【ウィッチャー3 プレイ日記13】エムヒル謁見その2、エスケルとランバートの手伝い
PS4版「ウィッチャー3 ワイルドハント」2周目のプレイ日記です。
原作小説を読んでいないと気づかないネタも取り上げています。
注意事項
- ゲーム「ウィッチャー3」のネタバレ満載です。
- Netflixドラマのシーズン1および原作小説『ウィッチャーI エルフの血脈』『ウィッチャーII 屈辱の刻』『ウィッチャーIII 炎の洗礼』『ウィッチャーIV ツバメの塔』『ウィッチャーV 湖の貴婦人』および未翻訳の原作小説『The Last Wish』『Sword of Destiny』のネタバレも適宜混入されます。
- ゲーム「The Witcher」「ウィッチャー2 王の暗殺者」は未プレイ。あらすじはスパイクチュンソフトのウィッチャー3公式サイトに掲載されている年表を見ました。
今回はウーマの呪いを解くメインクエスト「醜い赤ん坊」と、それに付随するケィア・モルヘンでのクエスト「フォークテイルを狩る方法」「最後の試練」です。
最近FF7RやFF7やライフイズストレンジ2などでプレイ日記が中断していたが、今度は6月19日発売の「The Last of Us Part II」によるインタラプトが待ったなし。
ウーマを引き取る
ヴェレン、ノヴィグラド、スケリッジでシリの手がかりを探したゲラルトは、- ヴェレンの男爵の家にいたウーマがシリに関係しているかもしれない
- ウーマは明らかに呪いの産物
- シリは何かの呪いを解きたがっていた
- ウーマがシリの可能性もある
ということで、ヴェレンの男爵の家でウーマを引き取る。
しかし、ウーマを乗せて馬で移動しているところにニルフガード兵がやってきて、ゲラルトはヴィジマのエムヒル皇帝のもとへ連行される。
2度目のエムヒル謁見も険悪ムード
1回目の謁見:【ウィッチャー3 プレイ日記2】エムヒル謁見が険悪ムードな理由
エムヒル皇帝はゲラルトから何の報告もないことが不満。
ゲラルトはエムヒルと極力関わりたくない。
相思相愛の対義語が必要だ。
イェネファーも参加。
ゲラルトは嫌々ニルフガード式のお辞儀をしてエムヒルに挨拶する。
エムヒルに報告を求められ、ゲラルトは嫌々「危険な仕事だった。いろいろ忙しかった」と切り出す。
それに対してエムヒルは「こっちだって貴族や商人から命を狙われているし、北方諸国では戦争しているし、危険さと忙しさは理由にならん」と冷たく返す。
安定の険悪さである。
ゲラルトはこれまでに分かったシリの足取りを嫌々話し、ここにいるウーマがシリかもしれないと嫌々伝える。
嫌々ながら、シリはエルフの魔術師と共にスケリッジでワイルドハントに追われ、ヴェレンの男爵家に滞在し、ノヴィグラドでいざこざを起こし、スケリッジでエルフと合流するもワイルドハントに襲われた、といった一連の出来事を丁寧に報告するところが一流のウィッチャーである。
イェネファーが「呪いはたぶん解ける」と言ったことでエムヒルはほんの少しだけ納得した様子。
呪いを解いたらシリを連れてくるようにと皇帝が命令し、謁見終了。
イェネファーの提案により、ウーマの呪いをケィア・モルヘンで解くことになる。
ケィア・モルヘンでヴェセミルと再開
謁見から1週間後、ゲラルトとウーマはケィア・モルヘンに到着する。砦の入口でヴェセミルがお出迎え。
ヴェセミルは遠回しかつ紳士的にイェネファーが無礼すぎることをゲラルトに漏らす。
イェネファーは謁見後に瞬間移動してケィア・モルヘンに移動したので、既に呪いを解く準備に取りかかっているようだ。
そしてイェネファーがどんな計画を考えているのか一切伝えられないまま、エスケルとランバートがこき使われているらしい。
さらに、ヴェセミルはイェネファーが客間のベッドを捨てたことを話す。
ヴェセミル「樫の枠でダウンのマットレスで、トリスも気に入ってたのに……あっ(察し)」
ゲラルト「それか樫の家具が嫌いなのかもしれん」
樫の木の家具が嫌いって、そんなに好みが細分化された人いるのか?
ちなみに、無残に捨てられたベッドは砦の大広間の入口に向かって左に進み、建物に沿って右に曲がり、何か干してあるところの奥で見つかる。
ゲラルトは呪いを解く準備をしているイェネファー、エスケル、ランバートをそれぞれ手伝うことに。
真っ先にイェネファーを手伝いたいところだが、なんとなく後ろめたいので(詳細:プレイ日記12)まずは現在地から近いエスケルの協力に向かう。
ところで、ウマウマしか言わないウーマにダメ元で話しかけてみるゲラルトさん。
「シリの居場所を知っているか?」「欲しいものはあるか?」といった平凡な質問の他、
「普遍的真実は実在すると思うか? それとも精神的概念にすぎないか?」
と哲学的な質問をまじめな顔でするセンスが最高。
エスケルとフォークテイル狩り
メインクエスト「フォークテイルを狩る方法」。呪いを解くために必要なフォークテイルの内蔵を手に入れるため、エスケルと一緒にフォークテイルを仕留めるだけの簡単なお仕事。
まあ、クエストの大半はエスケルを探すことに費やされるのだが。
かなりの距離を走った後エスケルと再会し、フォークテイルをさくっと倒す。
エスケルとの雑談を聞いていると、どうやらエスケルの愛馬スコーピオンは驚きの法の報酬らしいことが分かる。
また、トリスを頼ればよかったじゃないか、と言うエスケルに「イェネファーが呪いを解けなかったらトリスに頼めばいいが、その逆は厄介だ」と答えるゲラルト。
これは『ウィッチャーⅠ エルフの血脈』での経験によるもの。
>> ウィッチャーⅠ エルフの血脈 (ハヤカワ文庫FT)(Amazon)
シリがケィア・モルヘンで修行していた時期、突然うなされたり予言めいたことを言うのでトリスに見てもらったもののトリスでは力が及ばず、後からイェネファーを呼んだら皮肉と嫌味の嵐だった(うろ覚え)。
でもトリスのほうが怖くないし、愛嬌あって人当たりがいいし、頼めるならトリスに頼むわな。
ランバートと呪具強化のため小旅行
メインクエスト「最後の試練」。シリの持っていた呪具を強化させるため、ランバートとエレメント・サークルという場所に行く。
どこにあるのかと思って地図を見たら、めっちゃ遠かった。
湖を渡り、洞窟を越え、山を登った先。どんなパシリだ。
道中、ランバートは死んだウィッチャー候補生のことを話し、草の試練の必要性に疑問を投げかける。
草の試練で霊薬による変異を乗り越えられる候補生は10人中3人か4人で、試練を生き延びたとしても大半はすぐに怪物に殺されてしまう。
ゲラルトと違ってウィッチャー候補生の名前をちゃんと覚えているランバートは、草の試練が多くの年若い候補生の命を奪うことに納得いかないようだ。
小舟で湖を渡り、洞窟を越え、山を登り、トロールを倒し(倒さない選択肢もある)、絶景を見渡せるエレメント・サークルに到着。
呪具強化のための儀式の前の雑談では、ランバートがなぜウィッチャーになったのかを聞くことができる。
飲んだくれの暴力クソ親父がある日モンスターに襲われ、そのまま死んでくれればよかったのにウィッチャーに助けられた。そのウィッチャーが報酬として要求したのが「家に帰って最初に見たもの」。それが俺だったコンチクショーという話。
ランバートを悪態まみれのひねくれウィッチャーにしたのは驚きの法だった。
(驚きの法は、原作に従うなら「家に帰って最初に見た予期せぬもの」が報酬になる。ゲーム版の定義は少し違うらしい)
雑談後、エレメント・サークルで呪具は強化され、ランバートのお手伝い終了。
エスケルもランバートも、ゲラルトが手伝わなくても任務遂行できただろという気はしなくもない。
でもケィア・モルヘンのクエストは特別感がある。
ケィア・モルヘンはゲラルトの実家みたいなもの。
そしてヴェセミルはお父さんみたいなもので、エスケルとランバートは兄弟みたいなもの。
地元で気の置けない仲間と他愛のない会話をしながらゲラルトが冒険するのは、かなり珍しいのではないかと思う。
本日のまとめ
完了したメインクエスト:- 醜い赤ん坊(途中まで)
- フォークテイルを狩る方法
- 最後の試練
次はイェネファーを手伝うメインクエスト「魔力干渉」から。
次の記事:トリスとの関係によって複雑になった会話
前の記事:最後の願い。イェネファーとトリスのどちらを選ぶか
その他:ウィッチャー記事一覧
「ウィッチャー3 プレイ日記」一覧
- オープニング~イェネファーに会うまで
- エムヒル謁見が険悪ムードな理由
- 裸足で洞窟探索するキーラ・メッツ
- 大きな悪と小さな悪@男爵お家騒動
- 永遠の炎教会、トリス、ダンディリオン
- 彼女いるなら先に言ってくれ
- ディクストラとの再会はバスタオル
- ラドヴィッド王に電撃謁見
- パンツ一丁のゲラルトを舞台に立たせた
- スケリッジの設定・魅力、ユニコーンの出番
- シリの「私は女の人が好きなの」はダウト
- 最後の願い。イェネファーとトリスのどちらを選ぶか
- エムヒル謁見その2、エスケルとランバートの手伝い
- トリスとの関係によって複雑になった会話
- 泥酔ウィッチャー、ウーマの呪いを解く儀式
- スケリッジ王。ヤルマールとセリスのどちらを選ぶか
- スケリッジ王。力尽くで事件解決、脳筋王の擁立へ
- 戦友クエスト。各地の友人とエムヒルに協力要請
- 霧の島に行く前に済ませたサイドクエスト
- 何度見ても感動するゲラルトとシリの再会
- 物語の山場。ケィア・モルヘンの戦い
- シリのエムヒル謁見とリベンジの旅
- フィリパとマルガリータを引き入れる
- イェネファーとトリスにフラれ、船は元カノ率60%に
- アヴァラックはシリをどう思っているのか
- ラドヴィッドを倒し、ディクストラはマクベスになる
- 大事なことを言わないシリ。本編エンディング