【FF14】初心者がダンジョンの予習とあいさつをするようになるまで
慣れると当たり前でも初めてだと「そんなの知らんがな」ということがたくさんある『ファイナルファンタジーXIV』。
特に、ダンジョンでほかのプレイヤーと一緒に遊んで初めて「そんな概念があるのか」と気づくことが多くありました。
今回は、
- あるきっかけでダンジョンの予習をするようになったこと
- キーボードなしであいさつする方法が分からなかったこと
- ムービーを見ていると置き去りにされる可能性があると知ったときのこと
- 宝箱は自分で開けないと戦利品がもらえないと思っていたこと
を振り返ります。
前回の「DPS超初心者、初ダンジョンで敵を攻撃できず棒立ちになる」に続きすさまじく初心者な内容ですが、初心者ならではの戸惑いを覚えているうちに書き留めておこうというのが趣旨。
ストーリーのネタバレはありません。
ダンジョンの予習という概念
初めてのFF14でほかのプレイヤーと一緒にダンジョンを攻略するなんて不安!
と思いながらも序盤のダンジョンは何も調べずに突撃していた。
最初だし何とかなるでしょ、とりあえず行ってみよう、という感じでサスタシャ浸食洞、タムタラの墓所、カッパーベル銅山、トトラクの千獄とクリア。
そしてハウケタ御用邸。
何も知らずに突入したハウケタ初見の私。
とあるタイミングでほかのプレイヤー3人が目の前から消えて頭が真っ白になる。
「こここ、この不安と恐怖はあれあれあれあれだ。かくれんぼの鬼になって、隠れた友だちが誰も見つからないときに感じるあれ」
とか思う間もなく、ほかのプレイヤーさんがチャットでデジョンすることを教えてくれて事なきを得たのだけど。
ダンジョンでデジョンするなんて知らんがな!
ダンジョンでデジョンすると入口に戻るという知識どころか、ダンジョンでデジョンができるという認識すらなかったよ。
「知らないと(精神的に)大変なことが起こり得る」と学んだ私は以後、初めて行くダンジョンは事前にどんなものなのか調べることにした。
いざ調べてみて初めてダンジョンに予習という概念があることを認知した。
ほかにも、
- ダンジョンには進め方やボスの倒し方のギミックがある
- ギミックを知らないと周りの足を引っ張ることもある
- でもダンジョンの予習をするかしないかは個人の自由
といったことを知る。
すでにクリアしたダンジョンも予習サイトで復習して、そういえばカッパーベルでプリン分裂用のボムをひたすら攻撃していたなと思い出してほんのり青ざめた。
予習は必須ではないものの、今はダンジョンや討伐戦をやるたびに予習している。
それはほかの人に迷惑をかけたくないからという理由ではなく、なるべく戦闘不能になりたくないとか、何が来るか分かっているほうが心に余裕ができるとか、そういう自分のための気持ちが強い。
が、予習してもダンジョンに突入したころには予習内容を忘れていることがあるし、一度クリアしたダンジョンでもギミックを覚えていないことがあるし、ギミックを覚えているのにうまく行動できなくてひとりで被弾することもある。
初見でもないクリスタルタワーでギミックをド忘れして3回も戦闘不能になったときは絶望した。
きっと大事なのは場数を踏むことだろう。
PS4コントローラーですばやくあいさつする方法
コンテンツファインダーでダンジョンや討伐・討滅戦に参加した際は、始めに「よろしくお願いします」、終わりに「お疲れ様でした」とほかのプレイヤーにあいさつするのが主流。
しかし、ダンジョンデビューして間もない頃の私はあいさつしたくてもできなかった。
私が使っているのはPS4のコントローラーで、キーボードはない。
ダンジョン開始時にほかのメンバーが「よろしくお願いします!」と言っているのに気づいてはいるものの、どうやってあいさつすればいいか私はさっぱり分からなかった。
左下のチャットログからソフトウェアキーボードを開いて「よろしくお願いします」と一文字ずつ打つのか?
いや、それにしてはみんな打つの早すぎでしょ。
それとも定型文のあいさつから「よろしくお願いします!」を探して選ぶのか?
いや、チャットからR1で定型文を出して「あいさつ」の3ページ目から「よろしくお願いします!」をいちいち選んでいるわけないでしょ。
そんな感じでどうしていいか分からないまま、心の中でだけあいさつしてやむなく無言を貫くこと数回。
ゲームパッドでもすばやくあいさつする方法があるはずでしょ、と思い調べてみる。
そうしたらマクロを設定してホットバーに登録すればいいらしいことが分かった。
しかし。
今なら「マクロ」も「ホットバーに登録」も意味が分かるけど、FF14を始めて数日のころは「マクロってなに?」「どうやって作るの?」「なにを記入するの?」「ホットバーに登録ってどうやるの?」と何から何までハテナマーク。
- FF14ではエクセルのマクロのように記録した作業を自動的に実行してくれる機能がある。
- PS4だとOPTIONSボタン → システムメニュー → マクロ管理 でマクロ作成。
- あいさつだけなら空いているマクロ番号を選んでマクロ名称をつけ、その下の欄に「p/ よろしくお願いします」と記入。別のマクロ番号で別のマクロ名称をつけ「p/ お疲れ様でした」を作る。
- 作ったマクロは□ボタン → ホットバーに登録する で好きな場所に登録できる。
これだけの話を理解するのに3時間を費やした。
慣れないUIで何かするというのは大変だ…。
とはいえ、あいさつマクロをホットバーに登録できたおかげでダンジョンでのあいさつは大変スムーズに発動できるようになった。
あいさつができるだけで、それまで以上にFF14になじんだ気分に。
最初、あいさつは日本語で登録していたけど、何回かダンジョンで英語のチャットを見て「日本語話者じゃないプレイヤーもけっこういる」と感じてからは定型文に変えた。
マクロに定型文をどうやって入れるんだ!
とこれまた1時間ほど悩んだわけだが、「よろしくお願いします」なら「よろしくお願いします」のあとにR1を押したら定型文に変更できた。
これで相手の言語設定が何語でもあいさつが伝わる!
余談だけど、8人パーティの討伐戦で全員無言だったときは笑った(海外プレイヤーと当たるとよくある現象)。
ムービーを見ていると置いて行かれることがある
ダンジョンでは開始時やボス戦前に簡単なムービーが流れる。
しかし一度見たムービーであれば、キャラクターコンフィグの「全般」の「カットシーンスキップ設定」から省略できるようになる。
それにより、初見でないプレイヤーは初見プレイヤーがムービーを見終わるのを待っている。
…なんて知らなかったよ最初のうちは!
どおりでムービーを見終わったらほかのメンバーがボス部屋の手前で待っているときもあれば、すでに戦闘が始まっているときもあるわけだ。
で、ボス戦が開始して一定時間がたつとボス部屋が封鎖され、ムービーを見終わったころには閉め出されている可能性もあると(あとからでも入れるらしいが)。
そんな初見殺し知らんがな!
ということで、今は初見でもムービーはスキップして必要に応じて宿屋でじっくり見ることにしている。
もちろん私はムービーを見ている人がいたら待つ。
待つんだけど…。
一度だけ、ヒーラーでダンジョンに行ったときグイグイ系のDPSさんがボス戦を開始してしまってタンクさんも行ってしまって「ああああああ!」となりながらもうひとりのDPSの初見さんを置き去りにしてしまったことがある…。
そしてそのまま結局3人でボス倒して終わった…。
あのときの初見さんは今も元気に旅しているだろうか…。
2021/09/07追記:
漆黒に入ってから、私は初見時にがっつりムービーを見ることにしました。置いて行かれることはしょっちゅうだけど(主にアライアンスレイド)気にしない。タンクやヒーラーでルーレットするときだと、最初にムービーを見てくれるほうが初見さんがいるとすぐに分かるのでむしろ見てほしい、というのが私の意見です。
宝箱は全員が開けなくてもいい
ダンジョンに落ちている宝箱、あれ自分で開けないと戦利品がもらえないのだと思っていた。
さらに、宝箱の戦利品がいるかいらないかはすぐに決めないといけないと思っていた。
なのでボス戦後は毎回宝箱のところに行って、その場で戦利品にNEEDかGREEDかPASSを選んでいた。
当然ほかのメンバーに置いて行かれる。
仲間の誰かが宝箱を開ければアイテムがパーティ全員の戦利品に追加されて、いつでも画面右下から戦利品画面に行けるなんて、しばらく知らなかったよ!
ムービーだと待ってくれる人が多いけど、さすがに宝箱で立ち止まると置いて行かれることが多い。
だけど、先に進まず待っていてくれた親切なタンクさんがいたことは今でも覚えている。
「このタンクさん待っていてくれてる! やさしい!」と感激して、いつかああいうタンクに私はなりたい、と思ったものです。
それにしてもみんな戦利品を選ぶの早くない? 走りながら選ぶの難しいのだけど…。
というか走りながら戦利品を選んでいたらタンクさんを抜かして敵にタゲられたことがあるなんて言えない。
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