ローマに夜到着。空港からテルミニ駅への移動、雰囲気や治安の所感
先日、エールフランスを使ってパリ経由でローマへ行ってきた。
ローマへ向かう際、シャルル・ド・ゴール空港での乗り継ぎが1時間半で不安だったものの、結局は余裕で乗継便の搭乗ゲートまでたどり着いたことを前回の記事に書いた。
>>パリ乗り継ぎは1時間半で足りる?エールフランスでローマに行く場合
本記事では私が旅行前に心配していた、
ローマ・フィウミチーノ空港から電車でちゃんとテルミニ駅まで行けるのか?
夜9時にひとりでテルミニ駅を歩いて大丈夫か?
の2点について、実体験をもとに紹介する。
フィウミチーノ空港からレオナルドエクスプレスに乗車
ローマ・フィウミチーノ空港から市街地への行き方はいくつかあるが、私はテルミニ駅に直行するレオナルドエクスプレスという電車を利用した。理由は簡単で、テルミニ駅のすぐ近くのホテルを予約していたからだ。
フィウミチーノ空港の到着口を出たら、右側に見える電車マークを追って鉄道駅へ向かう。
レオナルドエクスプレスのチケット刻印ができなかった
駅に着いたら現金が使える券売機で切符を購入。
空港の荷物受取ターンテーブルのそばにもレオナルドエクスプレスの券売機があるが、現金の使える機械はなかった気がする。
券売機の操作に大いに戸惑いながらチケットをゲット。窓口で買ったほうが明らかに早かった。
券売機の画面にも切符の裏面にも。乗車前にチケットをvalidate(刻印)するよう注意書きがあったが、改札内にある刻印用の機械が無反応で刻印できやしない。
係員に刻印できないことを伝えると「あ~、ザッツファーイン」と返されたのでそのまま電車に乗り込んだ。
刻印なしの、ありのままのチケットを見せて何も言われなかった。
しかし、車内検札でチケットを見せられないと罰金を請求される。
同じ車両にチケットをなくしたらしい男性がいて、係員に「64ユーロを払うか、警察に行ってもらいます」と言われていた。
チケットをなくした男性は「券は買ったんだから64ユーロは払わない。アムノッペインユーセクスティーフォーユゥロー!(I'm not paying you sixty four euros)」とスコットランド訛りで突っぱね、テルミニ駅に着くまで係員ともめていた。
結局どうなったのかは知らないが、そういえばスコティッシュイングリッシュの勉強をしていた時期があったなとイタリアと全く関係ないことを思い出した。
>>スコットランド英語のリスニング勉強方法を英検1級合格者が考えてみた
ホテルは駅から徒歩1分のところにあるGioberti Art Hotel。
1泊1万5000円以上するのでひとりで泊まるには割高だが、安全を最優先して夜でもすぐにたどり着けるホテルを選んだ。
実際、簡単に行くことができて助かった。
改札を出て左から駅を出て(マクドナルドが見えるほう)、交通量の激しい道路を慎重に渡って左に進み、最初の角を曲がると右側に入り口が見える。通り道には土産物屋が多く、よそ見しているとホテルの入り口をうっかり通り過ぎる。
部屋はきれいで1人だと持て余す広さだった。
テルミニ駅というと治安の悪いイメージがある。
地球の歩き方を読むと、スリの被害に遭ったとか親切を装った人にお金を取られたとか数々の被害報告が寄せられていて、期待より警戒心で胸が一杯になる。まあ、中には「いくらなんでも不用心すぎるだろ」と突っ込みたくなる例もあったが。
実際のテルミニ駅の印象はどうだったかというと、思ったほど悪くなかった。
夜9時のテルミニ駅はまだ開いている店があり、そのため観光客や一人歩きの女性なども多く、出歩いても危険な感じはしない。
とは言っても駅はガラの悪そうな人がたむろしているし、スリはどこに潜んでいるか分からないので、私はかつて新宿駅の通勤で培った早歩きスキルを存分に発揮して常に逃げるように歩いていた。むしろ私が怪しく見えた可能性あり。
あとこれは治安とは少し違うのと、テルミニ駅だけの話でも夜だけの話でもないのだが、たばこの煙がキツい。歩きたばこや駅構内での喫煙はもはや風景の一部。
駅でたばこ吸うのは禁止されているはずなのに、取り締まりが激甘というか皆無らしい。受動喫煙待ったなし。
A.チケットを買って手元に持っていれば大丈夫。
Q.夜9時にひとりでテルミニ駅を歩いて大丈夫か?
A.体感では夜9時すぎくらいなら大丈夫。それより遅い時間は検証していない。
券売機の操作に大いに戸惑いながらチケットをゲット。窓口で買ったほうが明らかに早かった。
券売機の画面にも切符の裏面にも。乗車前にチケットをvalidate(刻印)するよう注意書きがあったが、改札内にある刻印用の機械が無反応で刻印できやしない。
係員に刻印できないことを伝えると「あ~、ザッツファーイン」と返されたのでそのまま電車に乗り込んだ。
チケットは刻印しなくても大丈夫だったが、なくすと罰金
電車が出発してしばらくすると検札が。刻印なしの、ありのままのチケットを見せて何も言われなかった。
しかし、車内検札でチケットを見せられないと罰金を請求される。
同じ車両にチケットをなくしたらしい男性がいて、係員に「64ユーロを払うか、警察に行ってもらいます」と言われていた。
チケットをなくした男性は「券は買ったんだから64ユーロは払わない。アムノッペインユーセクスティーフォーユゥロー!(I'm not paying you sixty four euros)」とスコットランド訛りで突っぱね、テルミニ駅に着くまで係員ともめていた。
結局どうなったのかは知らないが、そういえばスコティッシュイングリッシュの勉強をしていた時期があったなとイタリアと全く関係ないことを思い出した。
>>スコットランド英語のリスニング勉強方法を英検1級合格者が考えてみた
テルミニ駅から歩いてホテルへ移動
テルミニ駅に夜8時半頃に到着。外は真っ暗だが、人通りは多かった。ホテルは駅から徒歩1分のところにあるGioberti Art Hotel。
1泊1万5000円以上するのでひとりで泊まるには割高だが、安全を最優先して夜でもすぐにたどり着けるホテルを選んだ。
実際、簡単に行くことができて助かった。
改札を出て左から駅を出て(マクドナルドが見えるほう)、交通量の激しい道路を慎重に渡って左に進み、最初の角を曲がると右側に入り口が見える。通り道には土産物屋が多く、よそ見しているとホテルの入り口をうっかり通り過ぎる。
部屋はきれいで1人だと持て余す広さだった。
夜9時のテルミニ駅の治安。女性ひとりでも歩けた
ホテルにチェックインしたあと、SIMカードと夕食を買いに行くためテルミニ駅に出かけた。テルミニ駅というと治安の悪いイメージがある。
地球の歩き方を読むと、スリの被害に遭ったとか親切を装った人にお金を取られたとか数々の被害報告が寄せられていて、期待より警戒心で胸が一杯になる。まあ、中には「いくらなんでも不用心すぎるだろ」と突っ込みたくなる例もあったが。
実際のテルミニ駅の印象はどうだったかというと、思ったほど悪くなかった。
夜9時のテルミニ駅はまだ開いている店があり、そのため観光客や一人歩きの女性なども多く、出歩いても危険な感じはしない。
とは言っても駅はガラの悪そうな人がたむろしているし、スリはどこに潜んでいるか分からないので、私はかつて新宿駅の通勤で培った早歩きスキルを存分に発揮して常に逃げるように歩いていた。むしろ私が怪しく見えた可能性あり。
あとこれは治安とは少し違うのと、テルミニ駅だけの話でも夜だけの話でもないのだが、たばこの煙がキツい。歩きたばこや駅構内での喫煙はもはや風景の一部。
駅でたばこ吸うのは禁止されているはずなのに、取り締まりが激甘というか皆無らしい。受動喫煙待ったなし。
まとめ
Q.ローマの空港から電車でちゃんとテルミニ駅まで行けるのか?A.チケットを買って手元に持っていれば大丈夫。
Q.夜9時にひとりでテルミニ駅を歩いて大丈夫か?
A.体感では夜9時すぎくらいなら大丈夫。それより遅い時間は検証していない。
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