【ウィッチャー3 プレイ日記14】トリスとの関係によって複雑になった会話
PS4版「ウィッチャー3 ワイルドハント」2周目のプレイ日記です。
原作小説を読んでいないと気づかないネタも取り上げています。
注意事項
- ゲーム「ウィッチャー3」のネタバレ満載です。
- Netflixドラマのシーズン1および原作小説『ウィッチャーI エルフの血脈』『ウィッチャーII 屈辱の刻』『ウィッチャーIII 炎の洗礼』『ウィッチャーIV ツバメの塔』『ウィッチャーV 湖の貴婦人』および未翻訳の原作小説『The Last Wish』『Sword of Destiny』のネタバレも適宜混入されます。
- ゲーム「The Witcher」「ウィッチャー2 王の暗殺者」は未プレイ。あらすじはスパイクチュンソフトのウィッチャー3公式サイトに掲載されている年表を見ました。
今回はウーマの呪いを解く準備の続き、メインクエスト「魔力干渉」から。それと二股ルートによる弊害について。
ベッドのことをイェネファーに問う
メインクエスト「魔力干渉」。エスケルとランバートの手伝いが終わり、残るはイェネファーの手伝いのみとなった。
イェネファーのいる部屋に行き、とりあえずイェネファーが捨てた客間のベッドについて聞いてみる。
「捨てることなかったのに」「ベッドがないと冷えるぞ」と言うゲラルトに対し、イェネファーは「赤毛が散乱するベッドで寝るより冷える方がマシ」と回答。
自分の恋人(=ゲラルト)と自分の親友(=トリス)がかつて寝ていたベッドの存在が不快だから捨てたらしい。
理由は分かるけど。
客人の身で他人の家のものを無断で捨てて謝罪もしない神経の太さには目を見張るものがある。
しかもベッドって、マットレスとか掛け布団とか一式あわせたら安くても5万円くらいするのでは(クラウンだといくらなのかは知らんけど)。
勝手にベッドを捨てられても誰も怒らない優しいケィア・モルヘンのウィッチャーたちよ。
ゲラルトとトリスの過去の関係
本作ウィッチャー3以前に、ゲラルトがトリスと関係を持った時期は2回ある。1回目はソドンの丘の戦いより前、かつイェネファーとゲラルトが別れていた時期。
イェネファーとゲラルトを見て魔術師とウィッチャーの関係に興味を持ったトリスが、ゲラルトに魔法をかけて誘惑した。
(原作ではゲラルトとトリスが付き合っていた時期の描写はなく、長編小説の会話か地の文で言及されているだけ。2人がいつどこで出会ったのかは不明)
ゲラルトがトリスと関係を持った2回目の時期は、ゲーム2作目のゲラルトが記憶を失っていた時。
ベッドのことでイェネファーが不快になっているのは、どちらの期間のことなのだろう。
「記憶をなくしていた時なのは分かってるけど」とイェネファーが言っていたので、2回目のことだろうか。
でも1回目もトリスの魔法でイェネファーのことを忘れていたわけなので、両方かもしれない。
ややこしい。
アイダ・エミアンと交信
さて、イェネファーの手伝いはメガスコープの不調の原因を探ること。大広間にいるヴェセミルとウーマに向かって左側の壁沿いで、メガスコープを干渉していたディメリウム爆弾を発見するだけの簡単なお仕事だ。
ゲラルトが戻ると、イェネファーはメガスコープで女魔術師会のアイダ・エミアンと交信を始める。
アイダ・エミアンはエルフの魔術師で、原作では女魔術師会の一員として『ウィッチャーⅢ 炎の洗礼』や『ウィッチャーⅤ 湖の貴婦人』に登場する。
が、ゲラルトと直接関わることはなかったため私はあまり覚えていない。
アイダ・エミアンから、ウーマにかけられた呪いはとても古いものであること、世界が氷に包まれるというイスリンの予言の時が近づいており、古き血脈のシリなら終焉を起こすことも止めることもできるということを聞く。
ゲラルトがアイダ・エミアンに失礼な態度を取ったので(けんか腰の選択肢を選んだ)、交信後はイェネファーに怒られた。
「トリスとのことを話したいんだが」
ここからメインクエスト「醜い赤ん坊」の続き。大広間に戻る前にイェネファーに話しかけてみると、雑談ができた。
そこには「トリスとのことを話したいんだが」という選択肢が。
……。
どういうこと?
選んでみると、ゲラルトがイェネファーにトリスとのことを話したいと切り出す。
ゲラルトから切り出しておきながら、説明は全てイェネファーがしてくれるのだが。
イェネファーは「あなたのことはよく知ってるし、あなたとトリスのことだってよく知ってる」「邪魔をしたい気もするけど今回は見逃してあげる」とのこと。
「あなたとトリスのこと」に該当するものが3つほどあるため、どの段階のことか分からなかったのだが、たぶん最新の件(プレイ日記12の)かな。
「あなたとトリスのことだってよく知ってる」の原文が「what's going on with you and Triss」と現在進行形だし、きっと最新の件のことだろう。
今はイェネファーと恋人関係だが、同時にトリスと恋人になったルートでもあるため仕様でこの会話が出てきたのだと思うが、ややこしいことこの上ない。
何よりイェネファーが冷静で優しいのが不気味である。
ゲラルトはイェネファーの恋人にもかかわらずトリスとも関係を持っているのだから、ゲラルトは今この場でイェネファーに肉体を引き裂かれてもおかしくないのだ。
仕様とはいえ、イェネファーがゲラルトの浮気を見逃しているように見えるのは違和感が甚だしい。
トリス関係のクエストはウーマの呪いを解いた後にやればよかったなと後悔した。
本日のまとめ
完了したメインクエスト:- 魔力干渉
二股のせいで雑談シーンがこんなに複雑になるとは思わなかった。
次の記事:泥酔ウィッチャー、ウーマの呪いを解く儀式
前の記事:エムヒル謁見その2、エスケルとランバートの手伝い
その他:ウィッチャー記事一覧
「ウィッチャー3 プレイ日記」一覧
- オープニング~イェネファーに会うまで
- エムヒル謁見が険悪ムードな理由
- 裸足で洞窟探索するキーラ・メッツ
- 大きな悪と小さな悪@男爵お家騒動
- 永遠の炎教会、トリス、ダンディリオン
- 彼女いるなら先に言ってくれ
- ディクストラとの再会はバスタオル
- ラドヴィッド王に電撃謁見
- パンツ一丁のゲラルトを舞台に立たせた
- スケリッジの設定・魅力、ユニコーンの出番
- シリの「私は女の人が好きなの」はダウト
- 最後の願い。イェネファーとトリスのどちらを選ぶか
- エムヒル謁見その2、エスケルとランバートの手伝い
- トリスとの関係によって複雑になった会話
- 泥酔ウィッチャー、ウーマの呪いを解く儀式
- スケリッジ王。ヤルマールとセリスのどちらを選ぶか
- スケリッジ王。力尽くで事件解決、脳筋王の擁立へ
- 戦友クエスト。各地の友人とエムヒルに協力要請
- 霧の島に行く前に済ませたサイドクエスト
- 何度見ても感動するゲラルトとシリの再会
- 物語の山場。ケィア・モルヘンの戦い
- シリのエムヒル謁見とリベンジの旅
- フィリパとマルガリータを引き入れる
- イェネファーとトリスにフラれ、船は元カノ率60%に
- アヴァラックはシリをどう思っているのか
- ラドヴィッドを倒し、ディクストラはマクベスになる
- 大事なことを言わないシリ。本編エンディング