【ウィッチャー3 プレイ日記24】イェネファーとトリスにフラれ、船は元カノ率60%に
PS4版「ウィッチャー3 ワイルドハント」2周目のプレイ日記です。
原作小説を読んでいないと気づかないネタも取り上げています。
- ゲーム「ウィッチャー3」のネタバレ満載です。
- Netflixドラマ、原作小説(日本語未翻訳の英語版も含む)のネタバレも適宜混入されます。
- ゲーム「The Witcher」「ウィッチャー2 王の暗殺者」は未プレイ。あらすじはスパイクチュンソフトのウィッチャー3公式サイトに掲載されている年表を見ました。
今回はゲラルトがイェネファーとトリスにホイホイされて捨てられるサイドクエスト「3人でタンゴを」とメインクエスト「戦闘準備」の途中まで。
二股ゲラルトに鉄槌が下る:3人でタンゴを
イェネファーとトリスに、決戦前に3人で楽しみましょう、ワインをたくさん持って来てね、とウフフなお誘いを受けたゲラルト。
2周目で既にいいワインが手元にあったため、すぐにイェネファーとトリスの待つキングフィッシャー(宿屋)へ向かう。
ゲラルトはどのワイン持っていったんだろう。エスト・エストかな。
エスト・エストはトゥサンで一番高い白ワインである、と原作小説『Season of Storms』に書かれていた。
部屋のドアをニヤニヤしながらノックするゲラルト。
無駄に礼服を着て気合い十分。
ドアを開けると下着姿のイェネファーとトリスに出迎えられ、もてなされるゲラルト。
どの短編に書いてあったか忘れたけど、イェネファーの胸は小さいらしいので、イェネファーの胸がトリスの胸より小さいのはそういう事情だと思う。
ニヤニヤしながら服を脱いでパンツ一丁になるゲラルト。
これが海外ドラマだったらパンツすらなく全裸になるのだろう。そのへんはイマジネーションを持つ者だけが見ることのできる世界。
ゲラルトがベッドに横たわり、イェネファーとトリスと3人でイチャイチャ楽しむ展開になる・・・
なんてことはなく。
イェネファーとトリスはゲラルトの両手に手錠をかける。
この時点ではまだニヤニヤしているゲラルト。全然関係ないけどシーツの絵柄が細かすぎて震える。
2人はゲラルトの持ってきたワインを飲み、抗議するゲラルトに「当然の報いよ」と言い放って部屋を出て行く。
ゲラルトはパンツ一丁で身動きが取れないまま放置され、翌朝ダンディリオンが助けに来るまでそのままにされた。
こうしてゲラルトの二股は幕を閉じた。
でも二股の報復がベッドに放置プレイするだけってだいぶ優しいのでは。
エレディンとの決戦を控えた大切な時期にゲラルトを痛めつけるわけにはいかないという思いやりかもしれないが、ゲラルトがイェネファーとトリスにしたことは水桶いっぱいに溜めたワインに頭を突っ込まれて拷問されてもおかしくないレベルのことだ。
なんだかんだ言ってイェネファーとトリスはゲラルトに甘いのかなと思った。
ダンディリオンと話している間、ゲラルトの後ろで枕が空中浮遊しているのが気になってしょうがない。
ダンディリオンに解放してもらったゲラルト。そこで出てくる選択肢が、
- トリスとイェネファーに仕返しをする
- 俺の自業自得だ
- 他言無用だぞ
の3つで、全然反省していない選択が混じっているという徹底ぶり。
なお、どれを選んでも「本当に二人一緒にいけると思ったのか? そこまで女に無学だとは」とダンディリオンにあきれられる。
一行はスケリッジへ:戦闘準備
ゲラルトはダンディリオンに感謝して宿を離れ、アヴァラックの待つ港へ向かう。
港にはイェネファーとトリスの他、シリ、フィリパ、マルガリータもそろっていた。
早速イェネファーに「なぜ俺をキングフィッシャーに置き去りにした?」と問い詰める。
するとイェネファーは「リヴィアのゲラルトはもう興味の対象じゃないの」とピシャリ。
恋人に「もうあなたに興味がない」と言われたら、それはもう望みを持ってはいけないということだ。
ジンの魔法が解けたイェネファーなら、ゲラルトへの関心がなくなっても不自然ではない。
そしてトリスに「キングフィッシャーでのことだが…」と切り出すと、「本当にその話をしたいなら全部話すわよ、イェネファーと一緒に」と言われる。
いつも優しいトリスがなんか怖い。ゲラルトも「やめておこう」と返答。
トリスは今度こそゲラルトを自分のものにするチャンスな気がするが、さすがにこのゲラルトは不誠実すぎて愛想を尽かしてしまったのか。
さて、船に乗ったゲラルトたちはスケリッジへと出発する。
目的は2つ。女魔術師フリンギラ・ヴィゴを助けることと、太陽の石を手に入れて最終決戦に臨むことだ。
ゲラルトとフリンギラ・ヴィゴの再会:ヴェニ・ヴィディ・ヴィゴ
メインクエスト「戦闘準備」から派生するクエストの1つが「ヴェニ・ヴィディ・ヴィゴ」。
フリンギラは反逆罪で死刑を宣告されてニルフガードに幽閉されているので、エムヒルに掛け合って釈放してもらう。
ドラマ版を見ていると分かりやすいが、フリンギラはニルフガード付きの魔術師で、ソドンの丘の戦いでもニルフガード側について戦っていた。
しかし、こっそり女魔術師会とつながっていたことがニルフガードにバレたようでゲーム版では幽閉されている。
ちょうどスケリッジの海にニルフガードの艦隊がおり、スケリッジ侵攻の準備をしている。
エムヒルも船にいるので、ゲラルトは泳いでエムヒルのいる船まで行き、直接フリンギラの解放を要求しに行くことに。
艦隊の目をくぐって船に侵入。エムヒルと対面する。
フリンギラの解放に応じたエムヒルはフリンギラを連れてこさせ、ゲラルトを見て意味深に口元を動かす。
なぜ帝国の地下牢に幽閉したフリンギラをわざわざ遠征先の船に乗せていたのかはよく分からないが、おかげでゲラルトは無事にフリンギラを連れ出すことに成功し、仲間のいる船に戻る。
エムヒルの意味深な表情、ゲラルトとフリンギラの微妙な雰囲気、それは小説『ウィッチャーV 湖の貴婦人』で2人が恋人関係にあったから。
フリンギラがゲラルトに言い寄ったのは目的があってのことだったが、そのわりにはかなり濃密な関係を築いていた。
ゲラルトもフリンギラに入れ込んでいたものの、フリンギラをイェネファーと呼んだことが何度かあったとフリンギラの独白で暴露されている。
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こうして船にはイェネファー、トリス、フィリパ、マルガリータ、フリンギラが集まった。
イェネファーにもトリスにもフラれた今、船に乗っている女魔術師5人のうち3人がゲラルトの元恋人である。脅威の元カノ率60%。
フィリパがマルガリータに「この船にいる女の中で、ゲラルトと寝たことないのは私たちとシリだけよ」と言うのも分かる。
本日のまとめ
完了したクエスト:
- 3人でタンゴを
- 戦闘準備(途中まで)
- ヴェニ・ヴィディ・ヴィゴ
ゲームのゲラルトは女たらしに見えるが(そういう遊び方をしたのもあるが)、小説だとゲラルトは誰と一緒にいても常にイェネファーのことを考えている男なのだ。
小説『Sword of Destiny』を読んだ時、ゲラルトのゲームとのギャップに驚いたものです。
次の記事:アヴァラックはシリをどう思っているのか
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その他:ウィッチャー記事一覧
「ウィッチャー3 プレイ日記」一覧
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- エムヒル謁見が険悪ムードな理由
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- 永遠の炎教会、トリス、ダンディリオン
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- ラドヴィッド王に電撃謁見
- パンツ一丁のゲラルトを舞台に立たせた
- スケリッジの設定・魅力、ユニコーンの出番
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- 最後の願い。イェネファーとトリスのどちらを選ぶか
- エムヒル謁見その2、エスケルとランバートの手伝い
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- スケリッジ王。ヤルマールとセリスのどちらを選ぶか
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- 戦友クエスト。各地の友人とエムヒルに協力要請
- 霧の島に行く前に済ませたサイドクエスト
- 何度見ても感動するゲラルトとシリの再会
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- フィリパとマルガリータを引き入れる
- イェネファーとトリスにフラれ、船は元カノ率60%に
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