【エルデンリング】フロムゲー初心者、ティシーにマリケスを倒してもらう(プレイ日記34)
フロムゲー初心者が『エルデンリング』のクリアを目指すプレイ日記その34。
今回は崩れゆくファルム・アズラで黒き剣のマリケスを倒した話です。
マリケスを倒したというか、倒してもらいました。ティシーの霊体に。
ネタバレあります。
獣の司祭
ボス部屋に入った瞬間、「褪せ人…まさか、お主が… なぜ…」と言われる。
この獣の司祭、どこからどう見てもケイリッドの獣の神殿にいたグラングだ。
死の根を9個渡したあと、すべて喰らったのにまだ渇くと言って、「この地でできることは、何もない」「我は、渇きと共に生きよう」とどこかへ去ったグラング。
よりによって死のルーンに近づくのがお前なの? というグラングの戸惑いを感じる。
そういえば死の根を渡しにいったとき一度だけ、グラングが神殿の中にいなくて、外でずっと吠えていることがあった。
あのときグラングは、言われてみればファルム・アズラのほうを向いていた。
戦闘に関しては、まず柱のうしろに行ってから霊体を召喚。
グラングの攻撃は大盾でガード、隙を見て攻撃。地面をもりっとさせる攻撃時はグラングの背後にまわって全力で攻撃。
これで第一形態はだいたい突破できた。
問題は第二形態のマリケスのとき。
黒き剣のマリケス戦
マリケスは攻撃が激しすぎる、動きが速くて視界から消えまくる、一撃が強すぎる、死のルーンのスリップダメージが痛すぎる、といった理由でまったく倒せそうになかった。
しかもですね、これは完全に言い訳というかイチャモンというかアレだけど、マリケスの一番アカンところはボス部屋の前に竜のツリーガードが待ち構えていることなのですよ。
ただでさえ祝福からボス部屋が遠くて、何度も何度もボス部屋に通うだけで苦痛なのに、そのボス部屋の前にツリーガードさんがいらっしゃるわけですよ。
しかもこのツリーガードさん、ダッシュでスルーしてボス部屋に入っても、うしろから攻撃が貫通してきやがるときがあるのですよ。
このストレスといったらない。
だから「先にツリーガードを倒そう!」と思ったのだけどね、ツリーガードが強すぎて倒せん。
王都外廊にいた竜のツリーガードも強くて、霊体とトラゴスの3人体制でようやく倒せたくらいなのに、ひとりで倒すとか無理。
だから私の最優先事項は、いかに早くマリケスを倒すかに移った。
マレニアのときはまじめに攻撃を観察して何度も挑戦する気になれたけど、あれは祝福がボス部屋のすぐそばにあったからであって。
マリケスはとにかくさっさと倒して先に進みたい。
そんな中、10回くらいマリケスと戦って私は気づいた。
黒き刃ティシーのスリップダメージで、マリケスのHPがゴリゴリ削られていることに。
そして自分が死んだ直後にティシーがマリケスを倒しきったのを見て確信。
攻撃はティシーに任せ、自分はひたすら猟犬のステップで逃げ続けていれば倒せるはずだと。
(ちなみにマリケス撃破の前に自分が死んだらマリケスを倒したことにはならず、普通にやり直しになった)
ということで。
レベル140のフロムゲー初心者は、
黒き刃のティシーさんにマリケスを倒していただきました。
マリケスにはマジで一発しか攻撃を当てていないです。はい。
「もう二度と死のルーンを盗ませぬ」と必死なマリケスを、前回盗まれた死のルーンの力を宿した黒き刃の霊体に倒させるとか。どんな嫌がらせだよ。全部そこのツリーガードが悪い。
なお、ベルナールが落とした冒涜の爪はどこで使うかさっぱり分からなかった。
マリケスと死のルーン
ここでマリケスや死のルーンについて分かったことをメモ。
- マリケスは神人に与えられる影従の獣であり、女王マリカの忠実な義弟である
- つまりマリカとマリケスの関係はラニとブライヴの関係と同じ
- 女王マリカは、神になる前は神人だった(たぶん黒き刃の刺客たちと同じ稀人)
- マリカは黄金律から死のルーンを取り除き、マリケスに封印した
- その後、陰謀の夜に死のルーンの一部が盗まれ、マリケスは黄金樹の根から各地に広がった死の根を回収することになる
「神狩りの剣」や「神肌の使徒フード」や「黒炎の儀式」のテキストを読むと、死のルーンとは宵眼の女王のものだったらしい。
- 宵眼の女王は神肌の使徒を率いていたが、マリケスに敗れ封印された
- 神肌の使徒は神狩りの黒炎を操る者たち
- そのリーダーである宵眼の女王は、指に選ばれた神人だった
次代の神の候補である神人でありながら、神狩りの炎を操る使徒を率いていた…?
モーゴット撃破後にエンヤが「死のルーンとは、即ち運命の死」と話していたことから、死のルーン=運命の死である。
関連記事:フロムゲー初心者、NPCにモーゴットを倒してもらう(プレイ日記25)
また、「神狩りの黒炎を操る使徒たちは かつて、運命の死に仕えていたという」という表現から、運命の死=宵眼の女王と解釈できる。
死のルーン=運命の死=宵眼の女王なら、メリナが燃えながら言っていた「炎と共に歩む者 いつか、運命の死に見えん」は大いなる意味深。
死のルーン解放
マリケスを倒したら死のルーンが解放され、拒絶の刺は消え去り、黄金樹は真っ赤に燃えた。
褪せ人に倒されたマリケスは「すまぬ、マリカよ 黄金律は、もう、戻らぬ」とマリカに謝って消えていった。
黄金律はエルデンリングから運命の死(=死のルーン)を取り除いたことで始まって、陰謀の夜に死のルーンが盗まれたことで世界がおかしくなって、封印していた残りの死のルーンが解放されたことで黄金律はもう終わり的な?
マリケスエリアの奥の壁に掲げられた律は、見たことのない複雑な形をしている。
これが運命の死が取り除かれる前のエルデンリングだったりするのかな。