【エルデンリング】灰都で金仮面卿の考えに触れ百智卿と最初の王に対面する(プレイ日記35)
フロムゲー初心者が『エルデンリング』のクリアを目指すプレイ日記その35。
今回は灰都ローディルの金仮面卿のことや、ギデオン、ゴッドフレイ戦についてです。
ネタバレあります。
灰都ローディル到達後の円卓
黒き剣のマリケス撃破後、灰都ローディルへ。
散策前に円卓の様子を見にいくと、エンヤは倒れており、ギデオンは姿を消していた。
会話ができたのはヒューグとローデリカだけだったが、ヒューグは褪せ人のこともローデリカのことも忘れていた。
ローデリカはヒューグの選択を尊重し、自分に生きる道を教えてくれたヒューグと共に壊れゆく円卓に残るという。
「貴方は、どうか、エルデの王におなりください」
「ヒューグ様は、ずっと仰っていました。貴方こそが、自分の王なのだと」
「ヒューグ様の武器で、殺してください 神を。私たちを呪う、女王マリカを」
と話すローデリカ。
女王マリカの呪い、という言い方をするのはローデリカだけな気がする。
ローデリカだけでも逃げてほしいと思ったけど、ローデリカがひとりで円卓を離れて生き延びられるかというと疑問ではある。
ローデリカは祝福の導きが見える褪せ人ではなく、ただ体よく家を追い出された王族のようだし、本当に調霊しかできないのだろうし。
金仮面卿と完全律の修復ルーン
灰都ローディルに戻り、倒れた金仮面卿を発見。
金仮面卿から完全律の修復ルーンを手に入れる。
「現黄金律の不完全は、即ち視座の揺らぎであった 人のごとき、心持つ神など不要であり 律の瑕疵であったのだ」
心を持つ神がいなければ黄金律は完全なものになる、それが金仮面卿のたどり着いた答えらしい。
マリカのような神はいらないということか。
しかし、コリンはそんな金仮面卿の思想についていけなかったようだ。
燃える黄金樹に絶望しながら、コリンは金仮面卿をただの狂人だと言い捨てる。
今ある黄金律の完全性を頑なに信じるコリンと、それに疑問を抱いた金仮面卿。
黄金律の探求という目的は同じだったが、考え方が決定的に相容れなかったという2人の結末がおもしろい。
金仮面卿が崖下で死んでいたのは、コリンに突き落とされたからかなと思ったけど、突き落とされたならあんなきれいな形で落ちないか。
金仮面卿は死んでなお、十字架の形をしていた。
それを見て、イエスが弟子に言った言葉がふと思い浮かんだ。
わたしについて来たい者は、自分を捨て、日々、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのために命を失う者は、それを救うのである。(ルカによる福音書 9:23-24)
参考:『聖書 新共同訳 旧約聖書続編付き』(日本聖書協会、2012年)
自分の欲望のためではなく、神の御心に従いなさいという言葉。
金仮面卿が言葉を一切発さず外見も気にしていないのは、自分がどう思うか、どう思われるかという考えを捨て、完全な黄金律の在り方をひたむきに探求していたことの表れだと思う。
黄金律のため命をかけ、黄金律を救うため彼が作り上げたのが、心持つ神を不要とする完全律の修復ルーンだった。
立ちはだかるギデオン
黄金樹の大聖堂で百智卿、ギデオン=オーフニールと戦闘に。
円卓から消えたと思ったらこんなところにいるとは。
とりあえず、様々な魔術のみならず、ライカード、モーグ、マレニアの祈祷まで使ってくる技の百貨店状態だった。
褪せ人のデミゴッド情報をこんな形で活用するとは、やってくれるな。
でも、もっとも凶悪だったのはカーリアの輝剣とほうき星で、これで何度死んだことか。
写し身と出血武器で短期決戦が吉。
ギデオンは褪せ人に、エルデの王になるべきではない、女王マリカはずっと足掻き続けることを望んでいる、褪せ人は王にはなれない、人は神を殺せない、といったことを伝える。
今までは褪せ人がエルデの王になることを推奨していたのに、どうやらギデオンは女王マリカの遺志に触れて、あるはずのない終わりを知ってしまって考えを変えたらしい。
いやマリカの遺志ってどういうことよ。意志ではなく遺志?
最初の王、ゴッドフレイ戦
最初のエルデの王、ゴッドフレイは戦士ホーラ・ルーで、ネフェリ・ルーはホーラ・ルーの血縁だったのか。
と、名前の共通点やネフェリをゴッドフレイ戦で召喚できることで察した。
ネフェリがストームヴィル城の王になったときは「なんでネフェリ?」と思ったけど、納得。
(そして最初のエルデの王の血縁がどういう経緯でギデオンの養子に? という新たな疑問がわく)
戦闘はネフェリと写し身の召喚により一発クリア。
ゴッドフレイはセローシュがいたときのほうが隙がなくて強かった気が。
ゴッドフレイはエルデの王だったが、戦う相手がいなくなったときに祝福を奪われて褪せ人となり、同じ者たちを連れて狭間の地を離れて戦士になったのだそう。
エルデンリングが壊れたあと、祝福の導きで久々に狭間の地に戻り、エルデンリングに見えようとしたということか。
あれ、でも褪せ人が死のルーンを解放していなかったら、ゴッドフレイも拒絶の刺の前で立ち往生したのでは?
それとも、マリカの最初の夫であるゴッドフレイなら黄金樹に拒絶されなかったとか?
なんにせよ、ゴッドフレイは戦いで白黒をつける、力こそすべて、なタイプのようで、褪せ人が勝ったことで王の器であることを認めてくれた模様(霊体と協力者なしでは勝てないような人が王にふさわしいのかは疑問だが)。
それではいよいよ黄金樹に入る。