【ウィッチャー3 プレイ日記6】彼女いるなら先に言ってくれ
PS4版「ウィッチャー3 ワイルドハント」2周目のプレイ日記です。
原作小説を読んでいないと気づかないネタを拾いながら遊んでいます。
注意事項
- ゲーム「ウィッチャー3」のネタバレ満載です。
- Netflixドラマのシーズン1および原作小説『ウィッチャーI エルフの血脈』『ウィッチャーII 屈辱の刻』『ウィッチャーIII 炎の洗礼』『ウィッチャーIV ツバメの塔』『ウィッチャーV 湖の貴婦人』および未翻訳の原作小説『The Last Wish』『Sword of Destiny』のネタバレも適宜混入されます。
- ゲーム「The Witcher」「ウィッチャー2 王の暗殺者」は未プレイ。あらすじはスパイクチュンソフトのウィッチャー3公式サイトに掲載されている年表を見ました。
今回はダンディリオン捜索その1。
メインクエスト「君に届け」
シリの情報を得るため、行方の分からないダンディリオンを捜すことになったゲラルト。ダンディリオンの手帳に書かれていたモリー、マーベラ、ヴェスプラ、ローザ・ヴァル・アトレ、エリハルの5人の中にダンディリオンの足取りを知っている者がいるかもしれない。
5人がどこに住むどんな人物かをゾルタンに教えてもらい、ノヴィグラド事情聴取ツアー開始。
以下、実際に私が進めた順番で記録。
1.ヴェスプラ
ヴェスプラはノヴィグラドの外れで働く洗濯女。かつてはノヴィグラドの娼館パシフローラの商売女で、ダンディリオンとは元恋人かつ結婚を約束した仲でもあった。
が、ダンディリオンのフィアンセが他にも存在することが発覚し、ヴェスプラがパシフローラからダンディリオンを追い出しズボンや花瓶を窓から投げつけた、というエピソードは短編小説「Eternal Flame」に登場する。
>>ドゥードゥーの未来は明るいか。ウィッチャー短編小説「Eternal Flame」感想
短編「Eternal Flame」は「ウィッチャー3」の約10年前の出来事。
(参考資料は掲示板だが、redditの「A comprehensive timeline of the Witcher short stories」という短編小説の時系列考察スレ)
つまりダンディリオンとヴェスプラは大げんか(破局?)から約10年以上たった今でも交友を続けているということになる。すごくない?
しかしヴェスプラはダンディリオンの行方については知らないとのこと。
というか先に言ってしまうと5人の中でダンディリオンがどこへ行ったか分かる人はおらず、得られるのは断片的な情報だけです。
2.エリハル
エリハルはノヴィグラドの外れで仕立屋を営んでいる。ゾルタンが「フランチェスカ・フィンダベアですら羨むほどの美女らしい」と話していたエルフの正体は、エリハルの女装バージョンだった。
困惑するゲラルトにエリハルは、ダンディリオンも自分も恋愛対象は男性ではなく、初対面で意気投合して飲み友になったのだと話す。
とりあえずエリハルの着替えの早さにびっくりしたよ。
3.マーベラ
マーベラはノヴィグラドの初等学校で先生をしている。注目点はマーベラではなく、マーベラの生徒の中にクルックバック湿原にいた子供たちがいるということ(詳細:プレイ日記4)。
クエスト「囁きの丘」で木の心臓を解放し、湿原から消えた子供たちはノヴィグラドに来ていたのだった。
だがしかし。
話しかけてもまるで初対面のような反応。
「ウィッチャーでしょ?」「どこから来たのかな」など、そのへんの通行人と同じようなセリフしか言わない。
ええー、君ら一緒にかくれんぼした仲じゃん…。
きっと木の心臓に記憶を消されたのだ。そういうことにしておこう。
4.モリー
モリーはルイーズ・ラ・ヴァレッテ男爵夫人の使用人。男爵夫人の家に着くと、ドアから男爵夫人とニルフガードのモルブラン・ヴーヒス将軍が出てくる。密会のご様子。
男爵夫人はゲーム2作目でゲラルトに息子を助けてもらったらしい。
ゲラルトが事情を話すと、モリーは休憩中でいないけど後で合流することになっているから一緒に競馬場に行こうと誘われ、男爵夫人とヴーヒス将軍と競馬場へ。
競馬場では馬マニアのヴーヒス将軍にそそのかされ、馬のレースで勝負することになる。
何この展開。しかもラストスパートのかけどころを間違えて将軍に負けた。
ヴーヒス将軍、ヴィジマではゲラルトのこと田舎者と見下していたのに、ノヴィグラドでは「明日みんなでスノボでも行こうぜ」と誘ってくる大して仲が良くない他部署の同僚みたいになっていた(誰)。
日が暮れた頃にようやくモリーと会話。
ダンディリオンの誇張に誇張を重ねた誇張ミルフィーユのバラードを鵜呑みにしているモリーは、「あなたがダンディリオンがいつも助けているというゲラルトね」と嬉しそうにゲラルトに言ってのけた。
5.ローザ・ヴァル・アトレ
ローザ・ヴァル・アトレはヴィジマにいたニルフガード大使の娘。ローザがフェンシングを習っているため、ゲラルトは剣術の先生のふりをしてヴァル・アトレ家に潜入する。
ニルフガード大使の邸宅だけあって、ローザの家はエムヒル皇帝の肖像画やらニルフガードの太陽の紋章の入った旗やらニルフガード兵の羽兜の鎧やら、ニルフガードを象徴するグッズが多く飾られている。ニルフガードの役人の家ってどこもこんな感じなのだろうか。
ローザにダンディリオンのことをたずねると、「あの中年吟遊詩人の居場所は知らん」とバッサリ(ウィッチャー3のダンディリオンは43歳)。
ローザの興味はフェンシングだけ。ゲラルトの剣の腕を見込んでゲラルトにレッスンを頼むほど。
ゲラルトも美しいお嬢様にお願いされてまんざらでもなく、レッスンを承諾するとサイドクエスト「フェンシングの訓練」が発生する。
ダンディリオンの恋人に会いに行く
5人にインタビューした結果、ダンディリオンが最近会っていたのはコヴィリ出身のブロンドの吟遊詩人の女性だと分かった。ゾルタンに報告すると、それはプリシラだ、ダンディリオンにしては珍しくゾッコンらしいぞ、と教えてもらう。
ゾルタンよ、なぜ今までそんな大事な情報を忘れていた?
ダンディリオンの今カノがいるなら元カノやお友達に話を聞きに行く必要なかったじゃないか。
とコントローラーを握りしめて思ったが、優しいゲラルトはゾルタンに怒るそぶりを微塵も見せず、プリシラが公演するというキングフィッシャー(酒場)へ。
公演後、プリシラからダンディリオンがシギ・ルーヴェンの宝を盗みに行ったきり帰ってきていないという話を聞く。
シギ・ルーヴェンとホアソン・ジュニアがダンディリオン失踪に関わっているということで、まずはシギ・ルーヴェンが運営する浴場へ向かう。
本日のまとめ
完了したメインクエスト:- 君に届け
ゾルタンがプリシラのことを真っ先に思い出してくれていたら全く不要なクエストである。
次の記事:ディクストラとの再会はバスタオル
前の記事:永遠の炎教会、トリス、ダンディリオン
「ウィッチャー3 プレイ日記」一覧
- オープニング~イェネファーに会うまで
- エムヒル謁見が険悪ムードな理由
- 裸足で洞窟探索するキーラ・メッツ
- 大きな悪と小さな悪@男爵お家騒動
- 永遠の炎教会、トリス、ダンディリオン
- 彼女いるなら先に言ってくれ
- ディクストラとの再会はバスタオル
- ラドヴィッド王に電撃謁見
- パンツ一丁のゲラルトを舞台に立たせた
- スケリッジの設定・魅力、ユニコーンの出番
- シリの「私は女の人が好きなの」はダウト
- 最後の願い。イェネファーとトリスのどちらを選ぶか
- エムヒル謁見その2、エスケルとランバートの手伝い
- トリスとの関係によって複雑になった会話
- 泥酔ウィッチャー、ウーマの呪いを解く儀式
- スケリッジ王。ヤルマールとセリスのどちらを選ぶか
- スケリッジ王。力尽くで事件解決、脳筋王の擁立へ
- 戦友クエスト。各地の友人とエムヒルに協力要請
- 霧の島に行く前に済ませたサイドクエスト
- 何度見ても感動するゲラルトとシリの再会
- 物語の山場。ケィア・モルヘンの戦い
- シリのエムヒル謁見とリベンジの旅
- フィリパとマルガリータを引き入れる
- イェネファーとトリスにフラれ、船は元カノ率60%に
- アヴァラックはシリをどう思っているのか
- ラドヴィッドを倒し、ディクストラはマクベスになる
- 大事なことを言わないシリ。本編エンディング