2020年に遊んだゲームまとめ

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私は2020年に何をしていたのだろうと考えたところ、「ゲームしかしてない」という結論が出たので2020年に遊んだゲームを振り返りました。

2020年に発売されたものもあれば、そうでないものもあります。

感想は遊んだ順に並んでいますが、私の中でよかったものを挙げるとこのような感じです。

おもしろかった双璧:
  • サイバーパンク2077
  • オブラ・ディン号の帰還

心への衝撃ツートップ:
  • ライフイズストレンジ2
  • ラストオブアス2

もう一度やってよかった旧作ベスト3:
  • 大神
  • ウィッチャー3
  • FF9

2020年1~3月:ロマサガ3と大神

ニュースで新型コロナウイルスの話が出始めていたころですが、今思えばまだ平和でしたね。

ロマンシング サガ3(リマスター版)

1995年にスーファミで発売された「ロマンシング サガ3」(以下ロマサガ3)のリマスター版。

そのころは「クロノ・トリガー」と「聖剣伝説3」をやっていたので、ロマサガ3は初めてです。

ロマサガ3は主人公が8人、仲間にできるサブキャラは20人以上、ストーリーの進め方は自由というフリーシナリオのRPG。クロノトリガーはエンディング分岐がたくさんあるのが特徴だったし、1995年のゲームすごい。

フリーシナリオといっても、重要なシナリオはどの主人公も共通なので、2周目以降は少し作業感があったので、妖精さんとザリガニと雪だるまとゾウと吸血鬼の非人間族パーティーを作ってキャッキャしながら進めました。

大神 絶景版

PS2で一度やっていて、また遊びたくなってPS4版を買った「大神」。

「大神」よりおもしろくてやりがいのあるゲームはたくさんあるけど、「大神」より「いいゲーム」は少ないのではないかと思います。自然を愛で伝統を重んじ神々の存在を感じるやさしい世界。

日本神話がベースの世界だけど、終盤にはアイヌ神話がモチーフのキャラクターが登場するので『ゴールデンカムイ』でアイヌブームが来ている人にもおすすめ。

関連記事:「大神 絶景版」1周目でトロコン。苦労したのは大ナマズと総合戦績の妖怪牙

2020年4~5月:FF7RとFF7

待ったわりに…という残念感が強かった「FINAL FANTASY VII REMAKE」。

よかったのは戦闘システムと音楽だけで、オリジナル版になかったクエストやキャラクターがほぼ全域に渡っておもしろくないという悲しみがあった。

関連記事:【FF7リメイク】クリア後感想。不満はあるが続編への期待は高まった

ブツブツ文句言いながらもトロコンまでプレイ。次回作はイベントシーン丸ごとスキップではなく早送り機能をつけてほしいです。

関連記事:【FF7リメイク】トロコンまでの道のり。ミニゲーム攻略のコツなど

その反動で、FF7Rのトロコン後は「FINAL FANTASY VII HDリマスター」を買ってオリジナル版を遊んだら、シドのリーダーシップとトラブル対応能力と記憶力がすごいということに気づきました。

FF7で話がおもしろくなるのはミッドガルを出てからだなと思ったので、FF7Rは次回作に期待。

2020年6~7月:ライフイズストレンジとラストオブアス

2020年には「ライフイズストレンジ」と「ラストオブアス」の新作が出ました。当時、どちらも過去作品を遊んでいなかったので、これを機にすべてプレイしました。

ライフイズストレンジシリーズ

まず「ライフ イズ ストレンジ 2」を遊んで、そのあと1作目の「ライフ イズ ストレンジ」と1作目の前日譚「ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム」をプレイ。

1作目はミステリー要素があったりアメリカの学生生活を体験できたりしてよかったけど、2作目のほうが分岐の細かさや葛藤の大きさがおもしろかったです。

何より主人公の兄が超能力者の弟をどう守り、どう能力を使わせ、どう教育するかを、ストーリー上の膨大な選択肢からプレイヤーが決めていくシステムが斬新。敵を倒したりレベルを上げたりとかはないので、海外ドラマが好きな人向け。

関連記事:【ライフイズストレンジ2】クリア後の感想① 概要とストーリー振り返り

ラスアス1と2

まず2から。「The Last of Us Part II」は内容の好き嫌いはあれど、心に衝撃を起こしたという点でこのゲームに敵うものはありません。

主人公の苦しみと後悔と復讐心がこれでもかと描かれて、人間描写がすさまじいです。ゲームという娯楽媒体でこれを貫いたことは評価に値します。

「エリーはなんであんな目に遭ってまでこんなことするの?」と後々考えるのは楽しかったです。

関連記事:【ラストオブアス2】クリア後感想。ストーリーの残念だったところ(アビー編)

一方、プレイヤーに選ぶ余地がなく、復讐に拷問、そして操作したくないキャラの長時間にわたる操作など、やりたくないことをやらないとクリアできないというのが難点です。そのへんをあえてやらせるのがラスアス2のすごさではありますが、それゆえもう1回遊びたいかというと微妙です。

関連記事:【ラストオブアス2】クリア後感想。エリーが復讐の旅で得たものは何か

1作目の「The Last of Us Remastered」とDLCはラスアス2の発売に間に合うように急いで遊んだので、実質にわかプレイヤーです。1作目は世間の評判どおり、文句のつけどころがない。

ニッポンマラソン

PS Plusのフリープレイにあったので遊んでみた「ニッポンマラソン」。これ私が2020年に遊んだゲームの中でのクソゲーオブザイヤーです。

外国人が妄想で作ったような日本でマラソンするゲームで、笑えるところは多いです。笑えるけど、ゲーム中は理不尽なコースアウトの連発でなかなかにストレスフル。1人でやるより複数人でやったほうが楽しい系。

関連記事:【ニッポンマラソン】トロコンまでの道のり。パーティーモード攻略のコツなど

2020年8~9月:ウィッチャー3とサブノーティカ

2020年の夏は「ウィッチャー3」の2周目と海洋探索アドベンチャーの「サブノーティカ」をやっていました。

ウィッチャー3 ワイルドハント

初めて「ウィッチャー3」を遊んだのは2018年で、おもしろいけどゲームに出てくる名前や出来事によく分からないものがあるなと思って、ゲームクリア後にまず日本語に翻訳されている原作小説を読みました。

そのあと、どうやら日本語にまだ翻訳されていない原作があるようだ、しかもそっちが時系列的には先の話らしい、と知ったので英語版も読破。

(当サイトに英語版原作を読んだ感想記事がありますが、重要なエピソードはドラマ版でだいたいカバーされています)

原作読んだし、これでゲーム内に登場したネタが理解できるだろうとニューゲーム+(2周目)を開始。

1周目では聞き流していたことや気づかなかったことがたくさんあって、プレイ日記にまとめながら遊びました。

詳細:ウィッチャー関連記事一覧

DLCまでクリアしたかったけど、ほかに遊びたいゲームがたくさん出てきて本編クリア止まり。

サブノーティカ

未知の惑星の海でサバイバルする「サブノーティカ」。

最初は何していいか分からないし海は遠くのほうが見えなくて怖いし襲ってくる生き物はいるしで、1周目はずっとビビリながらプレイ。

クリアしてみると、そこまで怖がる必要はなかったなと思います。落ち着いて2周目をやってみたら惑星の秘密とか歴史とか、かなり設定が作り込まれているのが分かっておもしろかったです。

怖すぎて進められないプレイヤーにもぜひクリアしてほしいと思って攻略記事も書きました。

詳細: サブノーティカ記事一覧

このゲーム、人間が出てこないので本当に孤独なのだけど、誰とも殺し合わないし誰にもパシリにされない世界なので、たまにはこういう世界もいいかも、と思いました。

2020年10月:GOWとFF9

もうすぐウォッチドッグスの新作とサイバーパンク2077が出るぞ~とワクワクしていた時期。

ゴッド・オブ・ウォー

ステルスと無縁で敵に突っ込んで戦いたいならおすすめだよと言われて遊んだ「ゴッド・オブ・ウォー」。

父親と息子が世界一高い山の頂上へ遺灰をまきに行くだけの話なのに(語弊)、壮大な世界観と愉快なサブキャラクターたちと豪快な戦闘とちょっと頭を使う謎解きで飽きることなく楽しめました。

映画の『ロード・オブ・ザ・リング』の世界を彷彿とさせるグラフィックが最高。

FINAL FANTASY IX(リマスター版)

発売当時に遊んで以来のFF9。2020年で20周年記念と聞いて20年ぶりにプレイ。

「ビビに感動する」という記憶しかない状態で始めたら、「FF9はこんなにいい作品だったのか」と驚きました。

自分の信じていたものが崩れたときどうするかとか、いずれ死ぬこととどう向き合って生きていくかとか、心に突き刺さるものがたくさん。

リマスター版は倍速ができるので、次はエクスカリバー2を取るためにやりたい。

2020年11月:ウォッチドッグスレギオンとインディーゲーム

10月末に発売された「ウォッチドッグス レギオン」のおかげで、ゲームでの多少のバグには動じなくなりました。

ウォッチドッグス レギオン

近未来のロンドンが舞台ということだけで楽しみにしていた「ウォッチドッグス レギオン」。ロンドンはよかったです。

関連記事:【ウォッチドッグス レギオン】ネタバレなし感想。ロンドンの再現度の高さに感動

ですが、バグの多さに翻弄されました。トロフィーの条件を満たしたのにトロフィーが出ない怪奇現象に出くわしながらトロコンしたけど、そのへんのバグは直ったのだろうか。

関連記事:【ウォッチドッグス レギオン】トロコンまでの道のり。バグさえなければ難しくない

おそらくバグ対応でオンラインプレイのリリースが延期していて、じゃあDLCはどうなるのだろうと、予約時にシーズンパス購入済みの私は心配です。

Beyond Blue

海洋研究しながら海でクジラや魚と戯れられる「Beyond Blue」。

詳細を知らずに遊んだので、ドキュメンタリーのようにクジラの生態を学べる内容にびっくり。

やることが単調すぎてゲーム自体は正直おもしろいとは言えないけど、海洋生物撮り放題のフォトモードが楽しいのとプラチナトロフィーが簡単に取れるのはよいところ。

関連記事:【Beyond Blue】海を探索してクジラの生態を学ぶドキュメンタリーゲーム(トロコンは簡単)

オブラ・ディン号の帰還(Return of the Obra Dinn)

60人分の身元と死因を調べる謎解きゲームの「オブラ・ディン号の帰還」。これおすすめです。

関連記事:【オブラ・ディン号の帰還】ネタバレなし感想。推理センスなくても楽しめる傑作

プレイ時間は10時間ちょっとだけど、プレイした数日間は寝ても覚めても謎解きのことを考えていたし、音楽も頭から離れなかったし、相当夢中になっていました(そのわりに謎解きはカンに頼りまくった)。

画面から身元特定のヒントを見つけたときの「自分スゴイ」感はたぶんどのプレイヤーも味わっているのでは。

クリア後も数日間はハマっており、答え合わせや情報整理のために日本語と英語のwikiを延々と読んだりもしました。

記憶を消してもう一度やりたい。

フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと

「オブラ・ディン号の帰還」のあと、「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」を遊んでみました。

たしかにフィンチ家にも謎解き要素があり、一族に何が起きたのかを考察する要素もある。でも序盤が猛烈に酔うカメラワークで、3時間くらいでクリアできるゲームなのにキツかったという印象しか残っていない。酔いやすさは個人差があると思いますが。

2020年12月:ウォーキングデッドとサイバーパンク2077

サイバーパンク2077が発売後数週間でダウンロード販売停止になるとは…。

ウォーキング・デッド

ドラマの「ウォーキング・デッド」は1分たりとも見たことないのに、クリアするだけでプラチナトロフィーが取れると聞いて遊んだゲーム。しかし想定外のおもしろさでした。

ストーリーや人間ドラマがしっかりしていて、しかもプレイヤーの選択によって生き残るキャラが変わるという作り込み。

選択で展開が分岐するところとか、主人公の男性が少女と出会い、少女を親代わりに守り、少女と交流を深めていくところとか、それこそ「ラストオブアス」と「ライフイズストレンジ」を混ぜた感じ。

英語版はシーズン4まで発売されているものの、日本語版はシーズン2までしか出ていないので続編を遊ぶかは迷うところ。

サイバーパンク2077

ニュースではなんやかんや騒がれた「サイバーパンク2077」だけど、私はすごく楽しんでいて、近いうちにトロコンしそうな勢いで遊んでいるので何がそこまで問題なのかついて行けていない。

そりゃあ、PS4で遊んでいて2~3時間に一度はエラー落ちするしオートセーブ時にエラー落ちすると最新のセーブデータは破損するし、たまにクエストが進行不可になることもあるけど。クエストの進行不可は今のところ少し前からロードし直せば解決しているので、今のところ致命的な被害には遭っていません。

建物の高さがあるSF大都市オープンワールドはいつまでも徘徊したくなるし、洋ゲーなのに日本人と日本文化が魅力的に描かれているし、ストーリーは感想が止まらなくなるくらいよくできているので、プレイ環境が改善して販売再開されたらもっとたくさんの人に遊んでほしいです(パッケージ版は売っています)。

詳細:サイバーパンク2077記事一覧

おわりに

2020年に遊んだゲームは合計で20本でした。

2019年に遊んだゲームは7本だったので、いかに2020年がゲーム日和だったかが分かります。

ゲームばっかりで映画はあまり見なかったし、小説や漫画も読む量が激減したので、2021年はもう少しバランス良くフィクションを楽しみたいです。

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