【Netflix版聖闘士星矢】S1の8話感想。昔のアニメはよく流血してたな
「聖闘士星矢: Knights of the Zodiac」の8話のあらすじと感想をまとめた。
ネタバレありだが、聖闘士星矢においてはネタバレしても鑑賞に支障はないと個人的には思う。
Netflix版聖闘士星矢 8話のあらすじ
- 教皇がアテナの命を狙っていると話した魔鈴は、星矢をアテナのもとへ向かわせる。
- 魔鈴は白銀聖闘士のモーゼス・アステリオンと戦う。
- 魔鈴が人質となったことを感知した星矢は魔鈴のもとへ戻る。
- 魔鈴には子供の頃に生き別れたが弟がいると聞いた星矢は、魔鈴が自分の姉なのかと疑問を抱く。
- 星矢がモーゼスを、魔鈴がアステリオンを倒し、魔鈴は星矢のもとを離れる。
サガの必殺技が大迫力の予感
Netflix版の聖闘士星矢はバトルに迫力がない。基本的に、
必殺技を使う → 相手に効かない
必殺技を使う → 相手を倒す
の2パターンしかないからだ。
その代わり、必殺技の演出は最新のCGアニメらしくかっこいいと思っている。
誰かが必殺技を使うたびにその聖闘士の正座が背景に現れるのは結構好きだ。
そして今回、猛烈にかっこいい予感がする必殺技が登場した。
双子座の聖闘士の必殺技、ギャラクシアンエクスプロージョンである。
「アテナがポセイドンとハーデスに敗北して人類は破滅する」という予言を信じた教皇が、アテナを殺そうとしている。そう魔鈴さんが星矢に話している時に、アイオロスが赤子のアテナを連れて逃げるシーンが入る。
この時アイオロスを追っていたのがサガっぽい双子座の黄金聖闘士とシュラっぽい山羊座の黄金聖闘士。
双子座の黄金聖闘士がアイオロスに向かって巨大なエネルギーを放つのだが、双子座の黄金聖闘士が使っているのでギャラクシアンエクスプロージョンだろう。
特大元気玉のような見た目で、CGアニメ映えばっちりの大迫力だった。
アイオロスは空を飛んで逃げていたのでギャラクシアンエクスプロージョンによる建物の被害はなさそうだったが、サンクチュアリであんな技が使用されたら神殿が更地になるのではないかと思うとオラわくわくすっぞ。
モーゼスの技は痛そうだけどアニメ版はもっと痛そうだった
モーゼスとアステリオンって原作だとどんな感じだったのかと気になったが、何年も前に紙の漫画は全て売ってしまって実は手元に「聖闘士星矢」がない。こんな形で読み返したくなる日が来るなんて、Netflixの存在すら知らなかった当時の私に想像できただろうか、いや無理。
なので、現在Netflixで見ることができるテレビアニメ版の聖闘士星矢を代わりに見た。
1986年に放送されていたアニメを簡単に見られる便利な世の中に感謝。
それにしても昔のアニメって流血が多かったんだなとアニメ版のモーゼスの必殺技を見て思った。
モーゼスの技はカイト・スパウティング・ボンバー。
8話では魔鈴と星矢に対して使われた。
Netflixだと壮大なクジラを背景に、相手を自分の拳に引き寄せて頭をグーパンチする。
「魔鈴さん痛そう…顔は見えないけど」とは思うが、血は一滴も流れない。
一方のテレビアニメ版。
Netflix同様、魔鈴さんの頭をグーパンする展開は同じだが、大きく異なるのは攻撃を食らった時の描写。
魔鈴さんの頭から、クジラの潮吹きのごとく血がドヴァーっと噴出するのだ。
痛そうを通り越して頭がカチ割れたとしか思えないショッキングな描写になっている。
こんなアニメを毎週土曜の夜7時から放送していたとは恐ろしい時代である。
そういえばドラゴンボールも結構な流血アニメだった。
セルか何かがトランクスか誰かの体を尻尾か何かで貫いて、白目むいて倒れたトランクスが吐血したシーンがあった気がする。
それをリアルタイムで見た小学生の私は「人間ってあんなふうに血を吐くの!?」と恐れおののいた覚えがある。
Netflix版の聖闘士星矢は滅多に血が流れないので、小さな子供でも安心して見られます(一応PG12なので12歳未満は保護者と一緒に見ることが推奨されている)。
マッハ2でうぬぼれるアステリオンの限界
脳筋全開のモーゼスとは対照的に、冷静で頭脳派な雰囲気だったのがアステリオン。アステリオンはモーゼスを倒した星矢に立ちはだかり、星矢の流星拳をかわし必殺技のミリオンゴーストアタックで星矢を圧倒する。
そして星矢に「お前の流星拳はマッハ1だが俺の攻撃はマッハ2だ」と豪語。
待ちたまえアステリオン。君は黄金聖闘士の攻撃スピードを知っているのか。光速だぞ。光の早さとはマッハ88万だぞ。
マッハ2で満足してる時点でアステリオンの限界が垣間見えた。
せっかくアステリオンには人の心が読めるという優秀な能力があったのに、主な使い道は「魔鈴には生き別れた弟がいる」という情報を星矢に与えるだけだったのが残念である。
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