エアアジアでミャンマーへ。バンコク乗り継ぎ・ヤンゴンでの乗り方も解説
エアアジアでミャンマーに行ってきました。
成田空港から出発してタイのバンコク・ドンムアン空港で飛行機を乗り継ぎ、ヤンゴン国際空港に向かうルートです。
- 往路:成田空港→ドンムアン空港→ヤンゴン国際空港
- 復路:ヤンゴン国際空港→ドンムアン空港→成田空港
- 搭乗時期:2019年2月
- 預け入れ荷物:なし
初めてのエアアジア、初めてのミャンマー、初めてのバンコクトランジットと、初めてづくしで搭乗前は不安でしたが、いざ行ってみるとスムーズに移動ができました。
成田空港からのエアアジア搭乗の流れ、バンコクでの乗り継ぎ方法、ヤンゴンからの乗り方を紹介します。
実は成田発の飛行機が遅れて乗り継ぎに間に合いませんでした。そのときの話についてはこちら>>エアアジア遅延で乗り継ぎ便に間に合わず、次の便に振替になった話
WEBチェックインは10日前から。成田空港の行列を避けられる
エアアジアは通常、出発の14日前からインターネットでセルフチェックイン(WEBチェックイン)ができます。フライトの予約時に登録したメールアドレスにも、搭乗2週間前にWEBチェックインに関するメールが届きます。
しかし、タイとミャンマー発着のフライトは出発の10日前からがWEBチェックイン可能日になります。
オーストラリア、ニュージーランド、サウジアラビア、ミャンマー、タイ発着のフライトへのチェックインは、ご出発の10日前から1時間前まで可能です。
(出典:エアアジア「セルフチェックインとは?」)
WEBチェックイン最大のメリットは、空港でWEBチェックイン済み専用レーンを使えることです。
たくさんの人が並ぶエアアジアのチェックインカウンターですが、WEBチェックイン済みの列は空いているので並ぶ時間を減らすことができます。
WEBチェックインが完了すると控えが表示されます。
ただの控えで搭乗券ではないので、印刷しなくても問題ありません。
搭乗券は空港のチェックインカウンターで受け取るため、預け入れ荷物があってもなくてもカウンターには行く必要があります。
成田空港でチェックイン。手荷物の合計重量は7キロまで
フライト当日の空港でのチェックインはパスポートだけあれば大丈夫です。エアアジアのある成田空港Nカウンターは、フライトの2時間前でも大行列。
「これは30分はかかるかも」と思いましたが、よく見ると右側にWEBチェックイン済み用のレーンがあり、そこでは5分も待たないうちに順番が来ました。
カウンターでパスポートを出し、預ける荷物がないことを伝えると、機内に持ち込む荷物の合計重量を量られます。
エアアジアの機内持込手荷物は2つで7キロまでと決められています(2019年2月時点)。
日本のエアアジアは重さに厳しく、重量オーバーだとその場で追加料金を取られるようです。
不安な場合はチェックイン前に空港内の荷物はかりで確認しましょう。
成田空港第2ターミナルだと、チェックインカウンターPのそばにあります。
私もチェックイン前に手荷物2つの重さを量りましたが、実は7キロを少し超えていました。
そのためチェックインのときはデジカメやモバイルバッテリーなどあらゆる小物をポケットに詰め込み、カウンターでの計量時は7キロを下回るようにしました。
搭乗ゲートで重さをチェックされることはなかったので、これで何とか乗り切りました。
ドンムアン空港での乗り継ぎは入国不要
エアアジアのフライスルーならタイに入国しなくていい
エアアジアのバンコク経由で国際線を使う場合、同一の予約番号のフライトであれば自動的に「フライスルー(Fly-Thru)」となります。フライスルーは乗り継ぎの空港で入国審査をせず、そのまま次のフライトに向かうことができるエアアジアのサービスです。
バンコクの他にもマレーシアのクアラルンプール経由のフライトで適用されます。
荷物を預けた場合でも、最終目的地までは荷物を受け取る必要がありません。
こういったことはフルサービスキャリアでは当たり前ですが、LCCの中には一区間ごとに入国・受託手荷物受け取り・再度チェックインをしなくてはいけない航空会社もあるので、エアアジアのフライスルーはとても便利です。
私は成田からヤンゴンまでの往復フライトをエアアジアのウェブサイトで一括予約したので、自動的にフライスルーになっていました。
そのため行きも帰りもドンムアン空港で入国審査をする必要はありませんでした。
専用カウンターから次のフライトの出発ゲートに向かう
飛行機を降りたら「Transfer」の表示を追ってまっすぐ進みます。右手に入国審査の行列が見えるので、初めての乗り継ぎ時は「あっちなのか?」と迷いが生じますが、気にせずまっすぐ進んでいきます。
突き当たりに国際線への乗り継ぎ案内が。
この奥にあるエアアジアの乗り継ぎカウンターで、パスポートと乗り継ぎ便の搭乗券を見せて確認を受けます。
この確認、「何か問題でもあるのか」と心配になるくらい時間がかかりました。
問題がなければカウンターの先に進めます。
小さなセキュリティチェックをとおると、国際線の出発ゲートに出ることができます。
到着ゲートから出発ゲートまであわせると結構な距離があり、のんびり歩いたら30分以上かかりそうです。
乗り継ぎ時間は最低でも1時間はほしいなと思いました。
ミャンマー到着。無言で終わった入国審査
2018年10月より1年間、日本のパスポート所持者はミャンマーの観光ビザが免除になっています。ヤンゴン国際空港の入国審査ではパスポートを見せるだけです。
帰りの航空券を求められることも「どのくらい滞在するの?」といった質問も一切なく入国スタンプが押されました。
続いてミャンマーから日本へ帰るときの流れを紹介します。
ヤンゴン国際空港でのチェックインは重量チェックなし!
ヤンゴンでのチェックインに必要なものはパスポートだけです。ヤンゴンのエアアジアのカウンターにはWEBチェックイン用のレーンはなかったので、適当な列に並びます。
カウンターでは「成田まで?」「預け入れ荷物ある?」と聞かれ、バンコク行きと成田行きの搭乗券の2枚を受け取って終了。
機内持込手荷物の重量チェックされず。
隣のカウンターにも同じく預け入れ荷物のないお客さんがいて、こちらは大きいカバンだけ重さを量っていました。
担当者によって対応が違うようです。
いずれにせよ成田ほど厳しくない印象でした。
あとは出国審査とセキュリティチェックを受けて出発ゲートに向かうだけです。
ドンムアン空港での乗り継ぎは行きと同じ
バンコクでの乗り継ぎ手順は、経由便が同一の予約番号であれば行きと同じです。成田空港に到着
タイから日本へのフライトは偏西風の影響があるので、行きよりフライト時間が短くあっという間に感じます。成田空港に到着したら入国審査を受けて税関を抜けます。
預け入れ手荷物がないと、ターンテーブルに自分の荷物が出てくるのを待たなくていいので早いです。
家に着くまでが旅行ですから、気をつけて帰りましょう。
補足1:残っているチャットはドルかタイバーツに両替を
ミャンマーチャットの国外持ち出しは禁止されています。手元に残していてもミャンマー以外では使い道がないので、余ったチャットはヤンゴンの空港でアメリカドルか何かに両替しましょう。
ドンムアン空港やエアアジア機内で買い物したい場合はタイバーツに替えてもいいと思います。
私は旅行で使い切れなかった約33,000チャットを22ドルに両替しました。
両替所はセキュリティの先にも1か所ありましたが、営業時間がよく分からないので早朝・夜間のフライトのときはチェックインカウンターの周りで両替しておいたほうが無難です。
出発ゲートの周りの店ではチャットかドルで支払いができます。
補足2:ドンムアン空港での過ごし方
ドンムアン空港のフリーWi-Fiは簡単に使える
ドンムアン空港のフリーWi-Fiは範囲が広く安定していて便利です。アクセスポイントがいくつかあって最初はわけが分からないのですが、エアポートフリーWi-Fiと書いてあるものなら基本的に接続できるようです。
中でも使いやすいのは「@AirportAISFreeWiFi」。
下の名前、苗字、パスポート番号、メールアドレスなど入力項目はいくつかあるのですが、空欄のままでも接続できました。
さらに言うと、「規約に同意する」にチェックを入れなくてもつながりました。
もう改善されているかもしれませんが。
最後に「confirm」をクリックするのを忘れないようにしましょう。「なかなか接続されないな」と思ったときの原因はだいたいこれです。
タイバーツがなければクレジットカードの使える店を選ぼう
ドンムアン空港にはたくさんのお土産屋と飲食店があります。しかしタイに入国しない人がタイの通貨を持っていることは滅多にないでしょう。
空港内にはクレジットカードOKの店と現金のみの店があるので、タイバーツを持ちたくない場合はカードで支払える店を選ぶ必要があります。
だいたいの店にはレジの近くに「CASH ONLY(現金のみ)」とか「○○バーツ以上クレジットカード使用可」とか書いてあります。
見当たらなかったらお店の人に確認しましょう。
ちなみにスターバックスはクレジットカードが使えました。
ミラクルラウンジはプライオリティパスなしでも使えるラウンジ
次のフライトまで何時間もある場合はラウンジを使うのも選択肢のひとつ。世界各地のラウンジに入れるプライオリティパスを持っていなくても、ドンムアン空港のミラクルラウンジは約2,400円で使うことができます。
支払いはタイバーツ現金かクレジットカードです。
ラウンジのホームページには利用料19ドルと書いてあるのでドルで払えると思いきや、バーツしか使えません。
ラウンジ内は食べ物、飲み物、アルコールがビュッフェ形式で取り放題。
専用のフリーWi-Fiや快適な座席もあります。
電源がいたるところにあり、日本のコンセントがそのまま使えるので長時間のパソコン・スマホ使用も問題ありません。
まとめ
エアアジアで成田空港からバンコク経由でミャンマーに行くときの流れを紹介しました。フライトが同一の予約番号であれば乗り継ぎはとてもスムーズにできますし、ヤンゴンでのチェックインも簡単です。
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