ファイナンシャル・プランニング技能検定2級に合格しました

FP2級合格記 アイキャッチ

2022年9月に受験したファイナンシャル・プランニング技能検定2級(FP2級)に合格しました。

合格記念として、受験しようと思った理由、勉強して変わったこと、FP2級をどう勉強したかなどについて書いています。

ちなみに受けたのは日本FP協会のほうです。

目的は金融リテラシー向上

FP技能検定はライフプラニング、保険、資産運用、税金、不動産、相続などお金に関することを幅広く学べます。

試験に合格すればファイナンシャル・プランニング技能士を名乗ることができますが、私はFP2級を取って何かしたいというわけではなく、お金全般の知識をつけることが受験の目的でした。

とはいえ、FP3級に合格したのは2019年。

なぜ3年もたってから2級を受けたのか?

当時は「お金の知識をつけといたほうがいいかな」くらいの感覚で受験して、2級を受けるつもりはなかったからです(で、勉強内容はほぼ忘れた)。

でも今はNISAを使い始めたり、周りで家を買うかどうかという話が出るようになったり。

相続もいつかは関わってくるから、知識のあるなしは大きいだろうと思うようになったり。

そんな感じで、金融リテラシーへの関心が高まったので2級を受験しました。

(2級は3級と重複する内容が多いので、2級を受験するなら3級合格直後が間違いなくラクです!)

勉強を始めてからの変化

FP2級の勉強をして知識が増えたのは確かです。

一例として、自宅ポストに入っていたマンション販売のチラシを見たときの私の反応を挙げてみます。

「月々の賃料と比較してみてください。月々のお支払い9万円で資産にもなりますよ」と書かれているのを読んで、

FP勉強前の自分は「やっぱり賃貸よりマンション買ったほうがいいのかな」

とふんわり思ったのに対し、

FP勉強後の自分は「チラシの金額には修繕積立金と管理費が含まれてないし、固定資産税も別途かかる。しかも変動金利で試算されてるから金利が上がったら返済額も上がる。不動産会社の煽りには要注意」

といろいろ突っ込めるようになりました。

あと税金や保険の話も以前より抵抗なく聞けるようになった。

FP2級に合格はしたものの

でも、FP2級に受かったからといって人の役に立てるわけではないようで(個人差があります)。

友人に「前の会社で確定拠出年金に入ってて、今の会社では入ってなくて、移管してくださいって書類が来たんだけど移管したほうがいいの?」と聞かれた私は「えーと…」と言葉に詰まり、Googleの検索窓に「確定拠出年金 退職後」と打ち込んでいました。

FP2級の勉強で用語はたくさん覚えたけれど、その制度がどう使われているのか、実際の手続きで何をするのか、そういった具体的な中身は分かっていないなと痛感。

もう少し詳しくなりたいなと思ったので、FP1級に向けて勉強するかもしれないです。

FP2級の勉強について

試験勉強は独学で、使ったのは「みんなが欲しかった!FPの教科書・問題集」です。

3級の勉強時も同じシリーズで合格できたので、迷うことなく書店で選びました。

教科書も問題集も凶器になりそうなくらい分厚く重いですが、持ち運びしやすいように分解できるようになっています。

試験問題のいくつかは問題集で見た問題が数字だけ変わって出題されていたので、問題集を繰り返し解くのはかなり有効でした。

ただ、教科書は重要事項だったりよく出題される数字だったりが色つきや太字で書かれているのですが、問題にはそうでない部分もたくさん出てきます。

装飾に惑わされないことも重要。

試験当日は「こんなの教科書で見たことないが」と思う問題がいくつかあってどうなることかと思いましたが(債券のイールドカーブとか)、学科も実技も7割正解していて、合格ラインの6割を超える点数が取れました。

満点を目指すとかではなければ、市販の教科書・問題集で十分だと思います。


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