インレー湖のホテル・Ananta Inlay Resortでプチ贅沢

アナンタインレーリゾートの桟橋から

インレー湖で泊まったホテルは、インレー湖ぞいにあるアナンタインレーリゾート (Ananta Inlay Resort)。

ホテルの立地や値段、部屋の様子、よかったところなど感想をまとめました。

宿泊時期:2019年2月に2泊
部屋タイプ:デラックスダブル
予約方法:ホテル予約サイトagodaから

ホテルの場所・評判・値段

アナンタインレーリゾートは、ミャンマー各地にホテルを展開しているAmazing Hotels & Resortsが経営しているリゾートホテルです。

インレー湖の東側に位置し、ヘーホー空港から車で1時間、ニャウンシュエからは車で15分の距離にあります。



トリップアドバイザーの口コミでは5点満点で4.5点と高評価。5段階で「悪い」「とても悪い」とつけた人がゼロなのも特徴です(2019年3月時点)。

宿泊料金は、私が泊まったときはアゴダの手数料込みで1泊7,600円と、リゾートホテルにしては手ごろな価格でした。閑散期なら5,000円くらいになるようです。

インレー湖周辺の他のリゾートホテルと比べても安く、その理由はおそらく水上コテージの部屋がないからだと思います。



部屋の清潔さ・広さ・設備など

40平米の部屋は広くてきれい!

部屋の大きさは40平米。だいたい24畳。広いです。

アナンタインレーリゾートの部屋

壁にはシミひとつなく、部屋がとてもきれいに保たれていました。

テレビ下が長い棚になっているので、スーツケースを広げたり、大量にものを置けたりと便利です。

アナンタインレーリゾートの部屋

シャワールームはしきりがあって使いやすかったです。

アナンタインレーリゾートのバスルーム

排水溝のところは石がしきつめられていて、高級感があるなあと見とれつつ、「掃除しにくそう」と現実的な感想を抱きました。

シャワーのお湯・水圧は全く問題ありませんでした。

部屋にはバルコニーもついています。

アナンタインレーリゾートのプール

湖に面している部屋はないので、いい景色を見てゆっくりするならプールサイドに行ったほうがいいです。


備品・アメニティの詳細

  • エアコン
  • ビーチサンダル
  • バスローブ
  • ドライヤー
  • 無料のペットボトルの水4本
  • 無料のミニバー(水、コーラ、ミャンマービール)
  • ビン入りのボディーソープ、シャンプー、コンディショナー
  • 固形せっけん
  • ボディーローション
  • 歯ブラシ
  • くし
  • カミソリ
  • シャワーキャップ
ホテルのアメニティ

ホテルのアメニティ

そのほか、毎日部屋にフルーツを置いてくれたり、夜にはお菓子を持ってきてくれたりします。

ホテルのフルーツなど


コンセントには日本のプラグが使える

220~240Vに対応している電気製品であれば、日本のプラグがそのまま使えます。


フリーWi-Fiは弱い

部屋の外が屋外というのが関係あるのか分かりませんが、ホテルのフリーWi-Fiは弱く、ネットサーフィンには不向きでした。

スマホにミャンマーで買ったSIMカードを挿していたので、インターネットはずっとスマホを使っていました。



朝食は宿泊客が少ないとアラカルト

私が泊まったときはアラカルトで、前日の夜にメニューから選んでおくようになっていました。

パンケーキやフレンチトーストといった洋食のほか、シャンヌードルを始めとしたミャンマーの麺料理がありました。

モヒンガーはメニューになかったのですが、レストランのスタッフに聞いたら作ってもらえました。やさしい。

でもモヒンガーよりシャンヌードルのほうがおいしかったです。ピリ辛が大丈夫ならぜひ。

卵料理もリクエストに応じて作ってくれます。

ほかにもビュッフェコーナーにパン、シリアル、フルーツ、ジュースなどが置いてあり、朝から大量に食べることができます。朝あまり食べられない自分が恨めしい。

宿泊客が15人以上の日はバイキングになるそうです。



ホテルのサービスや、ホテルで手配できること

  • 無料プール
  • レストラン
  • スパ
  • 送迎手配
  • ボートツアー(ホテルの敷地に桟橋があり、すぐボートに乗れる)
  • 自転車無料レンタル

部屋に置いてある冊子にサービスの一覧表が載っています。書いていないことも相談すれば丁寧に教えてくれます。

私は飛行機のリコンファームもやってもらいました。

ホテルで自転車を借りたらカギがついてなくて、カギのいらない平和さにカルチャーショックでした。


空港送迎について

へーホー空港からのピックアップはもちろん頼めますが、ホテルに行く前にカックーに寄ることもできます。値段は高めの100,000チャット。

【関連記事】ヘーホー空港からカックー遺跡へ(行き方・車の依頼方法・英文)

ホテルから空港までの車は39,000チャットです。

フロントでフライトの時間を伝えると、それにあわせてホテル出発時間も決めてくれます。


フットマッサージが最高だった

スパメニューがいくつかあり、私は1時間20ドルのフットマッサージを頼みました。運よく「今週のスペシャルオファー」で2割引に。

スパ専用の部屋がないため、自分の部屋か空いている部屋で施術を受けます。

フットマッサージなのに上下の着替えを渡されて「?」となりましたが、足だけでなく上半身、頭、腕など体のすみずみまでマッサージしてくれることが判明。

スパ担当者の手際がよすぎて、1時間とは思えないほど密度の濃いマッサージで心身共に満たされました。

バガンでもそうでしたが、ミャンマーのフットマッサージって足だけじゃなく全身ほぐすものなのだろうか。



その他よかったところ・残念なところ

よかった点

  • スタッフがフレンドリーで親切(フロントとレストランの人がたくさん話しかけてくれた)
  • 英語がかなり通じる(ミャンマーのほかのホテルが通じなすぎた)
  • 夜のホテル周りが静か
  • 五日市が近い(開催日はホテルで要確認)
  • ホテル内の桟橋からの景色がいい
  • プールサイドから夕日が眺められる
  • 支払いを柔軟に対応してくれる

インレー湖の夕陽

特に、支払いをフレキシブルに対応してくれたのがありがたかったです。

宿泊費はagodaで支払い済みでしたが、空港からカックーへの車代、滞在中のレストラン、スパ、空港への車代をチェックアウト時に払う必要がありました。

手持ちの現金が中途半端にしか残っていなかったので、カックーへの車代だけチャット現金で、残りはクレジットカードで払いたいと伝えたら、迷惑な顔ひとつせず了承してくれました。

MEMO
支払いは現金(チャットかドル)とクレジットカードが使える。しかも、現金とカードを組み合わせた支払いにも柔軟に対応してくれる。ただ、伝票は手書き、計算は電卓なので金額に間違いがないか要チェック!


残念だった点

  • フロントに人がいないときがある
  • テレビがちゃんと映らない(たまたま?)
  • 部屋から湖が見えない(バルコニーに出れば見える)
  • ホテルでの食事は割高
  • 周辺にレストランがほとんどない

リゾートホテルなので、レストランの値段が高めなのは仕方ないと思います。

ジュースが3ドル、カレーは5ドルくらい。高いだけあって質は高く、バナナミルクシェイクのあまりのおいしさにバナナの潜在能力に驚いたくらいです(カレーもおいしかったです)。



ホテル周辺のおすすめレストラン

貧乏性なので、2日目は自転車でStar Lightという地元のレストランに行きました。



徒歩だとホテルから10分です。

値段はジュースと魚料理で5,000チャットと、ホテルで食べるのに比べてだいぶお手頃になります。

テラス席からは沈む夕日を堪能できるので、日が暮れる前に行くのがオススメです。

スターライトレストラン

暗くなるとレストランの周りは真っ暗になります。このあたりは舗装されていないので、道路に出るまでは足元にご注意を。


まとめ
開放感あふれるホテルで快適な滞在ができました。手ごろな値段でおすすめのリゾートホテルです


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