【ウィッチャー3 プレイ日記22】シリのエムヒル謁見とリベンジの旅
PS4版「ウィッチャー3 ワイルドハント」2周目のプレイ日記です。
原作小説を読んでいないと気づかないネタも取り上げています。
- ゲーム「ウィッチャー3」のネタバレ満載です。
- Netflixドラマ、原作小説(日本語未翻訳の英語版も含む)のネタバレも適宜混入されます。
- ゲーム「The Witcher」「ウィッチャー2 王の暗殺者」は未プレイ。あらすじはスパイクチュンソフトのウィッチャー3公式サイトに掲載されている年表を見ました。
今回はメインクエスト「戦いが残した課題」の続きと、ヴェセミルの仇討ちをするメインクエスト「はげ山」。
シリをエムヒルに会わせる
「戦いが残した課題」の続き。
シリと飲んだくれた翌朝、パンツ一丁で寝ていたゲラルトにシリが「イムレリスをぶっ倒しに行こう」と持ちかける。
イムレリスはワイルドハントの将軍の1人で、ヴェセミルを殺した張本人。
ヴェレンで開催されるはげ山の魔女の集会にイムレリスが来るので、ヴェセミルの仇を討つ絶好のチャンスだとシリは意気込む。
出発前にゲラルトはシリにあることを提言する。
それはエムヒル皇帝に会いに行くことだった。
ゲラルトも渋々なのは間違いないが、「お前に会いたがっていた」「お前の父親だからな」と事務的な言葉でシリを説得。
シリも気乗りしない様子だったが、ヴィジマは通り道だしゲラルトがそこまで言うなら、という感じで同意する。
(シリとの会話に出てくる選択肢で皇帝に会うことを選ばないと皇帝に会うイベントは起きない。時間制限つきの選択肢で「先に皇帝のところに…」→「ああ、行くべきだ」を選ぶ)
シリとエムヒルの再会
1周目はシリをエムヒルに会わせる気など露ほどもなく、皇帝のところなんか行ってたまるかと完全スルーしていたが、この機会を逃すとシリはエムヒルと会わないまま終わると後で知った時は少し後悔した。
別にシリがエムヒルに会わないこと自体は何ら問題ないし、むしろ会わないほうが見方によってはハッピーなので好みの問題ではある。
ヴィジマに着くと、謁見室ではなく中庭に通されてエムヒルに謁見。
シリがエムヒルに会うのは小説『ウィッチャーV 湖の貴婦人』以来となる。
シリを連れてくるという依頼を達成したゲラルトに対し、報酬をくれようとするエムヒル。
ゲラルトは「金のためにやったわけじゃない」と報酬を拒否する(エンディング分岐要素の1つ)。
「やっぱあたしの父親はゲラルトだよね」と言わんばかりに嬉しそうにするシリ。
そしてエムヒルが娘と2人きりで話したいと言うのでゲラルトはしばらく席を外す。
エムヒルとシリがどんな話をしたのかは描かれないが、この2人が親子としてまともに会話するのは初めてのはずなので、ちょっとした歴史的瞬間である。
その頃、ゲラルトはモルブラン・ブーヒス将軍に話しかけられる。
ブーヒス将軍はエムヒルがシリに帝位を継承するつもりであること、シリが皇帝になるのは大歓迎であることなどを話す。
しばらくするとシリが不機嫌な様子で戻ってくる。
何の話をしたのかシリは言わなかったが、皇帝位の相続の話であろうことをゲラルトはきっと察していただろう。
が、シリがそれを受け入れる可能性があるとまでは考えていなかったと思う。
ヴェセミルの仇討ち:はげ山
ゲラルトとシリがヴェレンに到着すると、久々に森の貴婦人たちの話題になる。
森の貴婦人たち、それはスケリッジから逃げてきたシリを食べようとしたおぞましき妖怪ババア3人組である(詳細:プレイ日記4)。
「そういえば男爵はどうしてるかな」と言うシリに、ゲラルトは残念そうに男爵の妻が死んで男爵は首をつったことを伝えた。
しかしシリの反応は案外あっさり。
まあ、スケリッジのスヒャールと違って男爵の死はシリが関係しているわけではないし。
シリがアヴァラックから仕入れた情報によると、集落の山の頂上で森の貴婦人たちの集会があり、宴席にイムレリスが招待されているとのこと。
ゲラルトとシリはあの手この手で山の頂上へ行く権利を確保。その際にゴドリングのジョニーとも再会。
山頂へ向かう洞窟で二手に分かれ、シリは森の貴婦人を、ゲラルトはイムレリスを倒すことをジャンケンで決める。
シリ、森の貴婦人たちと対決
シリはイムレリス担当を希望していたが、ゲラルトが「危険すぎる」と言って許さなかった。
ゲラルトよ、森の貴婦人たちに「シリを見つけたら必ず殺す」と宣言したのを忘れてしまったの?(詳細:プレイ日記4)
しかもシリ1人で老婆3体を同時に相手にするのって、イムレリスと戦うより過酷なんじゃないかと思う。
なにせ1体も倒せないうちにゲームオーバーになったからね(ニューゲーム+、難易度はいわゆる普通)。
敵には全然ダメージが入らないのに、こっちが敵から受けるダメージが多すぎるよ!
なのにシリには戦闘中の回復手段がないんだから無茶だよ!
5回くらい挑戦してムリそうだったのでオプションで難易度を下げた。さすがに一番易しいモードは簡単だった。
森の貴婦人3体を倒したと思いきや1体はまだ息があり、シリが持っていたヴェセミルのメダルを奪って逃走。
このシーンがバッドエンドで伏線回収されるなんて想像つくだろうか、いやない。
ゲラルト、イムレリスと対決
同じ頃、ゲラルトは山頂でイムレリスと戦う。
回復も防御も手段豊富なゲラルトはさほど苦労することなくイムレリスを倒す。
攻撃も老婆3体に比べれば圧倒的によけやすいので、やっぱりシリがイムレリスの相手をしたほうがよかったんじゃ…。
ドラマ的にも、ゲラルトが「約束どおりお前たちを殺しに来た」と森の貴婦人たちに迫り、シリが「これはヴェセミルのぶん!」とイムレリスをぶった切るほうが胸熱だったろうに。
でもイムレリスはシリの実力では敵わないとゲラルトが判断してのことだったのだろう。そういうことにしておこう。
イムレリスの死体から魔法のドングリをいただいてすぐに使った後(アビリティポイントが2増える)、ゲラルトとシリはイェネファーたちと合流するためノヴィグラドへ向かう。
本日のまとめ
完了したメインクエスト:
- 戦いが残した課題
- はげ山
シリに対するエムヒルの愛情がゼロかというと決してそうではないと思うが、エムヒルが気持ちを表に出す可能性がゼロに近いので、真意が分かることはたぶんない。
次の記事:フィリパとマルガリータを引き入れる
前の記事:物語の山場。ケィア・モルヘンの戦い
その他:ウィッチャー記事一覧
「ウィッチャー3 プレイ日記」一覧
- オープニング~イェネファーに会うまで
- エムヒル謁見が険悪ムードな理由
- 裸足で洞窟探索するキーラ・メッツ
- 大きな悪と小さな悪@男爵お家騒動
- 永遠の炎教会、トリス、ダンディリオン
- 彼女いるなら先に言ってくれ
- ディクストラとの再会はバスタオル
- ラドヴィッド王に電撃謁見
- パンツ一丁のゲラルトを舞台に立たせた
- スケリッジの設定・魅力、ユニコーンの出番
- シリの「私は女の人が好きなの」はダウト
- 最後の願い。イェネファーとトリスのどちらを選ぶか
- エムヒル謁見その2、エスケルとランバートの手伝い
- トリスとの関係によって複雑になった会話
- 泥酔ウィッチャー、ウーマの呪いを解く儀式
- スケリッジ王。ヤルマールとセリスのどちらを選ぶか
- スケリッジ王。力尽くで事件解決、脳筋王の擁立へ
- 戦友クエスト。各地の友人とエムヒルに協力要請
- 霧の島に行く前に済ませたサイドクエスト
- 何度見ても感動するゲラルトとシリの再会
- 物語の山場。ケィア・モルヘンの戦い
- シリのエムヒル謁見とリベンジの旅
- フィリパとマルガリータを引き入れる
- イェネファーとトリスにフラれ、船は元カノ率60%に
- アヴァラックはシリをどう思っているのか
- ラドヴィッドを倒し、ディクストラはマクベスになる
- 大事なことを言わないシリ。本編エンディング