【ウィッチャー3 プレイ日記21】物語の山場。ケィア・モルヘンの戦い
PS4版「ウィッチャー3 ワイルドハント」2周目のプレイ日記です。
原作小説を読んでいないと気づかないネタも取り上げています。
- ゲーム「ウィッチャー3」のネタバレ満載です。
- Netflixドラマ、原作小説(日本語未翻訳の英語版も含む)のネタバレも適宜混入されます。
- ゲーム「The Witcher」「ウィッチャー2 王の暗殺者」は未プレイ。あらすじはスパイクチュンソフトのウィッチャー3公式サイトに掲載されている年表を見ました。
今回はメインクエスト「ケィア・モルヘンの戦い」と「戦いが残した課題」の途中まで。
ケィア・モルヘンに集まった仲間たち
霧の島でシリと再会し、ケィア・モルヘンに戻ったゲラルト。
砦にはゲラルトの呼びかけに応じた仲間たちが戦闘の準備をしていた。
スケリッジからヤルマール、ヴィギ、フォーランが。
サイドクエスト「アンドヴィクの主」(詳細:プレイ日記16)で共に巨人と戦った戦士たちだ。
キングヤルマールは王冠をつけている。
自分でスケリッジ王を選び、自分でスケリッジ王を呼んでおいて言うのもアレだが、スケリッジの王様がこんなところで何をやっているのかと突っ込まずにはいられない。
爆薬の材料に囲まれたゾルタン。
ゾルタン、たった1人でノヴィグラドからケィア・モルヘンまでこの大量の荷物を運んできたのか。
ビジネスを手伝わなくてごめんよ(=サイドクエスト「危険なゲーム」)。
ゾルタンに話しかけると装備品を修理してもらえるので、過疎化を極めて商人がいないケィア・モルヘンではとてもありがたい。
エルミオンがヴェセミルと談笑してあくびしてた。
見た目は同世代のように見えるが、ヴェセミルは一体エルミオンの何百歳くらい年上なんだろうか。
年齢が100歳以上離れている人と話が合うものなのか、そんなどうでもいいことが気になる。
テメリア人ゲリラ代表のロッシュとヴェス。
この2人よりもこの2人が作ったワナのほうがケィア・モルヘンの戦いで存在感を発揮していた。
おめかし中のキーラ。
「ワイルドハントを誘惑するのか?」と冗談めかすゲラルトに、「女が美しくなりたいと思うのは、誰かのためではなく自分のためよ」と名言を放つ。
今日の戦いで死ぬかもしれないからキレイにしておきたいらしい。
なお、キーラに話しかけると会話から抜け出せなくなるバグがよく発生する。困る。
作戦会議
全員集合して作戦会議が始まる。
戦法は「霊薬の調合」と「壁の穴を塞ぐ」にしたが、ここでもらえる霊薬は既に持っているので霊薬を選ぶ必要なかった気がする。
ケィア・モルヘンの戦い
ケィア・モルヘンの戦いは緊迫感と演出のかっこよさが抜群で、RPGで印象に残ったイベントランキングがあれば迷いなく1位に推せるくらい完成度が高い。
操作がゲラルトとシリで切り替わることで、ゲラルトの近くにいないキャラクターもシリを通して活躍が見られるのがおもしろく、『ロード・オブ・ザ・リング』の戦闘シーンをゲームで体験したらこんな感じなんだろうなとぼんやり思った。
ただ、ニューゲーム+は敵が強い上、シリは戦闘中の回復手段が自然回復しかないため、油断すると頻繁に物語の幕が閉じる(=ゲームオーバー)。
まあ、ゲラルトもディメリティウム爆弾とイャーデンでワイルドハントの門を閉じて回る場面で何度か死んだが。
門を閉じるのが下手すぎて、爆弾は早々に使い尽くし、何回もイャーデンを使っている間に攻撃されて物語の幕が閉じた。
回復手段のあるなしなどもはや関係なかった。
そして終盤。
ヴェセミルによるシリの安全を最優先に考えての行動。分かってはいるけど悲しい。
ゲームで身を挺して犠牲になる老人キャラはなぜこんなにも涙腺にダメージを与えるのか。
と言ってもFF5のガラフくらいしか他の例が思い出せなかった。
ヴェセミルの弔い
続いてのメインクエスト「戦いが残した課題」では、ヴェセミルの火葬から始まる。
ヴェセミルのいないケィア・モルヘンなど考えられないとエスケルが言うように、狼流派のウィッチャーは大きな柱を失ったのが分かる。
何よりシリがひどく落ち込んでいるのが悲しい。
大好きな人が自分のために犠牲になったことで、シリは一層自分の力を忌ま忌ましく思うのだろう。
ところで、ランバートはヴェセミルの火葬時も気丈に振る舞っていたが、キーラがいない時の動画を見たらめちゃくちゃ落ち込んでいて、キーラがいるのといないのではこんなところにも差が出るのかと驚いた。
いつか3周目をやる時が来たら仲間を一切集めずにやりたい。
女魔術師に協力を求めることに
ワイルドハントはまだシリを狙っている。
助けてくれる人はみんな戦いに来てくれたから、あと頼れるのは女魔術師会しかいない。
ということで、イェネファーとトリスが各地の女魔術師に協力を求めることに。
……。
最初から女魔術師を呼んでいればヴェセミルは死ななかったんじゃ…。
ケィア・モルヘンの戦いだってイェネファーとトリスとキーラの活躍が圧倒的だったわけだし…。
というツッコミは心の奥に押し込む。
シリはワイルドハントとの戦いで力を暴走させたため、アヴァラックのもとで力を制御する特訓をする。
しかし訓練がうまくいかず、何が起きても冷静でいられる方法がないかゲラルトにたずねる。
ゲラルトの回答は、
- 気楽に行け。完璧を求めるな
- やる気が出る方法がある
の2つから選べる。
2つめを選べばシリと雪合戦ができるということをすっかり忘れていて、1つめのシリと飲んだくれるほうを選んでしまった。
2周連続で雪合戦を逃すとは…。
ここはエンディングの分岐に影響する選択肢の1つでもあるが、この後にもチャンスがあるので間違えても支障はない。
気分的にはゲラルトとの楽しい思い出で埋めたかったけど。
本日のまとめ
完了したメインクエスト:
- ケィア・モルヘンの戦い
- 戦いが残した課題(途中まで)
個人的に残念だったのは、ゲーム中にシリがエスケルやランバートやヤルマールやエルミオンと会話するシーンが全くなかったこと。
でもそんなのは些細なことだと思えるほど、ケィア・モルヘンの戦いは見ごたえ遊びごたえ十分なクエストでした。
話は変わって。
最近見たNetflixドラマ『ニミュエ 選ばれし少女』の第1話が、
- 主人公が強力な力を秘めている
- 主人公の故郷が襲撃される
- 主人公が会ったこともない男性を探すことになる
というシリそっくりさん状態だった。
>>【ニミュエ 選ばれし少女】シーズン1感想。剣と魔法とアーサー王伝説のドラマ
アーサー王伝説がモチーフになっているファンタジー作品で、5話あたりからおもしろくなります。
ウィッチャーもアーサー王伝説の影響を受けた作品ということで、ウィッチャーが好きな人にはおすすめです。
次の記事:シリのエムヒル謁見とリベンジの旅
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その他:ウィッチャー記事一覧
「ウィッチャー3 プレイ日記」一覧
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- エムヒル謁見が険悪ムードな理由
- 裸足で洞窟探索するキーラ・メッツ
- 大きな悪と小さな悪@男爵お家騒動
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- 彼女いるなら先に言ってくれ
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- パンツ一丁のゲラルトを舞台に立たせた
- スケリッジの設定・魅力、ユニコーンの出番
- シリの「私は女の人が好きなの」はダウト
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- スケリッジ王。ヤルマールとセリスのどちらを選ぶか
- スケリッジ王。力尽くで事件解決、脳筋王の擁立へ
- 戦友クエスト。各地の友人とエムヒルに協力要請
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- 何度見ても感動するゲラルトとシリの再会
- 物語の山場。ケィア・モルヘンの戦い
- シリのエムヒル謁見とリベンジの旅
- フィリパとマルガリータを引き入れる
- イェネファーとトリスにフラれ、船は元カノ率60%に
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