【ウィッチャー3 プレイ日記15】泥酔ウィッチャー、ウーマの呪いを解く儀式
PS4版「ウィッチャー3 ワイルドハント」2周目のプレイ日記です。
原作小説を読んでいないと気づかないネタも取り上げています。
注意事項
- ゲーム「ウィッチャー3」のネタバレ満載です。
- Netflixドラマのシーズン1および原作小説『ウィッチャーI エルフの血脈』『ウィッチャーII 屈辱の刻』『ウィッチャーIII 炎の洗礼』『ウィッチャーIV ツバメの塔』『ウィッチャーV 湖の貴婦人』および未翻訳の原作小説『The Last Wish』『Sword of Destiny』のネタバレも適宜混入されます。
- ゲーム「The Witcher」「ウィッチャー2 王の暗殺者」は未プレイ。あらすじはスパイクチュンソフトのウィッチャー3公式サイトに掲載されている年表を見ました。
今回はウーマの呪いを解くメインクエスト「醜い赤ん坊」の続きと、ウィッチャー3指折りのコミカルイベント「我が家に勝る場所なし」。
暇になったからお楽しみに励むウィッチャーたち
メインクエスト「醜い赤ん坊」の続き。ウーマの中の人がシリかもしれない、という事情からかイェネファーの計画に対して慎重になっているヴェセミル。
まずは害の少ない解決策を試したいと言って、ウーマを連れて去って行く。
山へ行って真夜中にお茶を飲ませて呪いを解くという漢方的なアプローチをするらしい。
夜明けまでヒマになったゲラルトたちは、じゃあ今から飲むか、と飲み会を開くことに。
イェネファーはゲラルトを呼び出し、「上でこっそりメイクラブしましょうよ。飲むのは後でいいでしょ?」と誘いかける。
うちの二股ゲラルトは二つ返事で誘いに応じる。
ちなみに誘われた時の選択肢と分岐は以下。
- 素晴らしい → ラブシーン突入
- あまり気乗りしないな… → イェネファーが不機嫌になり即飲み会へ
お楽しみの後、ゲラルトとイェネファーはエスケルとランバートのいるテーブルへ。
すかさずランバートに「楽しんだか?」と聞かれる。
それに対してエスケルが「答えは十分聞こえただろ。それに俺たちには関係ない」と、紳士的なのかスケベなのかよく分からないフォローをする。
イェネファーの計画
ジョッキで酒を飲みながら近況報告が始まる。ノヴィグラドの話の流れでランバートに「トリスは元気か?」と聞かれたので、ゲラルトのやましい事情をふまえて「黙ってろ」と答えた。
英語だと「fuck off Lambart」とキツい言い方をしていて、通常なら今カノの前でわざわざ元カノの話なんか出すな的な意味合いなのだろうけど、二股ゲラルトだといかにも何か隠してます的な雰囲気になるね。
話はイェネファーの計画のことになる。
ウーマに何するつもりなんだ? という質問に、イェネファーは草の試練を受けさせるつもりと明かす。
草の試練は変異誘発剤で人間をウィッチャーにする儀式。
ウーマの呪いを解くには肉体に変化を促す必要があるから、草の試練の前半部分の体に変化を促すプロセスだけ行う、というのがイェネファーの計画なのだそう。
あれは禁忌だとエスケルやランバートは反対するが、「まあ話し合いは後にしてもう1杯飲もう」とゲラルトが仲裁し、ウーマの話は終了。
イェネファーが退席し、ウィッチャー3人組で飲み会が続行される。
余談だが、度々出てくる飲み会続行か否かの選択肢で「もう寝よう」的なものを選ぶと即夜明けになる(試しに選んで、すぐにデータをロードしてやり直した)。
ウィッチャー水入らずの宴会
「もう1杯」どころか何杯飲んだか分からないくらい酒瓶を空けていくウィッチャーたち。ランバートによるヴェセミルのモノマネ、今まで一度も○○したことないゲーム、グウェントなどで盛り上がる。
酔っ払って外で寝ているエスケルを探す時は、もやがかかった画面でゲラルトがフラフラ歩くという演出つき。
個人的にはこの後のシーンが好きで、こんな泥酔バカイベントはすっ飛ばしても人生に何も影響しないのについつい最後まで見てしまう。
エスケル「3人で飲むといつもこうだ」
ランバート「じゃあもう1人呼ぼう。女がいい」
ゲラルト「イェネファーしかいない。起こすのは危険だ。マジで」
ランバート「お前が話した女魔術師をメガスコープで誘えば瞬間移動で来てくれるんじゃね? お友達を連れてくるかも」
ゲラルト「ランバート… 天才だな!」
からの、
メガスコープのあるイェネファーの部屋で「俺たち女魔術師に見えないからアイダ・エミアンがビビるぞ」となって「じゃあイェネファーの服を着よう」と無理やりイェネファーの服を身につけ、
酔っ払って呪文がめちゃくちゃになってメガスコープに知らないおっさんが出てくるという完璧な流れ。
そして起きてきたイェネファーにこっぴどく怒られる。
が、次の瞬間に「クソ、なんて夢だ」とパンツ一丁で目覚めるゲラルト。
夢オチだった。
どこから夢だったのか不明だが、少なくともメガスコープのくだりは夢なのだろう。
しかし、早々に飲み会を切り上げても「クソ、なんて夢だ」とパンツ一丁で目覚める展開は一緒だったりする。
ウーマの呪いが解ける
自動的に着替えたゲラルトはみんなのところへ。ヴェセミルの民間療法では呪いが解けなかったようなので、50年ぶりの草の試練が行われることに。
自動的に着替えたくせに、なぜかズボンをはいてないゲラルト。
シリアスなイベントなのに、なんてマヌケな姿か。
たぶん酔っ払っている時にイェネファーのズボンをはいたから、ズボン装備が外れたことになったのだろう。夢のくせに。
ついでに武器も装備から外れている。
草の試練を開始し、ウーマを安定させるため何時間も魔法をかけ続けるイェネファー。
何か話してと言われた時、シリとの思い出かダンディリオンとの思い出かを選ぶことになる。
選択肢とそれぞれの内容はこう。
- シリとアイススケートした話 → シリがケィア・モルヘンで修行していた頃、一緒にアイススケートしたというゲームオリジナルのほほえましい話
- ダンディリオンが剣を買ってくれた話 →ゲラルトとイェネファーが距離を置くと決めた後、ケラックで武器が消えて、丸腰はまずいとダンディリオンが剣を買ってくれた話
シリの話はゲーム版の創作だと思うが、ダンディリオンの話は原作小説『Season of Storms』のエピソード。
ゲラルトがいつも携帯している2本のウィッチャーの剣が小説序盤で盗まれ、ダンディリオンが代わりの剣を買ってくれる。
しかしその剣はすぐに壊れるのであった。
>>ウィッチャー原作小説『Season of Storms』の内容と感想
その後、ウーマから呪いが出てきて、呪具を開けて呪いを閉じ込めることに成功。
現れたのはシリではなく、シリに同行していたエルフの賢者アヴァラックだった。
ついにシリの居場所が判明
アヴァラックはシリが霧の島にいること、ワイルドハントがシリを追っていることを伝えて意識を失う。ゲラルトは「そいつは味方じゃない」と周りに警告する。
というのも、ゲラルトは長編小説『ウィッチャーIV ツバメの塔』でアヴァラックから「サルごときが私に物をたずねるなど笑止千万」な感じで見下され、お前がシリを捜しても無駄だと言われたことがあるからだ。
そんなアヴァラックがシリの居場所を教えてくれるのだから、事態は相当ひっ迫しているのだろう。
ヴェセミル・ザ・年の功は、シリはアヴァラックのことを信用していたみたいだから我々も信じようじゃないかとゲラルトをなだめる。
ゲラルトはすぐにでも霧の島にいるシリのもとへ行きたいが、シリを連れ出せばワイルドハントが追ってくることは間違いない。
ではケィア・モルヘンで迎え撃とう、5人じゃ心もとないから仲間を集めよう、となる。
イェネファーはアヴァラックの看病、ヴェセミルはエスケルとランバートと共にワイルドハント撃退の計画を立てると言うので、ゲラルトが仲間を集めてシリを迎えに行くことになった。
ゲラルトに仕事量と責任が大きく偏っている気がするのは気のせいだろうか。
というかワイルドハント撃退プランを作るのにウィッチャー3人もいらないだろ。
そんな形でゲラルトのTodoリストの一番上は各地で仲間を集めることになった。
ところで、呪いは解けたものの毒素が神経系にまで行き渡っていて重症のアヴァラック。
そんな死の淵をさまよっているアヴァラックに話しかけると…
何事もなかったかのように頭を上げて「何だ?」と反応する。
寝てろよ!
いくら仕様でもこれは笑う。
本日のまとめ
完了したメインクエスト:- 醜い赤ん坊
- 我が家に勝る場所なし(飲み会部分がこれに該当)
ようやくシリの居場所が判明しました。
次の記事:スケリッジ王。ヤルマールとセリスのどちらを選ぶか
前の記事:トリスとの関係によって複雑になった会話
その他:ウィッチャー記事一覧
「ウィッチャー3 プレイ日記」一覧
- オープニング~イェネファーに会うまで
- エムヒル謁見が険悪ムードな理由
- 裸足で洞窟探索するキーラ・メッツ
- 大きな悪と小さな悪@男爵お家騒動
- 永遠の炎教会、トリス、ダンディリオン
- 彼女いるなら先に言ってくれ
- ディクストラとの再会はバスタオル
- ラドヴィッド王に電撃謁見
- パンツ一丁のゲラルトを舞台に立たせた
- スケリッジの設定・魅力、ユニコーンの出番
- シリの「私は女の人が好きなの」はダウト
- 最後の願い。イェネファーとトリスのどちらを選ぶか
- エムヒル謁見その2、エスケルとランバートの手伝い
- トリスとの関係によって複雑になった会話
- 泥酔ウィッチャー、ウーマの呪いを解く儀式
- スケリッジ王。ヤルマールとセリスのどちらを選ぶか
- スケリッジ王。力尽くで事件解決、脳筋王の擁立へ
- 戦友クエスト。各地の友人とエムヒルに協力要請
- 霧の島に行く前に済ませたサイドクエスト
- 何度見ても感動するゲラルトとシリの再会
- 物語の山場。ケィア・モルヘンの戦い
- シリのエムヒル謁見とリベンジの旅
- フィリパとマルガリータを引き入れる
- イェネファーとトリスにフラれ、船は元カノ率60%に
- アヴァラックはシリをどう思っているのか
- ラドヴィッドを倒し、ディクストラはマクベスになる
- 大事なことを言わないシリ。本編エンディング