【FF14】「黄金のレガシー」後半のメインクエストのゆるい感想
「黄金のレガシー」7.0メインクエスト後半のゆるい感想。
クエスト順に思ったことを思ったまま書いたものです。
Lv95クエスト以降のネタバレあり。
<全体的な感想>ふたりの兄さんの黄金のレガシー。メインクエストクリア後の感想
シャーローニ荒野
なんでエスティニアンはさ、
「あのオアシスに生息する体長10メートルの巨大サボテンがうまいらしい。一狩り行こうぜ、相棒」
みたいなこと言ってくれなかったの?
列車再開を手伝うだけ手伝って乗れなかった思い出だけが残った荒野だった。
トライヨラ襲撃~ドーム突撃
ストーリー中盤でなじみの都市が襲撃されて要人が死ぬ展開は暁月でも見たなと思いながらも、国王が王子に殺されたのはトライヨラの住人には衝撃だよなと。
死者は50人ほどと言っていた気がするけど、その中には小さい子の呼びかけに応えず倒れていたあのお母さんも含まれてるんだろうか…。
列車でドームに突撃する準備段階は、ウクラマトが試練で繋いだ協力関係がフル活用されていて感慨深かった。
大工の知り合いはいないか? の質問で冒険者がすっとぼけてウケブではなくマーブルと答えたときにウクラマトが「わかるぜ、人の名前を覚えるのは大変だよな」と言うの、何気に好き。
黄金のレガシーに登場する地名や人名や種族名、たくさんあって覚えるの大変だよな! って気さくに共感してくれる感じで。
列車突撃攻防シーンは、少し前に『マッドマックス:フュリオサ』を見てしまった影響で「こんなもんか」という感想。比較対象が間違ってる。
ソリューション・ナインなど
人々はレギュレーターで復活できるから死の恐怖は薄く、死んだ人のことは記憶から消されるから大切な人を失う悲しみもない。人生が終わったら永久人として再現される。
そんな人生… ぜったいダラダラ生きてしまう! と思ったけど、魂資源は働きに応じて支給され、永久人になれるのはごく一部。働かない者には相応の処遇のようなので、よくできた仕組みだなと感心した。レギュレーターをつけるつけないは自由みたいだし。
永久人を維持するためのエネルギーが生命力エーテルでさえなければ、魂が資源扱いされる世界があっても許容できたように思う。
リビング・メモリー
黄金郷の中は、黄金に輝く永久人の楽園だった。
「宮殿と見紛うほど壮麗な建物が並び、その中央には、ヨカフイ族すら仰ぎ見なければならぬほど、巨大な女神の像が鎮座していたそうだ」
とヴォーポーローが話していたとおりの場所だった。
リビング・メモリーはBGMがよくて。オーボエのソロで始まる曲に間違いはない。白鳥の湖とかバッカナールとか。
ターミナルをシャットダウンするたびに、美しい景観と永久人の姿が消えていくのはいい仕掛けだった。ターミナルという言葉がこんなにも物悲しく響く場所はない。
輝く景色のままフライングマウントで飛んでみたかった。
奇跡とは死後の世界で未練を果たすことではなく、自分の死後も自分の想いが受け継がれることだとオーティス。
とてもよい言葉ではあるが、オーティスがスフェーンと正反対の考えを表明するとスフェーンの孤独がより浮き彫りになった感ない?
永久人の中にひとりくらい「ぜったい死にたくない。スフェーン様の邪魔をするな」と冒険者たちに歯向かう者がいてもよかったのに。
ふと思ったけど望んで永久人として再現された人っているんだろうか。
ウクラマト、クルル、エレンヴィルがそれぞれ親の記憶と思いを受け継ぐ姿はぐっとくるものがあった。
死んでなお好奇心旺盛で、やり残したことがたくさんあると話すカフキワを見てると、人生無駄にせず生きなきゃって気がしてくる。
黄金のレガシーやって食べたくなったものは、タコスでもポップコーンでもなく…
アイス!!!
この夢のような多段アイス、永久人じゃなかったら糖質が限界突破するやつ。
ラスボス戦で主人公に戻る
大陸に生きる様々な部族の文化や歴史を知り、大切にしているものを理解し、大変なときには手を取り合って団結し、そうでないときは互いに譲れないものを護るために戦う。
これは冒険者がこれまでたどった路であり、グルージャジャもトラル大陸でたどった路。
新しい文化や価値観に触れられるのは楽しいものの、「黄金のレガシー」は新たな冒険というよりは見たことある要素をウクラマトで追体験するという感じだった。
冒険者というより傍観者みたいな。
それがラスボス戦で。
冒険者がアゼムのクリスタルを使うことで冒険者が主人公に戻った。
ちょっと傍観者の時間が長かったな。
なお、初見のエターナルクイーン戦では、途中の壁ドンギミックで見事に壁ドーンされて戦闘不能。蘇生もらって起きたら再び壁ドーンで戦闘不能。全員初見だったのでそのまま全滅。2回目はよけるぞ! と意気込んだものの浮力があることに気づかず壁ドーンで戦闘不能。蘇生もらって待機していればいいものを反射で起きてしまって即壁ドーンで戦闘不能。
そんな初見でのみ許されしクソムーブをキメてきた(当方ヒーラー)。
おわりに
この先は冒険者が主人公になって、鏡像世界での冒険が本格的に始まるのかなと思ったけど、星を救った冒険者と暁メンバーはキャラクターとしての成長要素が限界を迎えているので、このままの顔ぶれだと面白さに限界がありそう。
今後もゼロやウクラマトのような、主役を担う新キャラクターが物語を引っ張る構成になるのかもしれない。
次に向かうのはスフェーンが接続しようとしてた世界か、スフェーンのいた世界か、ぜんぜん違う場所か。
なんにせよ万能の物質エレクトロープ、プリザベーション、世界を繋ぐ力など、7.0の置き土産はバッチリ。
退屈で飛ばしたくなるクエストもあったし「どうしてそうなる?」と思ったシーンもあったけど、終わってみれば続きを楽しみに待つ、そんな「黄金のレガシー」でした。
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