ポルトガル旅行で大活躍。タクシー配車アプリBoltの使い方や感想
ポルトガル旅行でタクシー配車アプリ「Bolt」を使ったので、Boltのインストール、利用方法、実際に使ってみての感想を紹介します。
Boltは日本でサービス展開していないため日本語対応していませんが、基本的にはUberやGrabと同じです。
Boltとは?
Boltはエストニア発のタクシー配車アプリで、ヨーロッパを中心に多くの国で使われている。
ヨーロッパの一部地域ではUberよりも主流と言われている。
UberやGrabに似たサービスで、事前に料金が分かる点や、競争力のある価格が魅力。
Boltアプリのダウンロードとアカウント登録
- アプリをダウンロードする
⇒ Google PlayやApp StoreでBoltをダウンロードする - アカウントを作成する
⇒ アプリを開き、電話番号かGoogleなどのアカウント連携で登録する - アカウントを有効化する
⇒ 認証コードを入力してアカウントを有効化する - 支払い情報を登録する(任意)
⇒ Payment → Add cardからクレジットやデビットカードなどを登録する
▼ 備考
- 支払い情報の登録までは日本でも可能
- 登録した名前、電話番号、メールアドレスはMy account → Personal infoから変更できる
- 海外でSIMを挿し替えて電話番号が変わっても、アプリはそのまま使用できる
Boltでタクシーを呼ぶ方法
- 出発地を設定する
⇒ GPSで現在地を検出するか、地図から選ぶ - 目的地を入力する
⇒ 「Where to?」欄に施設名や住所を入力して目的地を選ぶ - 車種を選択する
⇒ いくつか車種があるので、料金や乗車人数を見て選ぶ。基本的には最安オプションを選べばOK - 料金を確認したら配車リクエストを送信する
⇒ 車種と一緒に表示される料金を確認して「Comfirm order」をタップする - ドライバーがリクエストを受けるのを待つ
車種選択画面の参考画像↓
▼ 備考
- 配車までの待ち時間は、早ければすぐだが待つときは10分以上になることも
- 支払い情報を登録している場合、「Comfirm order」した時点で料金が決済される
- ドライバーがリクエストを受ける前にこちらが配車をキャンセルしたり、配車後にドライバーからキャンセルされたりした場合はすぐに返金される
Boltで呼んだタクシーの乗り方
- ドライバー情報を確認する
⇒ ドライバーがリクエストを受けると、アプリにドライバーの名前、顔写真、車の色、車のナンバーが表示される - 車の到着を待つ
⇒ アプリの地図上で、ドライバーの現在位置と到着予想時間がリアルタイムで確認できる - 車に乗る
⇒ 目的の車が来たらドライバー情報と一致するか確認して乗車する
▼ 備考
- 待っているあいだになにかあればチャット機能でやり取りする。定型文もある
- 乗り方の例としては、車が近づいてきたら手で合図し、ドライバーから名前と目的地を確認してもらう
- 大きな荷物があるときはトランクを開けてもらう
Boltで呼んだタクシーの支払いや降り方
- 料金の支払いについて
⇒ 支払い情報を登録していれば自動で決済されるため、目的地に着いたら車を降りるだけでOK。現金を選んだときのみドライバーに直接支払う - ドライバーを評価する
⇒ 車を降りたらアプリからドライバーの評価をつける
▼ 備考
- 料金の明細は登録したメールアドレスに送信される
- 過去の履歴はアプリの「My Rides」から確認できる
Boltの利点と注意点
▼ 利点
- 料金が事前に分かるので安心
- 目的地を口頭で伝えなくていいので便利
- 割引になるプロモーションコードが多い
- 正規タクシーより安いことが多い
▼ 注意点
- アプリが日本語対応していない
- ドライバーが英語を話せないことがある
- 施設によっては出発地が分かりにくい
最後の「施設によっては出発地が分かりにくい」というのは自分の体験から思ったことで。
最寄りの出発地が駅のそばの駐車場で、自分は駐車場の外で待っていたのにドライバーが駐車場の中に行ってしまった、ということがあった。
土地勘がないと、場所によってはピックアップ場所を間違える可能性があるので、なるべく施設の入口など分かりやすい場所を選んで待機するのが無難かなと。
ちなみにそのときはアプリのチャット機能で「駐車場の外にいる」と伝えて無事に乗れた。
ポルトガルでBoltを使った感想
ポルトガルでは正規タクシーのぼったくりが多いため、特にリスボン空港からの移動では配車アプリの利用が人気。
(国によってはちゃんとしたタクシーが推奨されることもあるので、事前に目的地のタクシー事情を調べるのがおすすめ)
深夜の便でリスボン空港に到着したときは、待ち時間5分ほどでドライバーとマッチングし、ドライバーと必要最低限の会話だけで宿泊場所まで移動できた。
ポルトガルだとリスボン空港の広告に初回乗車割引のクーポンコードが載っているので、飛行機を降りたときに探してみるといいかも。
配車までの待ち時間は場所や状況によって様々で、地下鉄ストライキに当たったときはマッチングしてもドライバーから何度もキャンセルされ、15分後にようやく配車リクエストが通ったことも。
ヨーロッパでは公共交通機関のキャンセルやストライキはよくあることなので、代替手段としてタクシー配車アプリを用意しておくのは有効だと思います。
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