【FF14】パワーをメテオに。パッチ6.4メインクエストなどの感想

6.4感想 アイキャッチ

2023年5月23日にリリースされたFF14のパッチ6.4「玉座の咎人」の感想です。

パッチ6.4のメインクエスト、討滅戦、パンデモニウム天獄編のネタバレがあります。

6.4メインクエストの覚え書き

次のパッチが出るころにはメインクエストの内容を忘れていそうなので、話の流れをメモ。


  • ゼロは強さでも契約でもない繋がりが何なのか知りたい。
  • ゴルベーザとアジュダヤはヴォイドの月にいる。こちらの月にゲートを開けてヴォイドの月へ行こう。方舟計画で月への移動に使う予定だったエーテルをハーム島で入手し、ガレマルドへ運ぶ。
  • バブイルの塔のエーテル射出機能を使うためには、ガレアン・コミュニティの許可がいる。他国の者に帝国の所有物を使われることに強い拒否感を抱くガレマルドの政務官に対し、ヴァルシャンはラザハンとガレアン・コミュニティの通商条約の締結を建言し、バブイルの塔の利用権を得る。
  • ゼロは友の意味を知る。
  • ゲートが開通し、一行はヴォイドの月へ。ヴリトラはアジュダヤとの再会を果たすが、ゴルベーザによってアジュダヤが妖異化。さらに、大穴にあったゾディアークの残り物(エーテル)にアジュダヤが取り込まれ、世界の壁をも破る大妖異ゼロムスが誕生。
  • ヴォイドでゼロムスを倒せばアジュダヤの魂を引きはがせる可能性がある。ゼロムスに近づくため、第一世界の強い光を使おう。ヤ・シュトラは調べ物、エスティニアンは鍛錬、ゼロも鍛錬してパッチ6.5を待つ。

今後の仕込みっぽい要素:

  • エレンヴィルの里帰り
  • クルルの机にあった封書っぽいもの
  • サンクレッドとウリエンジェに来た「あの話」
  • ヤ・シュトラの次元跳躍の理論はどこまで進むのか

ラザハン太守の提案

今回のメインクエストでもっとも印象的だったのは、ヴァルシャンがラザハンとガレアン・コミュニティの通商条約を建言したシーン。

丁寧な対話と調査でガレアン・コミュニティとの妥協点を見出したことはもちろんだけど、

「取引を五分に行うからこそ、対等な関係でいられることを、異界の仲間に教えられたのだ」

というヴァルシャンの言葉が染みる。

ヴァルシャン 画像

要求には見返りを、というヴォイド文化(?)のいい部分を取り入れつつ、ラザハンとガレアン人の双方に持続的な利益がもたらされるよう考えられた提言で、多様な文化を受け入れて発展してきたラザハンならではの発想だと思う。

また、ヴァルシャンがゼロを指して「仲間」という言葉を使い、そのあとユルスがゼロを「信頼してる」と言い、ゼロが答えにたどり着くのがよい流れ。

ゼロのさらなる変化

前回、ガレマルドでの出来事でじわじわ変化の兆しが見られたゼロ。

今回も冒険者たちに恩返しをしようと進んで協力してくれる人々に会い、ガレアン・コミュニティとの交渉を目の当たりにし、さらにサンクレッドやユルスとの会話を通じて、ゼロはついに「信頼」「友」「仲間」が自分の求めていた答えだと悟る。

ゼロ 画像

「おのずと信じることができる、そんな相手を、友と呼ぶのか……!」

がゼノスとリンクしたときは「え、そうだったの??」と混乱したものの、ずっと知りたかったことをゼロが知れたのはよかった。

目に見えない曖昧なものへの理解を深めたゼロなら、きっと刺激的で分かりやすい激辛グルメ以外の喜びを見つけられると思う。生きて原初世界に定住してほしい。

6.4の最後に、ゼロムスを倒せばアジュダヤの魂を引きはがせる可能性がある、アジュダヤの魂が自分が何者か知る必要がある、そのときが来たらお前が呼びかけろ、とゼロがヴリトラに伝えたシーンは感慨深い。

もうゼロは対価など求めず、すべきことを進んで仲間に伝えている。

月でサポーターとの模擬戦を買って出たのもそうだけど、ゼロなりに信頼に応えようとしているのがうかがえる。

ゴルベーザをかたる者

パッチ6.4のPVでゴルベーザが「パワーをメテオに!」と叫ぶのを見て、「それゴルベーザのセリフじゃないから!」とひとりで突っ込んでいたのですがね。

パワーをメテオに FF4 画像

ヴォイドの月で、ゴルベーザはゴルベーザの成りすましだったことが判明。

討滅戦のゴルベーザはゴルベーザの相棒だった人物なので、「パワーをメテオに」と発言してもまったく問題なかった。よくできている。

6.4 ゴルベーザ 画像

(ゼロがかつて2人組の誘いを断った、と話していたけど、そりゃこの見た目の2人組に勧誘されたら断るわなって思った)

互いが利益を得られるよう対話と理解で妥協点を見出したヴァルシャンと、手段を選ばず一方的に異界を侵略しようとするゴルベーザが対照的。

何がゴルベーザをそうさせたのか。

光のない世界の者にしか分からない苦しみに加えて、信頼していた相棒に何かあったことが原因なのだと思うけれど。

あと、相棒がなぜ英雄と呼ばれていたのかとか、彼らおよびゼロの本名が次回明かされるのかとかも気になる。

パンデモニウム天獄編

パンデモニウムでも、ふつうにメインクエスト級に星の危機を迎えていて笑った。

アテナがどこまでも自分の欲求しか興味なくて、無慈悲で母性のかけらもないところは見事だった。ハイデリンと真逆?(でもやってることは似ている)

エリクトニオスは、生まれたときから「こういう存在であれ」と母アテナに決められていたという。

そんなエリクトニオスも、転生した自分の魂がパンデモニウムの危険性を察知できるよう細工し、クローディエンの運命を決めていたというのが、ある意味アテナと似たようなことをしている気がする。まあ、星のためか自分のためかの違いは大きいけど。

ちなみに私は、新生から漆黒のメインクエストを駆け足で進めた弊害で、

黒聖石サビクなにそれ、なんでラハブレアは魔科学研究所にいたんだっけ、なんでエリディブスは記憶なかったんだっけ…

と、エリディブスに負けないくらい記憶が欠けているので、イチからメインクエストをやり直したほうがいいかもしれない。


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