置くかの選択肢すらなかった。

遺品という概念さえなかったわけで、人それぞれ遺品というものをどうすればいいか迷っているのが印象的だった。

スフェーンも、大切な人の遺品に救われた経験があるのだろう。

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それにしても、グルージャが父親と同じ青いフビゴ族でよかったと殊勝なことを言うのはなんでだ。言わされてない?

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テーシャジャの記録でゾラージャが思いっきり育児放棄宣言したのを聞いたのに、なぜそう思えるのか。

と思ったけど、グルージャはきっとビビなんだな。

なんか人懐っこくて素直で、見た目に比べてしっかりしていて、過酷な生まれにもかかわらず自分にできることをして自分の居場所を見つけているところが似ている。

プリザベーションの原点回帰

プリザベーションのカリュクスが登場して話が進み出す。

永久人化を進めるために、冒険者の持つ鍵を返してほしい。エーテルを奪うために鏡像世界に行くから。

死は時代遅れ、肉体の枷は非合理、「管理された永続」こそ進化と断言するカリュクスが冒険者に接触してきた目的はそういうことらしい。

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この人、古代人みたいになりたいの?

古代人のことを知っている私たちにとって、カリュクスの主張は原点回帰ではないか。

原点回帰までFF9オマージュしてくるとは思わなかった。

誰かを助けるのに理由はいらなかった

基礎区画にカリュクスの発信源があるとのことで、罠と分かっていながらアンダーキープへ。

初見未予習CF突撃。

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ボスはどいつもこいつも冒険者のデータ目当てで、唐突に宝条博士の顔が浮かんだ。

基礎区画はアレクサンドリア城なので、スフェーンがいろいろな思い出を話してくれる。

その後、カリュクスによる冒険者のさらなるデータ収集のため、ゼレニアと戦うことになる。

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他人の記憶をもとに造られたゼレニアにお怒りのスフェーンに対して、「こんなのベアトリクスじゃない」と思うFF9プレイヤーがシンパシーを感じるように作られているんだろか。

スフェーンにとってゼレニアは大切な人なのは分かったけど…

こちらはゼレニアのことをほとんど知らないので、いまいちスフェーンのためにゼレニアを倒さなきゃって気持ちにならなかった。

FF9経験者のベアトリクスの思い出補正とローズ・オブ・メイに盛り上がりを依存しているように思える。

というか、カリュクスに貴重な戦闘データをタダでとられるのがシャクなんですが?

いや分かってはいるんだ。古代人方向に進化(?)したがっているカリュクスに、古代人由来の力を使った戦闘データをストーリー上とらせる必要があるんだろうってことは。

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まあ、ゼレニアのことは今後もっと知る機会があるかもしれないしね。過去視か、永久人という形か、過去に行って生身のゼレニアに会うのか、形式はなんであれ。

それに、誰かを助けるのに理由はいらんのですよ。

つべこべ言わずに目の前の困っている人を助けろって話なんだ。いつものように。

みんなの笑顔を護りたい王様

そっかアレクサンドリアは第九世界だったか〜。これはびっくりな新情報だ〜!

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はたして死の克服は希望なのか。賛同する人は、カリュクスのほかにいるのか。

カリュクスの目指す進化と、アレクサンドリアの民のためにカリュクスを止めたいスフェーン。

互いに譲れない、倫理に踏み込んだぶつかり合いになりそうで楽しくなってきた。

「みんなの笑顔を護りたい」と、本物のスフェーンもウクラマトのようなことを言う。

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先王からも出てきた言葉ではあるけど、本物スフェーンはたぶんウクラマトと国の在り方の話とかしていなかったので、素でそう思っているんだよね。

…国のトップが掲げる目標が別の国のトップと完全一致ってどうなの、とは思うものの。

遺体が消えるミステリー、なぜ死の不安を煽るのか、永久人の人数は明確に定めているのに選民しないのはなんでだろうなど、気になることを残しながら続きを待つ。

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