【バルダーズ・ゲート3】ゲイル主人公のマインドフレイヤー版エンディング(1周目ゲイル24)
『バルダーズ・ゲート3』でゲイルを主人公にした場合のエンディングの、マインド・フレイヤー版について。
パッチ6で追加された要素もあわせて見てきました。
これより先ネタバレあり。
今回の概要
今回は最終決戦でゲイルがマインド・フレイヤーになったときのエンディングを見るためのプレイ記録です。
エンディングの分岐は人間版と同じで、自爆する、ミストラに冠を渡す、野心の神になる、ミストラと敵対する、が主な結末。
最大の見どころはミストラに冠を渡すパターンで、パッチ6でミストラがゲイルを人間に戻すエピローグが追加されました。
ほかの結末もマインド・フレイヤー独自の選択肢があり、各分岐で見たことや思ったことなど書いていきます。
最終決戦のキスシーン
アップデートが来て、最終決戦でのキスシーンがちょっと変わったらしい。
言われてみれば長くなった気がする。気のせいかもしれん。
なお、なんか知らんけど当ゲイルはシャドウハートの許可のもと自然の導くままにハルシンとも恋人関係である。
初めてハルシンを最終決戦に同行させたので、なんだこの空間は… と思ったけど、当シャドウハートと当ハルシンは双子のドラウと5Pした仲なので、なんも問題ないな。
ふと、今日死ぬかもという不安と恐怖をこの場で誰よりも感じているのはゲイルなんだろうなあと思った。みんなゲイルにやさしくしてあげて。
ゲイル、マインドフレイヤーになる
アストラル界で皇帝にイリシッドになるかどうか迫られ、味方3人に「お前の選択を信じる」と丸投げされ、ゲイルはマインド・フレイヤーになる。
右目は義眼だから白い |
そしてオルフェウスの脳を食った。レイゼルは決戦後に怒ってた。
カーラックに脳変性させたときもショックだったけど(ラファエル契約ルートでやった)、ゲイルが脳変性したときのほうがショックだった。
寄生生物の標本を使わずここまで来たのに、いきなり100%のマインド・フレイヤーになるのか~と何とも言えない気持ち。
でもマインド・フレイヤーになると上層地域で専用の選択肢や会話があるのね。
新鮮な気持ちで最終決戦に挑めたし、マインド・フレイヤーになるとはこういうことなのかという体験ができるので、主人公の脳変性は一度はやってみるといいと思う。
マインドフレイヤーの自爆
脳幹に着いたので、まずはネザリルのオーブを起爆しよう。
自爆の決意を伝えたときウィルが「こいつは俺たちで止められる。お前はそんなことしなくていい」という主旨のことを言ってくれて、まさに私の聞きたかった言葉だった。
(ほかの人はだいたい「えっ、ありがとう…」とか「偉大な犠牲だ」とかそんな感じ)
味方を安全な場所に避難させ、ゲイルはひとりで脳幹をのぼっていく……
ってマインド・フレイヤーなのに飛べないんか!
そして胸にナイフを突き刺し散っていくゲイル。
世界は救われた。
……。
マインド・フレイヤーになる意味なくない?
人間版との違いは、シナビとの会話の選択肢で「ウィザード1人の犠牲でフェイルーン全土を救えるなら悪くない話だ」が「イリシッド1匹の犠牲で…」に変わったことくらいかな。
ミストラに冠を渡す
それでは今度はネザーブレインを倒し、アブソリュートを滅ぼし、ミストラに会う。
冠を受け取ったミストラはゲイルの払った多大な犠牲(=脳変性したこと)に感心し、ゲイルに次のような提案をする。
イリシッドとしての生に救いはないが、私の力でお前の魂と人間性を回復させられる。定命の領域を捨てる覚悟があるなら、エリュシオンに一緒に帰ろう。
イリシッドのまま定命の者として生きるか、人間に戻る代わりに定命の領域を捨てミストラと共にエリュシオンに行くか。
エリュシオンに行く選択をしないと魂と人間性を回復してもらえない理由はよく分からないけど、なんにせよ究極の選択である。
ミストラとエリュシオンへ
ということで、まずは「エリュシオンに連れて行ってくれ」のパターン。
ゲイルは人間の姿に戻り、ミストラに手を引かれてエリュシオンへ行った。
ミストラはきっと、ゲイルがマインド・フレイヤーになってまで冠を手に入れて冠を捧げるとは想像もしていなかった。
これほど自分を犠牲にして使命を果たしたゲイルは、十分に罪を償ったと見なされたのだろう。
最後のゲイルの穏やかな笑顔には複雑な気持ちになる。結局ミストラのところに戻るのかーとか、待っている人(と猫)を捨てるのかーとか。
でも、あとで定命の者として生きるエピローグを見て分かった。
マインド・フレイヤーの人生は非常に厳しい。このゲイルにとって一番幸せなのは、ミストラとエリュシオンに行くことなのだ。
▼ 動画
その後。
ゲイルの魂だけ野営地に!
シナビがエリュシオンから魂だけ一時的に引っ張ってきたらしい。物を移動させることはできるけど、人に話しかけることはできない。
でも霊感(?)が強い人は魂の気配を感じてはいる模様。
シナビにクエストマーカーがついていたものの、こちらからは何のアクションもとれず、どうやって終わるのか分からないままエンドクレジットを見ずにメインメニューに戻った。
マインドフレイヤーとして生きる
次はミストラに冠を渡し、待ってる人がいるからと申し出を断るパターン。
パートナーとの会話や野営地の集まりを見て、マインド・フレイヤーになった以上、今までのように生きることは不可能なのだという現実を思い知る。
仲間と会話していたら、突然脳みそを食べたい衝動に駆られるんだもの。
ダイスロールに成功しないと仲間たちが敵対し、戦闘になってシナビに追い出されてエンドクレジット直行。
人生を犠牲にして世界を救った英雄がこの仕打ちだよ。
カーラックがマインド・フレイヤーになったときは、うまいこと脳の調達法を見つけたと聞いたので、イリシッドでもなんとか生きていけるのかなと思ったけど、どうやらそんなに甘くはないらしい。
衝動さえ抑えれば普通に野営地をまわれるので、野営地での話を。
マインド・フレイヤーになったゲイルに対してのターラは、何事もなかったかのようにいつもどおりだった。
選択肢もまったく同じ… と思いきや「お前もシャドウハートと俺を訪ねにくるといい。来たら喜びそうな猫がたくさんいる」という選択肢が増えてた。
パッチ6で追加された? 人間版を確認してないから分からん。
シャドウハートとはたくさんのペットとナイト・オーキッドの庭園がある田舎の農場で暮らしているようなので、それを受けて「猫がたくさんいるから遊びにおいで」とターラに伝えられるわけね。
でもターラは「はあ? 猫? そいつら火球で丸コゲにしたろか」とは言わなかったけど、ゲイルがほかの猫と過ごしていることに嫉妬してたかわいい。
しかしこの選択肢、パートナーによって内容が変わるってこと? 恐ろしい。
マインド・フレイヤーでもターラをなでられた。
ターラ以外で気づいた人間版エピローグとの違いは、エルミンスターからの手紙がなかったこと。
自爆以外の方法で解決してミストラに許してもらったのに、何も言ってくれないのひどくない?
マインドフレイヤーかつ野心の神
続いて、マインド・フレイヤーのまま野心の神になるパターン。
外見がメタリックになった。
野営地では、野心の神専用の選択肢とマインド・フレイヤー専用の選択肢が混在していて情報過多。
ターラには触手専用のセリフがあったけど、さっきはマインド・フレイヤーに変身したことについて何も言わなかったのに野心の神のゲイルに対しては昇格も変身も堕落だと嘆いていた。
全体的にちぐはぐな印象。
野心の神専用の呪文、姿の変容を使ったら目が光って、ちゃんとマインド・フレイヤー仕様になってた。
ホラー |
野心の神になっても脳を食べたい衝動は抑えられないようで、この神は大丈夫なのかなと心配になった。
(脳のターゲットがアスタリオンで、ナレーターが「アスタリオンの甘い脳は、他の者より少ししわが少ないかもしれないが」とか言うから笑った)
でも信者に供物として脳を捧げてもらえばいいのか…?
マインドフレイヤーでミストラ敵対
最後に、マインド・フレイヤーのままミストラと敵対するパターン。
ミストラの領域を奪おうとして、死んで、シナビと会話。
人間版との違いは、野望のために人生を犠牲にする価値はあったかとシナビに聞かれたときの選択肢が変わったくらい。
なんでこのゲイル人間なんだろ |
マインド・フレイヤーになった時点で魂は捧げていた、高みを目指さないといけなかった、と答えると、己の姿を忌み嫌いすぎてたんじゃん? イリシッドには魂がないけど汝には魂らしいものが宿ってたんじゃん? のようなことを言われる。
おわりに
何にせよ、マインド・フレイヤーになったゲイルはミストラとエリュシオンに行くのが一番よさそう。
マインド・フレイヤーになっても救いが残されていて、恵まれているかもしれない。
ゲイルはパーソナルクエストが最終決戦後まで続くし、エンディングは多様。ファミ通のクリエイターインタビューに、カスタムキャラクターで旅立つのがベストだけどオリジンキャラクターから選ぶならゲイルおすすめと書かれていた理由が今なら分かる。
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