【ウィッチャー3 プレイ日記23】フィリパとマルガリータを引き入れる
PS4版「ウィッチャー3 ワイルドハント」2周目のプレイ日記です。
原作小説を読んでいないと気づかないネタも取り上げています。
- ゲーム「ウィッチャー3」のネタバレ満載です。
- Netflixドラマ、原作小説(日本語未翻訳の英語版も含む)のネタバレも適宜混入されます。
- ゲーム「The Witcher」「ウィッチャー2 王の暗殺者」は未プレイ。あらすじはスパイクチュンソフトのウィッチャー3公式サイトに掲載されている年表を見ました。
今回はメインクエスト「最後の準備」と、それに付随する4つのメインクエスト「時空を超えて」「恩返し」「大脱走」「灯台下暗し」です。
みんなの用事に付き合う:最後の準備
イムレリスを倒してヴェセミルの復讐を果たしたゲラルトとシリ。
イェネファーとトリスは女魔術師の協力を得られたのか。状況確認のため2人はノヴィグラドへ移動する。
ダンディリオンの店でダンディリオンとゾルタンに再会。
ゲラルトはアヴァラック、シリ、イェネファー、トリスの用事にそれぞれ付き合うことになる。みんなゲラルトに頼りすぎだよ。
前王の毒殺の真相とやら:時空を超えて
アヴァラックはダンディリオンの店の最上階スイートルームに陣取っていた。
「お前たち人間は気色悪いな」と言いながらエロ画を鑑賞していたので、とりあえずイグニで燃やしてみた。
※何も起きません
ゲラルトが「ちり紙いる?」と話しかけると、イムレリスを倒したからワイルドハントの将軍は残すところカランシールとゲールズの2人だ、とアヴァラックはすぐに本題に入った。
カランシールはエレディンにべったりだから、ゲールズと取引してエレディンを裏切ってもらおう、ということでアヴァラックのガイドで異世界のアイン・エレに向かう。
いくつかの異世界を経て、白き霜で破壊されたテッド・デリーダの世界を経て、アイン・エレの中心地ティル・ナ・リアにあるゲールズの宮殿に到着。
アヴァラックはゲールズに前王を殺したのはエレディンだと話し、証拠を見せるためノヴィグラドに戻って夢見術師の力で王殺しの真相を伝える。
ゲールズはエレディンから距離を置くことを決意し、ゲラルトたちにスケリッジで太陽の石を見つけろと伝える。
ちなみに、エレディンが前王を毒殺したうんぬんというのは小説『ウィッチャーV 湖の貴婦人』でのこと。
ただ、原作ではエレディンが意図的に王を殺したのかは明らかになっていない。
アイン・エレのオーベロン王が小瓶を落として息絶えたのを目撃したのはシリだけ(シリがオーベロンとどう関わったかはプレイ日記25で)。
オーベロンの死因はエレディンが与えた活力剤の過剰摂取だとシリは解釈したが、本当にそうなのかは不明だし、エレディンはシリからオーベロンが死んだと聞いて一瞬驚いていたし、いろいろ曖昧だった。
王の死はエレディンの毒殺によるもの、という分かりやすい設定はゲーム限定要素と言える。
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ホアソン・ジュニア改:恩返し
ゲールズとの取引が終わると、ゲラルトはそのままシリの用事に付き合うことに。
シリがダンディリオンに会うまでに助けてもらった人々に会いに行くのだが、その中の1人はホアソン・ジュニアである。
ホアソン・ジュニアはゲラルトが殺したはず(詳細:プレイ日記8)。
そう思いながらホアソン・ジュニアの家へ向かうと、たしかにホアソン・ジュニアは生きていたが、正確にはドゥードゥーがなりすましたホアソン・ジュニアだった。
ホアソン・ジュニア(改)は違法事業を全て売却し、貿易商を始めて大もうけらしい。
ドゥードゥーが商才に長けているのは、原作でも描かれていた。
>>ドゥードゥーの未来は明るいか。ウィッチャー短編小説「Eternal Flame」感想
ホアソン・ジュニア(改)の部下がホアソン・ジュニア(改)の正体を疑っている気配はないそうだが、万が一ホアソン・ジュニア(改)がドップラーだとバレたらシャペルのように火あぶりにされるのは間違いない(詳細:プレイ日記5)。
ゲラルトがドゥードゥーのことを少し心配そうにしているのは、シャペルの例に加えて、魔術師がいなくなったノヴィグラドでは非人間族に対する厳しさが増したからでもある。
マルガリータ救出:大脱走
オクセンフルトにとらわれている女魔術師マルガリータをイェネファーと一緒に助けに行く。
マルガリータはアレツザ学院の学長で、シリとも面識がある。
ゲラルトは厳しい警備で有名なオクセンフルトの牢獄に侵入し、大量の看守を倒してマルガリータを救出。
なお、看守長の所持品からサイドクエスト「危険なゲーム」をやらずに取り損ねたグウェントカード(フリンギラ・ヴィゴ、ジョン・ナタリス、アイセングリム・フルチアーナ)を拾った。
フィリパ発見:灯台下暗し
最後はトリスのもとへ。
女魔術師に協力を求めたところ、アイダとフランチェスカには断られたと報告される。
アイダ・エミアンは以前メガスコープで話した魔術師で(詳細:プレイ日記14)、フランチェスカ・フィンダベアは花の谷ドル・ブラサンナを治めるエルフの魔術師。
そして、行方不明だったフィリパ・エイルハートはフクロウに変身してずっとノヴィグラドに潜伏していたこと、フィリパの現在地はディクストラの浴場だということが判明する。
ゲラルトとトリスがディクストラの浴場に駆けつけると、人間の姿に戻ったフィリパが大暴れしていた。
何とかフィリパをつかまえると、フィリパに恨みがあるディクストラがフィリパを渡せとゲラルトに迫る。
フィリパを渡したくないゲラルトは、ディクストラにとっておきの極秘情報であるニルフガード皇帝の狙い、すなわちエムヒルが娘に帝位を継がせるつもりであることを話す。
情報通のディクストラもこれにはびっくり。
そしてディクストラがラドヴィッドを殺す計画を立てていることを知ったフィリパが、私を囮に使えばラドヴィッドは厳重な警備の船から出てくると提案。
ディクストラはフィリパの提案を拒否。ゲラルトにはラドヴィッド暗殺のための集合場所を伝える。サイドクエスト「国家の理性」発生(詳細:プレイ日記26)。
フィリパの英語音声の気取った話し方は、『ダウントン・アビー』のバイオレットおばあさまをもっと若くしてトゲトゲしくしたような感じでとても気に入っている。
「最後の準備」の続き
ダンディリオンの店に戻ると、シリがフィリパとマルガリータに呼び出しを食らっていた。
お前なら大丈夫、とゲラルトはシリを1人で会いに行かせる(エンディング分岐要素の1つ)。
が、部屋の中で何が起きているのか気になるゲラルト。イェネファーも心配で気になってドアの鍵穴からのぞき見。娘が面接でうまくやっているか気になって落ち着かない保護者状態。
話が終わって出てきたシリ。フィリパとマルガリータに何を言われたのかは話したがらない。
シリが去ると、トリスがやって来た。
イェネファーとトリスは「2人で話し合ったの。私たちは今まであなたを奪い合って時間を無駄にしてきた。もうすぐエレディンとの対決だから、何が起きるか分からない。今を楽しみましょう。今夜キングフィッシャー(宿屋)に来てね」とゲラルトを誘う。
ゲラルトは「いい考えだ」と前のめりに前向きに回答する。
これはイヤな予感しかない。
本日のまとめ
完了したメインクエスト:
- 最後の準備
- 時空を超えて
- 恩返し
- 大脱走
- 灯台下暗し
「時空を超えて」の異世界めぐりは短いながら、普段のマップとは雰囲気が全然違って楽しかった。
もしゲーム版の続編が出るとしたら、シリが主人公で時間と世界を自由に行き来できるRPGを所望する。
次の記事:イェネファーとトリスにフラれ、船は元カノ率60%に
前の記事:シリのエムヒル謁見とリベンジの旅
その他:ウィッチャー記事一覧
「ウィッチャー3 プレイ日記」一覧
- オープニング~イェネファーに会うまで
- エムヒル謁見が険悪ムードな理由
- 裸足で洞窟探索するキーラ・メッツ
- 大きな悪と小さな悪@男爵お家騒動
- 永遠の炎教会、トリス、ダンディリオン
- 彼女いるなら先に言ってくれ
- ディクストラとの再会はバスタオル
- ラドヴィッド王に電撃謁見
- パンツ一丁のゲラルトを舞台に立たせた
- スケリッジの設定・魅力、ユニコーンの出番
- シリの「私は女の人が好きなの」はダウト
- 最後の願い。イェネファーとトリスのどちらを選ぶか
- エムヒル謁見その2、エスケルとランバートの手伝い
- トリスとの関係によって複雑になった会話
- 泥酔ウィッチャー、ウーマの呪いを解く儀式
- スケリッジ王。ヤルマールとセリスのどちらを選ぶか
- スケリッジ王。力尽くで事件解決、脳筋王の擁立へ
- 戦友クエスト。各地の友人とエムヒルに協力要請
- 霧の島に行く前に済ませたサイドクエスト
- 何度見ても感動するゲラルトとシリの再会
- 物語の山場。ケィア・モルヘンの戦い
- シリのエムヒル謁見とリベンジの旅
- フィリパとマルガリータを引き入れる
- イェネファーとトリスにフラれ、船は元カノ率60%に
- アヴァラックはシリをどう思っているのか
- ラドヴィッドを倒し、ディクストラはマクベスになる
- 大事なことを言わないシリ。本編エンディング