【ウィッチャー3 プレイ日記5】永遠の炎教会、トリス、ダンディリオン
PS4版「ウィッチャー3 ワイルドハント」2周目のプレイ日記です。
原作小説を読んでいないと気づかないネタを拾いながら遊んでいます。
注意事項
- ゲーム「ウィッチャー3」のネタバレ満載です。
- Netflixドラマのシーズン1および原作小説『ウィッチャーI エルフの血脈』『ウィッチャーII 屈辱の刻』『ウィッチャーIII 炎の洗礼』『ウィッチャーIV ツバメの塔』『ウィッチャーV 湖の貴婦人』および未翻訳の原作小説『The Last Wish』『Sword of Destiny』のネタバレも適宜混入されます。
- ゲーム「The Witcher」「ウィッチャー2 王の暗殺者」は未プレイ。あらすじはスパイクチュンソフトのウィッチャー3公式サイトに掲載されている年表を見ました。
今回はトリスと会い、シリ捜査線上にダンディリオンが上がるまで。
ノヴィグラドの広場で目撃した火刑
ゲラルトはシリがノヴィグラドで暮らすトリスに会ったのではないかと考え、トリスの家へ向かう。途中で通りかかった広場で、永遠の炎教会の聖堂衛兵団長メンジが人間に化けたドップラーを火あぶりで処刑する現場に遭遇。
永遠の炎教会は北方諸国で多くの信者を持つカルト宗教で、人気の高まりからノヴィグラドでの実権を握るようになった。ウィッチハンターや聖堂衛兵団は永遠の炎教会の所属になる。
メニュー画面にある人物事典のメンジを読んだところ、広場で処刑されたのは前任の聖堂衛兵団長のシャペルだと判明。
シャペルは短編小説「Eternal Flame」に登場した時点で既にドップラーが成り代わったものだった。
>>ドゥードゥーの未来は明るいか。ウィッチャー短編小説「Eternal Flame」感想
元のシャペルはドップラーや魔術師に強硬な態度だったが、ドップラーが成り代わってからはノヴィグラドにおけるドップラーや魔術師の取り締まりは緩くなっていた。
シャペルの甘い対応が気に入らなかったメンジが聖堂衛兵団長の座に就き、シャペルを処刑した模様。
ノヴィグラドは現在、ドップラーにも魔術師にも危険な場所になっているというのが人々の会話から分かる。
火あぶりを見たゲラルトが「ドゥードゥー(ドップラー)は無事だといいが」と安否を気遣うつぶやきをしたのは、このような背景がある。
ゲラルトとドゥードゥーが知り合った経緯も短編「Eternal Flame」で語られている。
(火あぶりにされたのはシャペルだという話は、後でゾルタンからも聞ける)
トリスと再会
トリスが留守だったので、一通りトリスの家を物色した後、物乞いの王のところにいたトリスと会う。ゲーム2作目でゲラルトとトリスは恋人関係だったため、当人同時の会話だけでなく他の人との会話でも随所にその話題が出てくる。
原作でもゲラルトとトリスが付き合っていた形跡はあるが、作中で分かるのはゲラルトがイェネファーと別れていた時期にトリスが魔法でゲラルトを誘惑したということと、それがソドンの丘の戦いの前であることくらい。
さらにドラマと違って原作ではゲラルトとトリスがいつどこで出会ったのか不明。
トリスはシリに多くの影響を与えた人物のひとりでもある。
シリがケィア・モルヘンで修行していた頃、トリスは第二次性徴に直面するシリの支えとなった他、シリにエルフ語や化粧の仕方を教えるなど、いろいろと面倒を見ていた。
ゲーム中で、シリを助けるためなら何でもするとトリスが言い切るのは、ゲラルトとの関係だけが理由ではないのだ。
ダンディリオン捜しの始まり
トリスはシリに会っていなかった。代わりにトリスは夢見術師のコリンヌ・ティリーなら力になってくれるかもと提案してくれる。
ゲラルトはコリンヌに会いに行き、シリの居場所を占ってもらうため(占うという表現でいいのかよく分からないが)シリの話をする。
シリとの思い出だけでなくシリの血筋や力についても語られるので、原作は読みたくないけど物語背景に興味がある場合は必読の内容。
コリンヌの力により、ゲラルトはシリがノヴィグラドでダンディリオンと会ったことを知る。
ダンディリオンはゲラルトのマブダチ(笑)の吟遊詩人。シリと会ったことがあるし、ゲラルトの第一次シリ捜査線(長編小説)にも同行していた。
シリが頼れる人ランキングでゲラルト、イェネファー、トリスの次にランクインするのはダンディリオンで間違いない。
Netflixドラマ版でダンディリオンはヤスキエルという名前で登場。
>>【ウィッチャー】S1E2感想。ヤスキエルの名前やイェネファーのこと
話は戻り、ゲラルトはダンディリオンが受け継いだという元娼館ローズマリー・アンド・タイムへ向かう。
ダンディリオンは不在だったが、友人のドワーフであるゾルタンと再会。
ゲラルトとゾルタンは原作小説『ウィッチャーⅢ 炎の洗礼』で出会い、一時的に行動を共にしていた(この時もゲラルトはシリを捜していた)。ゾルタンはゲラルトのためなら何でもするいい奴である。
ゾルタンもダンディリオンは行方が分からないと言うので、とりあえず部屋に手がかりがないか探すことに。
部屋に置きっ放しになっているダンディリオンのリュートは、短編小説でドル・ブラサンナのエルフからもらったもの。
>>ダンディリオンとの冒険。ウィッチャー短編小説「The Edge of the World」
壁に飾られたダンディリオンの肖像画、オクセンフルト大学の卒業証書の他、詩集や手帳も物色。
手帳には女性と会う予定ばかり書かれていたが、この中にダンディリオンがどこへ行ったか知っている人がいるかもしれないということで、ゲラルトは5人の女性に会いに行くことになる。
ダンディリオンの行方を聞くだけの簡単なお仕事のはずが、ゲラルトが剣術の先生になったり競馬のレースに出場することになったり女装男子と話すことになったりする愉快なクエスト「君に届け」の詳細は次回。
本日のまとめ
完了したメインクエスト:- ノヴィグラドの火葬
- 夢のノヴィグラド
ウィッチャーという作品は人探しで成り立っています。
次の記事:彼女いるなら先に言ってくれ
前の記事:大きな悪と小さな悪@男爵お家騒動
その他:ウィッチャー記事一覧
「ウィッチャー3 プレイ日記」一覧
- オープニング~イェネファーに会うまで
- エムヒル謁見が険悪ムードな理由
- 裸足で洞窟探索するキーラ・メッツ
- 大きな悪と小さな悪@男爵お家騒動
- 永遠の炎教会、トリス、ダンディリオン
- 彼女いるなら先に言ってくれ
- ディクストラとの再会はバスタオル
- ラドヴィッド王に電撃謁見
- パンツ一丁のゲラルトを舞台に立たせた
- スケリッジの設定・魅力、ユニコーンの出番
- シリの「私は女の人が好きなの」はダウト
- 最後の願い。イェネファーとトリスのどちらを選ぶか
- エムヒル謁見その2、エスケルとランバートの手伝い
- トリスとの関係によって複雑になった会話
- 泥酔ウィッチャー、ウーマの呪いを解く儀式
- スケリッジ王。ヤルマールとセリスのどちらを選ぶか
- スケリッジ王。力尽くで事件解決、脳筋王の擁立へ
- 戦友クエスト。各地の友人とエムヒルに協力要請
- 霧の島に行く前に済ませたサイドクエスト
- 何度見ても感動するゲラルトとシリの再会
- 物語の山場。ケィア・モルヘンの戦い
- シリのエムヒル謁見とリベンジの旅
- フィリパとマルガリータを引き入れる
- イェネファーとトリスにフラれ、船は元カノ率60%に
- アヴァラックはシリをどう思っているのか
- ラドヴィッドを倒し、ディクストラはマクベスになる
- 大事なことを言わないシリ。本編エンディング