【ウィッチャー3 プレイ日記19】霧の島に行く前に済ませたサイドクエスト
PS4版「ウィッチャー3 ワイルドハント」2周目のプレイ日記です。
原作小説を読んでいないと気づかないネタも取り上げています。
注意事項
- ゲーム「ウィッチャー3」のネタバレ満載です。
- Netflixドラマ、原作小説(日本語未翻訳の英語版も含む)のネタバレも適宜混入されます。
- ゲーム「The Witcher」「ウィッチャー2 王の暗殺者」は未プレイ。あらすじはスパイクチュンソフトのウィッチャー3公式サイトに掲載されている年表を見ました。
今回はサイドクエスト中心。
メインクエスト「霧の島」に行く前に済ませたサイドクエストで印象に残ったものを取り上げます。
貴族の小像
トリス関係のサイドクエスト(詳細:プレイ日記12)を進める前にやったサイドクエスト。
ノヴィグラドの商人から魔術師の遺品だというヒスイの小像を買い、トリスに見せると小像に人間が閉じ込められていることが分かる。
儀式を行って中の人を出してあげると貴族の男性が現れ、女魔術師コーラルに魔法をかけられたと話す。
コーラルという名前を聞いてゲラルトもトリスもびっくり。
そして2人とも「あの人ならやりそう」という反応をする。
ダメ男感しかない貴族の男性との会話後、トリスがゲラルトを見て「あなたと付き合ってた頃より男の趣味が悪くなったみたいね」とポツリ。
ゲラルトは原作小説『Season of Storms』でコーラルとイチャイチャする仲だった。
コーラルはソドンの丘の戦いで死亡しているので、この貴族の男性は少なくとも20年くらいは像に閉じ込められていたということになる。
別のサイドクエスト「兵士の小像」も似たような展開で、こちらはコーラルの魔法で小像に閉じ込められたのがニルフガード兵となっている。
ソドンの丘の戦いで魔法をかけられたようだ。
なお、「兵士の小像」はサイドクエスト「危険なゲーム」の進行中にアイテムを手に入れることが発生条件。
ゾルタン関係のクエストにもかかわらず「危険なゲーム」をやり忘れたので、今回「兵士の小像」はやっていない。
つまり私のデータではこのニルフガード兵は今も小像の中… 気の毒すぎる。
手がかりを追って
モンスター退治から始まりいつの間にかランバートの友人の敵討ちを手伝うことになるサイドクエスト。
たしかウーマを男爵の家から連れ出すとできなくなるという記憶がほんわかとあったので、スケリッジに行けるようになったあたりでクリアしておいた。
口汚く気の短い一方でランバートは友情に厚く、友人の殺害に関わった者をことごとく殺そうとする。
友情が迷走している気がしないでもない。
友人の仇は暗殺団のリーダーだったが、ようやく見つけた標的は改心し慈善家になり幸せな家庭を築いていた。
ゲラルトは事情を聞いた上で元暗殺団のリーダーを殺すか生かすかを決めるのだが、とりあえず生かしておいた。ランバートに文句めっちゃ言われたけど。
ゲラルトはランバートに「お前に友人がいたのか」と平気で言うし、そう言われたランバートは別に怒らないし、仲良く嫌味を言い合うウィッチャー2人組がほほえましかった。
レダニアで一番のお尋ね者
ラドヴィッドの依頼で、遺跡でフィリパ・エイルハートを探すサイドクエスト。
フィリパは見つからなかったが、遺跡の奥でフィリパの研究室と水晶を発見。
ケィア・モルヘンにいるイェネファーに渡して水晶から映像を再生してもらうと、フィリパは視力回復のための研究をしていたことが判明する。
ヴィルゲフォルツはできたからできるはず、と言っていたフィリパ。
ただ、イェネファーいわく視力の再生は不可能ではないけど無謀らしい。
ラドヴィッドのもとへ戻り、遺跡にフィリパの痕跡がありました、フィリパは視力を回復しようとしているようです、証拠はないけど私が保証します、と一部ウソの報告をし、ラドヴィッドに「人の言葉なんか信じられるか愚か者め」とののしられて終了。
ところで、このサイドクエストの見どころは遺跡で拾える「フィリパへの手紙」ではないかと思う。
何個目かの門をくぐったところの門のそばに落ちていた。
フィリパの恋人だった女魔術師がフィリパにあてた手紙で、なんでよりによってディクストラを選んだのかと詰問している。
「あの太鼓腹の豚が私よりもいいと!?」
ディクストラのことブタブタ言う人が多い件(主にダンディリオン)。
暗殺計画
ラドヴィッドの暗殺を企てるディクストラとロッシュから、計画に必要な人物が帰ってこないから見つけてほしいと頼まれるサイドクエスト。
情報を頼りに見つけたのはザラーで、ゲームの1・2作目に登場していた元諜報員で元密輸人。
まだ王の暗殺計画の詳細は教えてもらえなかった。
サイドクエスト「目には目を」「レダニアで一番のお尋ね者」「暗殺計画」の3つをクリアしたので、あとはこの後のメインクエストを進めて実際に暗殺を実行するサイドクエスト「国家の理性」の発生させるだけ(詳細:プレイ日記23 & プレイ日記26)。
クエスト完了後、すぐにザラーに話しかけてグウェントで勝負してゲラルトのカードを取っておいた。
キャバレー
ダンディリオンが経営する酒場をキャバレーに改装するため資金を集めるサイドクエスト。
かなり昔に付き合っていたソフロニアっていう子の父親がビジネスで成功していたから、ソフロニアにお金を借りよう! 計画は入念に立てたからバッチリ! と語るダンディリオン。
その計画というのが、強盗役ゲラルトにソフロニアを襲わせ、ダンディリオンがソフロニアを助け、そのお礼にお金を借りるというもの。
吟遊詩人のお金の借り方ってオシャレだね………?
酒場に戻ると業者がプリシラと話しており、内装を劇場風かプドワール風にするか選んでと言われたので劇場風に。
その後、ダンディリオンのパシリで用事を2つ済ませる。
再び酒場に戻ると改装が終わっていた。仕事が早すぎる。
そしてリニューアル開店前に衣装を取りに家へ帰ったプリシラに悲劇が起きる。
色欲
「キャバレー」の続き。
プリシラが何者かに襲われ重症を負い、ダンディリオンの頼みで犯人を見つけるサイドクエスト。
プリシラは一命を取り留めたものの、見るも無惨な姿に。
喉にダメージを受けたため二度と歌えない可能性があるらしい。
このクエストは猟奇的な連続殺人事件が絡んでおり、被害者の遺体を調べたり事件現場を調べたり犯人の殺害予告を追ったりミスリードがあったりと、ミステリー小説のような構成になっている。
事件現場もノヴィグラド市街地だけでなく郊外のヴィーゲルバット邸(サイドクエスト「生死に関わる問題」トリスと仮面舞踏会に参加したところ)にまで及ぶ。
犯人は怪しい永遠の炎関係者かと思いきや…、という真相が見事な一方、やっぱり永遠の炎教会の人はやべえなと思わずにはいられない。
本クエストの重要人物である永遠の炎の司祭ナサニエルは、娼館でぴちぴちお肌の商売女に火を当てて火傷させて快楽を得る変態だったし。
(そしてサイドクエスト「葬送の炎」に出てくる永遠の炎司祭っぽい人は麻薬ズブズブ。ろくなやつがいない)
犯人を始末してプリシラのいる病院に戻ると、プリシラはかろうじてしゃべれるようになっていた。
ダンディリオンはプリシラが回復したらできる範囲で一緒に公演をしていくと話し、ゲラルトはダンディリオンにプリシラを大切になと声をかけて終了。
正直なところダンディリオンが特定のパートナーを持つのが想像できないし、病院に駆けつけた際に「プリシラの友人」と外科医に言った時点でこいつパートナーを持つ覚悟ないなと思ったが、ダンディリオンがパートナーを支えながら生活するという世界線が1つくらいあってもいいのかもしれない。
本日のまとめ
完了したサイドクエスト:
- 貴族の小像
- 手がかりを追って
- レダニアで一番のお尋ね者
- 暗殺計画
- キャバレー
- 色欲
霧の島に行くまでに終わらせたいサイドクエストは終わったので、ようやくシリを迎えに行けます。
次の記事:何度見ても感動するゲラルトとシリの再会
「ウィッチャー3 プレイ日記」一覧
- オープニング~イェネファーに会うまで
- エムヒル謁見が険悪ムードな理由
- 裸足で洞窟探索するキーラ・メッツ
- 大きな悪と小さな悪@男爵お家騒動
- 永遠の炎教会、トリス、ダンディリオン
- 彼女いるなら先に言ってくれ
- ディクストラとの再会はバスタオル
- ラドヴィッド王に電撃謁見
- パンツ一丁のゲラルトを舞台に立たせた
- スケリッジの設定・魅力、ユニコーンの出番
- シリの「私は女の人が好きなの」はダウト
- 最後の願い。イェネファーとトリスのどちらを選ぶか
- エムヒル謁見その2、エスケルとランバートの手伝い
- トリスとの関係によって複雑になった会話
- 泥酔ウィッチャー、ウーマの呪いを解く儀式
- スケリッジ王。ヤルマールとセリスのどちらを選ぶか
- スケリッジ王。力尽くで事件解決、脳筋王の擁立へ
- 戦友クエスト。各地の友人とエムヒルに協力要請
- 霧の島に行く前に済ませたサイドクエスト
- 何度見ても感動するゲラルトとシリの再会
- 物語の山場。ケィア・モルヘンの戦い
- シリのエムヒル謁見とリベンジの旅
- フィリパとマルガリータを引き入れる
- イェネファーとトリスにフラれ、船は元カノ率60%に
- アヴァラックはシリをどう思っているのか
- ラドヴィッドを倒し、ディクストラはマクベスになる
- 大事なことを言わないシリ。本編エンディング