【聖闘士星矢: Knights of the Zodiac】シーズン2 バトル・サンクチュアリ(1~12話)感想
『聖闘士星矢:Knights of the Zodiac』シーズン2(1~12話)の感想です。
笑ってしまう場面もたくさんありましたが、黄金聖闘士はキャストの豪華さと黄金聖衣のツヤ・質感が相まってかっこよさしかない。
以下、ネタバレあります。
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各話の感想
1~12話の簡単な感想。
1.十二宮
- 開始2分で黄金聖闘士(デスマスク)が黄金聖闘士(老師)に必殺技を使う展開に笑った
- デスマスクがこれから使う必殺技について懇切丁寧に説明していて笑った
- 白銀聖闘士(名前忘れた)の技が1分で青銅聖闘士たちに見切られて笑った
- ムウの戦う姿がこんなに早い段階で見られるとは
- ムウがコスモの極意はセブンセンシズだと星矢たちに教えていて親切
- どうしてムウは沙織さんを白羊宮の中じゃなくて外に寝かせるのか(辰巳が時計を見られるように?)
2.セブンセンシズ
- アルデバランが教皇に心酔する理由がちゃんと回想シーンで描かれた
- 黄金聖闘士しか体得していないというセブンセンシズに星矢がさっそく目覚め始める展開の早さ
- 星矢の言葉を聞いて、自分の目でアテナを見て考えようとしているアルデバランがえらい
3.アンドロメダ島
- アフロディーテがバラ1本で白銀聖闘士ダイダロスの技を止めたのに笑った
- 教皇は気高いがトゲがある、ゆえに教皇はバラに等しく美しい、という強引なアフロディーテ理論に笑った
- ダイダロスがジュネの顔に触れるシーンは、一見するとおじさんが未成年に手を出しているように見えるのだけど、公式のキャラクター紹介によるとダイダロスは19歳でジュネと5歳しか変わらないっていう…
4.氷の心
- 氷河、瞬の制止も聞かず幻影のジェミニに技をぶっぱなして瞬を巻きこみながら返り討ちにあってアナザーディメンションで異次元送りにされたと思ったらシベリアでマーマに会いに行っていて笑った
- そしてシベリアまで弟子を迎えに来てマーマの船を沈めた我が師カミュ
- 「感情を捨てろ」と言っておきながら、氷河を氷の棺に入れるときのセリフと演出が最高にエモいのがなんともカミュっぽい
5.黄泉比良坂
- 積尸気冥界波であの世に送られた紫龍が、沙織さんの幻影に「今すぐ巨蟹宮に戻るのです」と言われてすぐ巨蟹宮に戻ってデスマスクがびっくりしているのに笑った
6.紫龍復活
- 正義のために戦うはずの黄金聖闘士になぜデスマスクのような邪悪な者が? という疑問を黄金聖衣に直接問いかける紫龍がシュール
- そして黄金聖衣がデスマスクからはがれたけど「今さら気づいたの?」感はある
- でもデスマスクは悪役っぽさがあり、紫龍としっかり戦う場面もあって全体的によかった
7.獅子の戦い
- 教皇の入浴シーン健在
- 10年以上前に初めて原作を読んだときはサラッと流していたけど、アイオリアが「お前の流星拳は1秒間に100発だが、俺の拳は1秒間に1億発」ってドヤ顔で言うの名台詞すぎる
- 幻朧魔皇拳ってほんとおそろしい技だし、解除方法が目の前で人が死ぬことっていうアイデアが天才的
8.骸骨聖闘士(スカルセイント)
- ミロ&アイオリアの「俺たちに話し合いなど無用。拳で決着をつける!」という崇高な脳筋発言にしびれる
- やっぱ魔鈴さんは星矢のお姉さん設定なんだろか
- 処女宮の前座が長い
9.鏡の中の敵
- 引き延ばしフェーズ臭
- ムウとアルデバランの戦闘シーンが増えた
10.もっとも神に近い男
- ジュネが一皮むけ、もはや凍ったままの氷河より活躍している
- 満を持しての処女宮、瞬のピンチに完璧なタイミングで入場する一輝兄さん
- シャカの六道輪廻から舞い戻った一輝兄さんの鳳凰幻魔拳でシャカの兜が飛んでシャカの髪の毛とマントがファサッ…てなるシーンがとてもきれい
11.天舞法輪
- 相手を違う世界に送り込むとか相手の五感を奪うとか、ちょっと何してるかよく分からない技を繰り出すシャカと、それらをことごとく乗り越えてくる一輝兄さんの戦いは、この先100回リメイクされたとしても見たい
- シャカは技も特徴的な上、糸目キャラでもなんでもないのに目を開くこと自体に特別な意味がこめられているのが反則よな
12.聖域(サンクチュアリ)の秘密
- アナザーディメンションで氷河が飛ばされたのがシベリアになったせいで、氷河が凍らされた場所が天秤宮だということが12話まで分からなかった(すっかり忘れてた)
- ライブラの12の武器から正しい武器を選んで氷河を氷の棺から救い出そう! 失敗したら氷河は死ぬよ! という、バラエティ番組の企画のような展開に笑った
- ムウたちがスターヒルの頂上に到着し、本物の教皇は殺されていた、じゃあ今の教皇は誰だ? とミステリ風味をかもしておもしろかった
- 辰巳は7時間のあいだ片時も離れず沙織さんに付き添っていて献身的
氷河は相変わらず薄遇
女性キャラクターの活躍の場を増やすためか、瞬の姉弟子であるカメレオン座の青銅聖闘士ジュネの出番が大幅に増えた。
この点は時代にあわせた改変だとして。
対照的に、氷河は何か悪いことしたのかというくらい出番がない。
5~11話まで登場すらしない。12話もセリフないし。
話の流れ的には仕方ないのかもしれないけど、ムウたちがスターヒルに行くくだりや処女宮に入る前の引き延ばしが入った影響で、より出番が少なくなった印象を受ける。
思い返せばパート2でも氷河は技の使用回数が6話中1回で、瞬に比べて活躍の少なさが目立っていた。
関連記事:【Netflix版聖闘士星矢】S1の11・12話感想。グラードがつまらない理由
せめてミロと戦うところまでやってくれれば氷河の存在感が出たのに。
英語版も見たい
シーズン2はU-NEXT、ABEMA、Hulu、dアニメストアなどいろいろな方法で見ることが可能になった一方で、今まで独占配信だったNetflixでは見られなくなった模様。
(今回私は解約したU-NEXTを再開して視聴)
つまり、シーズン2の英語音声版を視聴する方法がない?
前回、元の脚本である英語版と比べるのが楽しかったので個人的には残念。
シーズン1で、日本語版はセリフを大幅に原作に寄せているなと思ったので、シーズン2も英語と日本語でかなりの違いがありそう。
グローバル展開したコンテンツだからこそいろいろな大人の事情があるのかもしれない。
このシリーズは白銀聖闘士編で打ち切られたかなと心配していたので、こうして無事に十二宮編が配信されてよかったです。
きっと私の知り合いのモロッコ系フランス人(聖闘士星矢とFF7の大ファン)もこの地球のどこかで喜んでいると思う。
次はギャラクシアンエクスプロージョンを見られることを楽しみに、続きを待ちたいと思います。