【バルダーズ・ゲート3】鋼の衛兵の真相、クソ野郎ゴータシュ、カーラックの復讐(1周目ゲイル15)

バルダーズゲート3 アイキャッチ

『バルダーズ・ゲート3』の初心者が、何も分からず主人公にゲイルを選んで何も分からなかったなりに楽しく進めているプレイ記録。

鋼の衛兵工場を破壊し、ゴータシュを倒し、カーラックの運命がずしんと来た。

以下、ネタバレあり。

鋼の衛兵の真相

ガンドの家族を救出したので、再び鋼の衛兵工場へ。

よっしゃ鉄の玉座みたいにガンド全員助けてやるぞと調子に乗って挑んだものの、中にいる好戦的なガンドたちが自爆寸前の鋼の衛兵に自ら突っ込んでいって救いようがなかった。


この鋼の衛兵工場、思っていたよりドス黒い場所だった。

ザナーが言っていた。バルタザールの人質が工場に送られてきて、マークールの死霊術の実験をしていると。

ムーンライズでとらわれていたウールブレンたちは、ここに送られる予定だったのか。

手術台には脳みそのない死体がある。

取られた脳みそは、鋼の衛兵に使われている。

ガラスに詰められた脳が、衛兵として機能している…。

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鋼の衛兵というのは人の脳で動いていた!

元々の衛兵は胴体部分に小柄な人が入って操縦するものだったけど、ゴータシュが工場を乗っ取ったあとは衛兵を遠隔操作するよう変更されたらしい。

遠隔操作には、マークールの死霊術とイリシッドのサイオニックを使う。

人の首を切って脳を取り出して、幼生を植え付けた脳を瓶に入れてアブソリュートの集合精神の一部にして、頭のない死体は衛兵の胴体に入れて、エルダー・ブレインがサイオニックで瓶詰めの脳に命令を送って脳が衛兵に命令を伝える。

鋼の衛兵とはそういう仕組みらしい。

赤のオーリンもやべーやつだなと思ったけど、エンバー・ゴータシュも次元の違うやべーやつだったわけだ。

まあ、カーラックの心臓を本人の同意なくデヴィルに売って勝手にカーラックの寿命を縮めている時点でだいぶどうかしてる。

なんで人の命をゴミのように扱う野郎になったんだろう。その発端はきっと、ゴータシュの両親が借金のカタにエンバー少年を捨てたことなんだろう。

鋼の衛兵工場を破壊する

鋼の衛兵の中枢ニューロサイターのある部屋で、鋼の衛兵3体とタイタンを倒す。

加速ゲイルが連鎖電撃と電撃を使って1ターンで150ダメージ与えるのは爽快だった一方で、衛兵の中身が人だと思うと複雑な気分。今さらだが。


この部屋にある、ケセリックがゴータシュに送った自動人形の部品、アンダーダークの秘術の塔にいたバーナードじゃん。

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鋼の衛兵工場はおもしろいな。

ザナーのいた部屋の机でヘヴィ・クロスボウのクラフトもできるし(衛兵のクロスボウの設計図+鋼の衛兵の腕+照準器)。


鋼の衛兵の中枢、ニューロサイターに到着。

ここにルーンパウダーを仕掛けてもいいみたいだけど、ザナーがどうにかできるみたいなので任せた。

工場爆破。鋼の衛兵は機能停止。

外でウールブレンたちと会話。

ウールブレンは、ゴータシュに協力して鋼の衛兵を作っていたガンドを憎んでいる。家族を人質にとられていたガンドの事情には聞く耳を持たない。

バーカスがウールブレンに物申し、バーカスが鉄の手のノームの指導者になり、ウールブレンを追放して一件落着。

風車でぐるぐるまわっていたバーカスがこんなに頼もしくなるなんて。

ヴァンパイア・スポーンの襲撃

大休憩の就寝後、アスタリオンの兄弟姉妹スポーンが野営地に現れる。

カザドールはアスタリオンがどこにいるかずっと知っていたと聞いて、我々の居場所を知らないやつはこの世界にいないんじゃないかと錯覚しそう。オーリンにも野営地の場所バレてたし。

アスタリオンは儀式でアセンダントになると宣言。

たかがスポーンが死ぬだけ、誰も優しい言葉をかけてくれなかったと本人は言うけど、今のアスタリオンは人に優しくされることがどんなものか知っている。

同じ苦境を味わったスポーンたちを犠牲にできるのかな。

ところで今いるエルフの歌亭の野営地、スポーンたちの血にオーリンの手紙の血にイエナの死体の血で血痕だらけなんだけど、どうにかならんかな。

ゴータシュをフルボッコにする

砦の裏側からのぼっていけばゴータシュの居場所に直行できるなど気づかず、正面から竜岩砦に入って燃える拳を蹴散らして大惨事になっている大広間を抜けてゴータシュのいる部屋へ。

カーラックがゴータシュと最後の言葉を交わす。

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10年前のカーラックは、ゴータシュのために仕事をしていた。誰よりも信じていたゴータシュが、自分の心臓を奪うなんて考えもしなかったのだ。

ゴータシュがなぜカーラックの心臓を奪ったのか。ゴータシュはザリエルから何を得たのか。そのあたりは明かされないが、カーラックは「悪に真意などない。悪はただ悪」と割り切る。

そうなんだろう。ゴータシュは人を人だと思っていない。

カーラックの怒りが爆発して戦闘開始。

エンバー・ゴータシュは、本作のクソ野郎選手権で優勝争いができるクソ野郎だ。

そんなクソ野郎のエンバーくんを、オットーの我慢できぬ踊りで完封し、パーティメンバー4人でフルボッコにした。

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レベル6呪文のオットーの我慢できぬ踊り、初めて使ったんだけど強力すぎない?

エンバーくんずっと踊って何もしてこない上に、こちらの攻撃はすべて有利。

使用者の精神集中を維持できれば、目標はセーヴィング・スローに成功しない限り10ターン踊り続ける。

取り巻きを倒してしまえば精神集中が切れる心配はなく、攻撃し放題。

投擲で伏せ状態になり、起き上がっては踊り、投擲で伏せ状態になり、起き上がっては踊る。

それがエンバー・ゴータシュの最期だった。

クソ野郎の野望を粉砕し、ネザーストーンを手に入れた。

炎の友、完了

ゴータシュを倒したあとのカーラックは、いい話では全然ないけど、本当によかった。

復讐を終えたカーラックに残ったものは、ゴータシュが死んでも自分はもうすぐ死ぬという変わらぬ運命だけ。

ゴータシュが罪を償うことはないし、ゴータシュが奪った人生も戻ってこない。10年苦しんで孤独に耐えて、結局死ぬだけ。他のみんなは楽しく人生を続ける不公平感。

繰り返された孤独という言葉、死にたくないという本音が重い。

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苦しんでも悪を倒しても何も報われず、今すぐ死にたいとこぼしつつ、「でもそれじゃ誰がこの街を救うの」と頭を冷やしに野営地に向かうカーラックが印象に残る。


野営地に戻ったカーラックは、明るい表情に戻っていた。

最悪な状況だけど私は無事だし、こんな逆境なのに幸せだと。

「私と一緒にいてくれる? 私が行かなくてはいけない時が来たら」という質問って、私が死ぬときは一緒にいてほしい、ってことだよね…?

とても光栄だけど、とても悲しい質問。もちろんと答える。

ウィルは自身の経験を踏まえて、考えたくなくても運命を受け入れるしかなかったと話していた。

カーラックもひとしきり悲しんで後悔したあと、自分の死ぬ運命を受け入れて、残りの命をバルダーズ・ゲートを救うために燃やそうとしている。

自分の生きた証を残そうとするかのように。


クエスト「炎の友」が完了した。

カーラックのクエストは、カーラックの心臓を元に戻すのが最終目標ではなく、カーラックの死ぬ運命をカーラックと一緒に受け入れることだったのか。

アヴェルヌスに戻って生き延びる道もあるのだろうけど、嫌いな場所で孤独に長生きするよりは好きな場所で好きな人たちのそばで楽しく生きてほしい。

ああ、オーリンに拉致されたレイゼルからカーラックに対する言葉が聞けないなんて、って思ったけど、よく考えたら私はゲイルのそういうコメントを今まで一度も聞いていないので、レイゼルのコメントのひとつやふたつは些末なことだった。

ゴータシュの資料や死者との会話

話は竜岩砦のゴータシュに戻る。

ゴータシュの部屋にある大量の資料が興味深すぎる。

加速版大構想について書かれたものには、ベハルやマークールを崇拝している味方も最終的には俺に従わなければならないとあった。

つまり戴冠式でゴータシュと同盟を結んでも、最終的にはゴータシュに裏切られることになっていた可能性が高いってことだ。

ほかに、ゴータシュがアストラル・プリズムを知った経緯とか、オーリンとケセリックと同盟を結んだ経緯とか、いろいろあった。

ゴータシュと最初に協力関係にあったベハルの子は、オーリンじゃなかったらしい。


カーラックのことは本当に気の毒なんだけど、ゴータシュはゴータシュでおもしろいよね。

野心家で狡猾で手段を選ばなくて。たぶん目立ちたがり屋で。

親に捨てられた少年がバルダーズ・ゲート大公にまで上り詰めたんだから、それはそれはすさまじい努力と犠牲があったに違いない。


物色を終えたあと、ゴータシュに死者との会話を使ってみる。

ゴータシュの魂は何を語るのかと楽しみにしていたら、「我が名はベイン」と返ってきた。

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ゴータシュの主人で死せる三者のベインが出てきてたまげた。

ベインを裏切ったゴータシュの魂は、おとがめにあっているらしい。

ゴータシュが何を裏切ったのかよく分からないけど、役目を果たせず死んだことか、バルダーズ・ゲートの支配者になるだけでなく自ら神になろうとしたことか。

マークールやベハルと同盟を結んだ理由を聞いたら、定命の者をイリシッドにすれば彼らの魂をその守護者から取り上げることができる、と返答。神様の権力闘争ね。

ゴータシュを倒したことや、力への欲求がゴータシュを上回っていることからベインには好感を持たれているようで、ネザーストーンでブレインを乗っ取って感染した軍団を解き放てばベインの選ばれし者にするというありがたい(?)お言葉を頂戴した。


では、オーリンの居場所を探るため、ゴータシュの手を持ってベハル信徒の殺人法廷に行ってこよう。

続き:殺人法廷、ベハルっ子オーリンから人質救出、5000Gの彫像


主人公ゲイルのプレイ記録

  1. キャラクリをあきらめた初心者はゲイルを選び、仲間に首を噛まれた
  2. 眼球をくり抜かれたり、シャドウハートと接近したり
  3. 野営地のパーティーで誰と過ごすのか。思ってた展開と違った
  4. アンダーダークへ。助けたノームと再会する
  5. ギスヤンキのクレシュへ。遺物のことを知る
  6. エルミンスターがミストラの無茶振りを伝えにきた
  7. 影に呪われた地へ。アスタリオンの背中の傷の意味が判明
  8. 影のウィーヴを飲み込むか、浄化するか
  9. パートナーの決定、シャドウフェルでのシャドウハートの決断
  10. マインドフレイヤーのコロニーでアブソリュートの正体を知る
  11. ピエロのフェイスペイント4人組で行くリヴィントン
  12. ウィルの人生最大の決断にウィルが何も言わない件
  13. 下層地域に到着。カーサス年代記、メイリーナの強メンタルなど
  14. 鉄の玉座脱出ゲーム完遂、オーリンの成りすましが鬱展開
  15. 鋼の衛兵の真相、クソ野郎ゴータシュ、カーラックの復讐
  16. 殺人法廷、ベハルっ子オーリンから人質救出、5000Gの彫像
  17. 悲嘆の館、シャドウハートの喪失、喪失の鏡リセマラ
  18. ジャヘイラとミンスク関連、毒親カザドール、アスタリオンの自由
  19. バルダランの試練ゴリ押し、ウィルの将来や目標のこと
  20. ラファエルのラファエルによるラファエルのための希望の館
  21. ミストラ謁見、オルフェウス解放、ネザリルのオーブどうする
  22. ゲイル主人公のエンディング分岐と感想

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