ヘーホー空港からカックー遺跡観光(行き方・車の依頼方法・英文)
インレー湖から日帰りで行ける観光地にカックー遺跡があります。
2,000を超えるパゴダが印象的な場所です。
私はインレー湖での滞在が短かったので、インレー湖の最寄り空港であるヘーホー空港から直接カックーに行きました。
この記事では、カックーへの行き方、ホテルにチャーター車を依頼する方法、依頼時に使った英文、観光当日の様子を紹介します。
カックー遺跡に行く一番簡単な方法は車を手配してもらうこと
カックーへの公共交通機関はないため、カックー遺跡に行くためには流しのタクシーをつかまえるか、ホテルに車を頼む必要があります。一番簡単なのは宿泊先に車を手配してもらうことです。
インレー湖に何日か滞在するなら、ホテルに着いてから「カックーに日帰りで行きたい」と相談すればいいでしょう。
私はインレー湖に2泊するだけだったので、ヘーホー空港から直接カックーに行くほうが効率的かなと思い、ホテルに車を頼むことにしました。
ホテルへの依頼方法と使える英文
ホテルとのやりとりは予約サイトのメッセージ機能が便利
私はホテル予約サイト・アゴダを使ってインレー湖のホテルを予約しました。アゴダは予約時の画面に「特別なリクエスト」という項目があり、その中の「さらにリクエストを追加」を開くと、ホテルへの要望を書ける「追加メモ」が出てきます。
私はその欄を使って、空港からのピックアップの車でカックー遺跡に寄れるかどうか英語で問い合わせをしました。
予約後でも、予約照会ページからホテルにメッセージを送ることができます。
ホテルからの返事は登録したメールアドレスに届き、返信したい場合はそのまま返信すればホテルに送られます。
アゴダの受信ボックスでも送受信したメッセージの確認が可能です。
ホテルのメールアドレスが分かるときは直接メールを送ってもいいと思います。
空港からカックーへの車を依頼するときの英文
空港からカックーに行く車をホテルに手配してもらうときに使える英文をいくつか紹介します。流れはだいたい、
ホテルに問い合わせる → ホテルから値段など詳細が書かれた返事が来る → ホテルに当日のフライト詳細を伝えて手配完了
になるはずです。
1.「ヘーホー空港からカックー経由でホテルに行くよう車を手配できますか? 値段も教えてください」と聞きたいとき
Would it be possible for you to arrange a car from Heho airport to Kakku before going to the hotel? If yes, please advise the price. Thanks in advance.
2.「車を手配できますか?」と簡単に聞きたいとき
Could you arrange a car as the below?
Heho Airport > Kakku > ホテル名
Heho Airport > Kakku > ホテル名
3.ホテルから返事が来て、「手配をお願いします。フライト詳細はこれです」と伝えたいとき
Please arrange the transport from Heho airport to hotel via Kakku.
Here are my flight details.
Flight date: (ヘーホー空港到着日を書く)
Flight no.: (便名を書く)
Arrival time at Heho: (到着時刻を書く)
Here are my flight details.
Flight date: (ヘーホー空港到着日を書く)
Flight no.: (便名を書く)
Arrival time at Heho: (到着時刻を書く)
4.飛行機の予約がまだで、「フライトを予約したら連絡します」と伝えたいとき
I'll get back to you as soon as I booked my flight.
続いて、当日の様子を紹介します。
ヘーホー空港到着~カックー観光~ホテル到着の流れ
空港からカックー遺跡まで2時間半
ヘーホー空港に着いたら、自分の名前の書かれた紙を持っている人を見つけ、運転手のところに連れて行ってもらいます。案内された車はトヨタの中古ワゴン車。ひとりで乗せてもらうのがもったいない大きさです。
運転手はなまりの強い英語で「この車は昨日買ったばかりなんだ。君が最初のお客さんだよ!」と話してくれました。
ヘーホー空港からカックーまでは2時間半ほどかかります。
距離がかなりありますが、路肩に柵がない山道、街中、ド田舎とさまざまな景色を楽しめるので意外と飽きません。
MEMO
山道はウネウネするし、デコボコ道はガタガタ揺れるので、車酔いしやすい人は酔い止めの薬を持っていくことを推奨します
山道はウネウネするし、デコボコ道はガタガタ揺れるので、車酔いしやすい人は酔い止めの薬を持っていくことを推奨します
カックー到着。仏塔が立ち並ぶさまは圧巻
ガイドブックには「タウンジーでパオ族のガイドを雇う」と書いてありましたが、特にそんなイベントはなくカックー遺跡に到着。大量に立ち並ぶ尖塔は遠目から見ても印象的です。
駐車場で車を降り、入り口で靴を脱ぐと、外国人は呼び止められて入場料を払わされます。3ドルまたは5,000チャットです(2019年2月時点)。
カックーには外国人観光客だけでなく、ミャンマー人の団体もたくさんいました。
水面に映るカックー遺跡は、入り口を抜けて仏塔手前の道を右に行くと撮ることができます。
人気スポットなのでタイミングが悪いと混みます。
仏塔ひとつひとつに仏像がそなえられていたり、塔の装飾がどれも個性的だったり、見ていて飽きません。
遺跡は思ったより奥行きがあって、1時間くらい散策していました。
ガイドブックの写真を見て「行ってみたい!」と思っても、実際に行くと写真がよすぎて期待していたほどではなかった、ということがたまにありますが、カックーはどこを見ても写真どおりの場所で楽しめました。
MEMO
カックー遺跡の外に水を買える場所とトイレがあります。駐車場から遺跡に向かって、遺跡に入らず左に進むと売店が、さらに奥に行くとトイレがあります
カックー遺跡の外に水を買える場所とトイレがあります。駐車場から遺跡に向かって、遺跡に入らず左に進むと売店が、さらに奥に行くとトイレがあります
遺跡の近くのレストランで昼食をとり、インレー湖のホテルへ
昼時だったので、カックー遺跡のすぐそばにあるレストランへ。遺跡を眺めながら食事できる位置です。接客は民族衣装を着た女性たち。なんと最初にお茶を持ってきてくれた。
観光地だし、周りに他のレストランないし、店内がとても広いし、もしや高いのでは?
と身構えましたが、トマトスープとシャンヌードルの2品で6,000チャットと、警戒するほど高くはありませんでした。
ここのシャンヌードルは麺がフニャフニャで今ひとつでした。味はおいしかったです。
食べ終わったあとは運転手と合流し、ホテルに向かいました。
カックーからインレー湖畔のホテルまでは1時間ちょっとでした。
途中の村の風景を見ながら「小屋のような家、柵、畑…オープンワールドのRPGゲームに出てきそうな村だ!」とひとりで興奮していました。
インレー湖畔のホテルだと空港→カックーは高い
私はニャウンシュエではなく、インレー湖の東にあるリゾートホテルに泊まりました。お金があるからではなく、1泊8,000円以下で泊まれるリゾートホテルがあったから、という理由です。ミャンマー旅行でのプチ贅沢です。
しかしリゾートホテルのためか、空港からカックーに行く料金は100,000チャットと予想より高かったです。
ダメ元で値引きできるか聞いてみましたが、「適正価格です」とバッサリ。まあ、安さを求めるならリゾートホテルに泊まるなという話ですが。
距離でいうと、ヘーホー空港 → カックーはインレー湖 → カックーより長いので、インレー湖ぞいのホテルに泊まる場合は空港からカックーに行くより、ホテルから日帰りするほうが安いかもしれません。
最後に
ここだけの話をします。インレー湖ではニャウンシュエの入り口で入域料を徴収されます。
しかし私は、カックーからニャウンシュエをとおらずにインレー湖のホテルに行ったので、入域料を払うことはありませんでした。
以上、ここだけの話でした。
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