【FF4ピクセルリマスター版】パロムとポロムの例のシーンに感動しなかった(プレイ日記3)
ピクセルリマスター版『ファイナルファンタジーIV』プレイ日記その3。
前回レベル56にしたパロムとポロムがバロンで大活躍。
そしてバロン城での感動シーンは、深読み(妄想ともいう)していたら全然感動しなくなりました。
ストーリーのネタバレあり。
バロンでゴリラモンクが仲間になる
ミシディアからバロンの町へ。
酒場で、バロン王の手先状態になったヤンと戦闘になる。
ふつうのレベルだとヤンを倒せないまま戦闘終了になる、が。
レベル56のパロムがフレア、同じくレベル56ポロムがホーリーを連発してヤン撃破。
フレアとホーリーを何発も耐えるヤン強すぎ。
正常に戻ったヤンが仲間になり、メニューを開いて私は衝撃の事実に気づく。
ヤンの…
ヤンのレベルが、
54になってる!!!!
船で別れたときはレベル14だったのに、なんでこの短期間でこんなゴリラになった???
どうやら離脱中のメンバーにも経験値が入っていることが原因らしい。
FF4はパーティの生存メンバーで経験値が等分される仕様で、生存者を減らして戦えば戦闘不能者には経験値が入らず、そのぶん生存メンバーに入る経験値が増加する。
そして、離脱メンバーにはその増加したぶんの経験値が入るとのこと。
参考:システム/【パーティー外成長】 - ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki*
つまり、試練の山でパロムとポロムが2人で荒稼ぎした経験値がヤンに入ってこうなったようだ。
へー、パーティ外成長のこと知らなかった。
ということは、この先ローザとカインとリディアも再加入するときはえらいムキムキになっているのか…。
それにしても、主人公がレベル13なのにパーティの平均レベルが40.6だなんてどうかしている。
パロム無双
バロンの地下水路に行く前に、ミストの村に寄り道。
武器屋でダンシングダガーを買い、パロムを前列にして物理攻撃させるという普段やらないことをしてみる。
ふつうにザコを一撃で倒せてセシルより強い。
バロン城に着き、ベイガンはパロムのメテオで瞬殺。
ゴルベーザ四天王のひとりで、バロン王になりすましていたカイナッツォはパロムのフレアで瞬殺。
この時期に9000台のダメージは破格の強さ。
パロムとポロムをレベル56まで上げる必要があるかといったら、ゲームをクリアするだけならまったくないの一言だけど、強い双子を堪能できて楽しかった。
パロムとポロムの自己犠牲を見てゾッとする
カイナッツォを倒すとシドが現れ、飛空艇に案内される。
が、寂しがり屋のカイナッツォが大掛かりな壁ドン(壁のほうがドンしてくる)をしてきたため、パロムとポロムが自らを石化してセシルたちを守る。
FF4感動シーンのひとつである。
感動シーンではあるけど、改めてこのシーンを見た私は感動するよりもゾッとした。
パロムとポロムは自分たちの命の重さなどは深く考えず、ただセシルを守るためという単純で純粋な意志のもと犠牲になったのだとは思う。
でもその裏には、パロムとポロムにブレイクを教えた大人がいる。
その人物は果たして、パロムとポロムが自分たちにブレイクをかけるという危険行為を想定していたのだろうか。
飛空艇で移動できるようになったあと、ミシディアの長老と話すと、
「そうか…あの二人は最後にこのワシを超えてくれたか…。」
と感慨深そうにつぶやく。
これを聞いて、パロムとポロムにブレイクを教えたのは長老なのだろうなと推測するわけだが。
5歳の子供が自己犠牲したことに対して、教え子が自分を超えたと自己満足する長老ってちょっと恐ろしくない?
まあ、長老の発言はふたりの石化を治す自信あってのものなのだろうし、戦いで犠牲になることを心配していたら試練の山にもバロンにも行かせるわけはないのだけど。
ただ、長老が5歳のキッズに戦闘員としてのあれこれを叩き込んでいると妄想すると、ミシディアってけっこうすごい場所だなと勝手なイメージがむくむく膨らんでいく。
以上、ひねくれた深読みでした。
- 「うわあ」芸人ギルバートのセリフに泣いた日
- 試練の山でパロムとポロムに全魔法を習得させる
- パロムとポロムの例のシーンに感動しなかった
- ゾットの塔でカインの心中お察ししてみる
- セシルよりHPが高いリディアとバブイルの塔や月へ
- カインとエッジの対比構造がおもしろい
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