【FF14】オーケストラコンサート2022に行ってきた。当日の雰囲気や全曲感想
2022年12月17日と18日に開催された「FINAL FANTASY XIV ORCHESTRA CONCERT 2022 -Eorzean Symphony-」。
このたび初参戦してきたので、当日の様子や演目について振り返ります。
※コンサート全般のネタバレあり。また、クエスト進行状況によっては曲名がネタバレです。
会場の様子
FF14のオケコンも東京ガーデンシアターも初めてだったので、ざっくりと今後役立つかもしれないことメモ。
- 同行者がいる場合は事前にチケット分配を済ませておくとスムーズ
- 入場時にチケットを読み込むとチケット画面が変わって座席の確認に手間取るので、座席番号が書いてある画面をスクショしておくとよい
- 大きな荷物はロビーに入ったところで係員さんに預かってもらえる。帰りは外で荷物を受け取る(ほかの公演だとどうなのだろう?)
- 座席間隔は狭いので、人が通るたびに立つ必要あり
- 最前列は座ったままでも人が通れるけど、荷物を足元に置くと通れなくなる(場所による)
- 休憩時間中のトイレはすごく並ぶらしい(隣の席の女性が「15分かかった」と言っているのが聞こえたので。休憩は20分間)
- ホール内は飲食禁止
- 演奏中の撮影・録音は禁止だけど、演奏終了後に撮影OKタイムがあった
入場前の雰囲気としては、ホールの隣にある商業施設、有明ガーデンのBGMがFFXIVになっていたのがおもしろかったです。
エルピスの花を大事そうに持って歩いている冒険者がたくさんいて、ほほえましい光景でした。
ホールに入場するまでは人の波に流されながら進んでいく感じでしたが、普段ほぼ誰とも交流せずゲームしている自分は、この波を構成するすべての人が光の戦士だという事実にただただ驚いていた。
第一部:新生 / 蒼天 / 紅蓮編
第一部の演目は新生・蒼天・紅蓮編の曲から。
司会進行は吉田プロデューサーで、祖堅さんも会話に加わるときが。
なお、私の席はどこだったかというと、バルコニー1階の最前列というめちゃくちゃいい席でした(たぶん初回の抽選販売に当選したから)。
天より降りし力
- イベント戦や一部のFATEや改修前のカストルム・メリディアヌムなどで流れていたような気がする曲
- 演奏はスピーカーごしに大音量で聞こえ、厳密には生演奏ではないというのがイメージと違ったけれど、演奏がよすぎたのでそんなことはすぐどうでもよくなった
- そもそも8,000人収容ホールなので、音響面ではできる限りのことをしたんだろうなと思う
- オケもよいがコーラスがかっこよすぎる
希望の都
- ウルダハのBGM
- グリダニアとリムサ・ロミンサが嫉妬するようなオケ映えする曲
静穏の森
- 黒衣森のBGM
- 静けさと美しさと神秘的な雰囲気
- 全演目を通じて気分が落ち着いていられる唯一の曲だったかもしれない
究極幻想
- アルテマウェポンのBGM
- コーラスがかっこよすぎる
Dragonsong
- ニーズヘッグ戦などで聞ける蒼天のメインテーマ
- アマンダさん登場
- アマンダさんの歌がうますぎる
Heavensward
- 蒼天のオープニングムービーで聞ける曲
- 1曲で起承転結があり聞いたときの満足感が高い
- 蒼天のイシュガルドを丸ごと思い出せる(気がする)
英傑 ~ナイツ・オブ・ラウンド討滅戦~
- ナイツ・オブ・ラウンド戦のBGM
- 男性コーラスが輝く曲で、蒼天騎士団の男性社会がいい感じに表現されているところが好き
- 低音群が激しく旋律を奏でる裏で高音系がすごい勢いで動いていたりして、オケとしての聞きごたえ見ごたえが抜群
鬨の声
- 紅蓮編3曲は事前の曲紹介で吉Pが曲名を間違えるというお茶目なアクシデントが
- 紅蓮ID3ボスのBGM
- メンタールーレットで紅蓮IDがよく当たるので最近ほぼ毎日聞いていたけど、勢いのある旋律とパワフルなコーラスは何度聞いても飽きない
塩と苦難の歌 ~ギラバニア湖畔地帯:昼~
- アラミゴといえばの曲
- フィールドの曲は戦闘やマウント騎乗やマップ移動でまとめて聞く機会が少ないのだけど、改めてちゃんと聞くとすごくよい
- ヌシ釣り経験者いわく、もう聞きたくない曲だとかなんとか(延々とこの曲を聞いた上にヌシは未だ釣れていないとか)
空より現れし者 ~次元の狭間オメガ:アルファ編~
- アルファ編で聞いたことあるような曲だったけど、零式に使われている曲らしくて初めて聞いた気がする
- え、零式でしか聞けない曲があるの? という事実に(この記事を書いている今)驚いている
第二部:漆黒 / 暁月編 & アンコール
第二部の演目は漆黒・暁月編の曲から。
司会進行は引き続き吉田プロデューサーで、祖堅さんもよく登場。
曲の合間にはゲストシンガーのジェイソンさんとアマンダさんの自己紹介も。
Shadowbringers
- 漆黒のオープニングムービーで聞ける曲
- ジェイソンさんの歌が音源そのままで圧倒的安定感
- コーラスがとてもいい
- 私が初めてFF14を起動したときに最初に流れたのが「Home~ Riding home~」の重厚コーラスだったので思い出補正がかかっている
To the Edge
- ウォーリア・オブ・ライト戦のBGM
- もう一度言うけどジェイソンさんの歌が音源そのままで絶対的安定感。音域すごい
砕けぬ想い ~ハーデス討滅戦~
- ハーデス戦のBGM
- エメトセルクの「世界は私たちのものだ」という揺るぎない意志と傲慢さが感じられる派手で壮大な演奏
- 演奏中は舞台スクリーンに奏者やゲーム内映像が流れているのだけど、この曲中はほぼほぼエメトセルク祭りだった
Tomorrow and Tomorrow
- ハーデス討滅戦の直後にアマンダさんの心に深く染み入るTomorrow and Tomorrowというジェットコースター
- アマンダさん歌うますぎる。やわらかなのに芯のとおった力強い歌声
- 曲後の自己紹介での笑顔がとてもチャーミング。これが初来日だそう
迷宮 ~ラヴィリンソス:昼~
- セットリストに載っていなかった曲
- 祖堅さんのオタマートソロを堪能する演目
- 音の外しっぷりに笑ってしまったけど、オタマートは音程をとるのがとても難しいらしいので、たぶんあのレベルで演奏できるのはすごい
- 第二部の構成は全曲メインディッシュという心が胃もたれするラインナップだったけど、そこにうまく小休止を挟んできた感じ
Your Answer ~ハイデリン討滅戦~
- ハイデリン戦のBGM
- 弦楽器、金管楽器、コーラスそれぞれに活躍の場があってオケ映えする曲
- 映像はコンテンツサポーターのもので、暁の各キャラの戦う姿がアップで映されて新鮮だった
Close in the Distance
- ウルティマ・トゥーレのBGM
- ジェイソンさんの歌、そしてエルピスの花の出番
- 指揮者の栗田さんの合図にあわせて最前列中央からエルピスの花のライトを灯し、うしろにどんどんエルピスの花の光が咲き広がっていく観客参加型演出
Flow
- 何度でも言うけどアマンダさん歌うますぎる
- 暁月の冒険の思い出に沈み込んでいく名曲
- 永遠に聞いていたい
ENDCALLER ~ゾディアーク討滅戦~
- ゾディアーク戦のBGM
- 一番楽しみにしていた演目。だがしかし休憩中にオケコンCDのCMで流れていて完全に初見未予習ということにはならんかった
- それでもコーラスとオーケストラの盛り上がりが熱い
アンコール:そして世界へ、終焉の戦い
まだ公演が残っている回の参加だったため、吉Pから「これから公演に来てくれるお客さんにも初見身予習で聞いてほしいのでアンコールのことはSNSなどに書かないでね」という通達があった。
もう全公演終わったのでアンコールについても。
アンコール(という名のプログラムの一部)は2曲。
おなじみのプレリュードの旋律が聞ける「そして世界へ」は、冒険はまだまだ続くんだぞと、暁月で終えた旅路の喪失感をスッと埋めてくれるような絶妙なアンコール。
そして最後の最後に「終焉の戦い」で新生~漆黒メドレーなのは締めとしておいしすぎると思う一方、このボリュームの演目を2日間で4公演やる出演者さんたちはすごいな、さすがプロだなと、かつてアマチュア楽団に所属していた私は感服の至り。
全体的な感想
エルピスの花は3人に2人くらいは持参していて、私は花を持っていない少数派でした。
持っていないのに言うのもアレですが、エルピスの花はもっと点灯OKな場面があってもよかったのではと思います。アンコールとか。
あと、吉Pと祖堅さんも土日の4公演フル出場だと考えると、働きすぎでは?
何はともあれ、3時間があっという間の贅沢なコンサートでした。
ライブ配信が実装されてほしい。
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