ミャンマー国内線エアカンボーザの乗り方・注意点・感想
ミャンマーでは地域間の移動に飛行機を利用しました。
使った航空会社はエアカンボーザ(Air KBZ)で、片道移動で3回乗りました。
- ヤンゴン空港 → ニャウンウー空港(バガン)
- ニャウンウー空港 → ヘーホー空港(インレー湖)
- ヘーホー空港 → ヤンゴン空港
エアカンボーザのチェックイン方法、乗り方、機内の様子を、ミャンマー国内線利用時の注意点を交えながら解説します。
チケットの買い方については「ミャンマー国内線チケットを自分で買うか、代理店に頼むか」をご参照ください。
チェックインについて
空港には何時までに行けばいいのか?
チェックインはフライト2時間前から空港のカウンターでできることになっています。ただ、バガンではフライトの1時間半前から受付開始だったので、空港によって対応は違うみたいです。
私はビビりなので、国内線なのにフライト2時間前に空港に着くようにしていましたが(そしてヒマになる)、実感ではフライトの1時間前までに着けば余裕そうでした。
ですが、予告なしに搭乗時間・出発時間が早まることがあったので(後述)、フライトの1時間半前に空港に行っておくと安心かもしれません。
カウンターでチェックイン。搭乗券を受け取り、大きな荷物を預ける
チェックインに必要な持ち物は- 印刷したEチケット
- パスポート
です。
パスポートは見せなくていいときもありました。チェック甘すぎ疑惑。
Eチケットの確認が終わると紙の搭乗券をくれます。
座席は自由席と聞いていましたが、混んでいるシーズンだったからか、座席は指定されていました。
預け入れ荷物がある場合はチェックインのときに預けます。
MEMO
エアカンボーザの利用者は、無料で20キロまでの荷物を1つ預けることができます
エアカンボーザの利用者は、無料で20キロまでの荷物を1つ預けることができます
機内持込手荷物の規定はよく分からないが、2つ持ち込めた
エアカンボーザの機内持ち込み手荷物の規定は、公式サイトにもEチケットにも見当たりません。手荷物1つは持ち込めるとして、果たして2個目のバッグも持っていっていいだろうか?
大きいトランクを持たずに旅行していた私はその点が気になっていました。荷物を預けなければ、そのぶん早く空港から出られますからね。
結論を言うと私は、
- 大きめのリュック(55x35x25cm以内)×1
- 小さめのリュック×1
の合計2個を機内に持ち込みました。
チェックインのときに手持ちのバッグ2個を見せて「2つとも持ち込んでいい?」と聞いてみたら、あっさりOKされました。
重さは量られなかったので、重量制限があるのかは不明です。
【注意】ヤンゴンは国際線ターミナルと国内線ターミナルの建物が違う!
ヤンゴン市内からタクシーで国内線ターミナルに行くときは、必ず「ドメスティックフライト」だということを運転手(ホテルにタクシーを頼む場合はホテルの人)に伝えましょう。ヤンゴン空港の国際線ターミナルと国内線ターミナルは別の建物です。
何も知らずに「エアポート」と言って私が送ってもらった先は国際線ターミナルでした。なんたる凡ミス。
まあ、国際線ターミナルから国内線ターミナルは歩いて10分くらいなので、時間ギリギリでなければ間違えても致命傷ではありません。
国内線のセキュリティチェックはすぐ終わる
チェックインを終えたらセキュリティをとおります。国内線のセキュリティチェックは国際線ほど厳しくはなく、パソコンも液体もバッグに入れっぱなしでいいと係員に言われました。
ペットボトルの水の持ち込みがOKなのかはよく分かりませんが、飲みかけの水をリュックに入れたまま通れたこともありました。
搭乗開始まで待機。地方空港は要注意
ヤンゴン空港は近代的なので、セキュリティをとおったら国際線のように指定のゲート前で搭乗を待てばいいです。一方、地方空港は事情が違います。
ニャウンウー空港やヘーホー空港のゲートは1か所。フライトを待つ乗客全員がロビーで待機しています。
搭乗開始になった便名を係員が読み上げるので、該当のチケットを持っていたら飛行機に乗り込みます。
へーホー空港は便名を看板でも出してくれるので分かりやすかったですが、ニャウンウー空港は看板がないだけでなく、係員の読み上げがミャンマー語でハードモードでした。
とりあえず自分と同じ飛行機に乗る人を探してロックオンしていました。
予告なしにフライトが早まった話
ヤンゴンからバガンへのフライトで驚くことが起きました。搭乗開始が30分近く早く始まって、「ヒマだったからラッキー」と思っていたら
飛行機がフライト予定時刻より15分早く離陸しました。
飛行機が遅れるのはよくあることですが、早くなることってあるんですね。
チェックインのときは何も言われなかったので、人数がそろったから早く出発したのかもしれません。
他のフライトでは早まることも遅くなることもなく、定刻どおりの出発でした。
短いフライトでも軽食が出る機内サービス
どのフライトでも軽食と飲み物のサービスがありました。ニャウンウー空港からへーホー空港のフライトは40分間にもかかわらず、お手ふき、ケーキ、飲み物が出てきて「そんなにがんばらなくてもいいよ!」と思うほどでした。
また、エアカンボーザの設立8周年記念だとかで、「車が当たるよ」的なキャンペーンの応募用紙をもらいました。
やー、車が当たっちゃったらどうしよう。
あと、ピザ味のキャンディーをもらいました。
おいしくなかったです。
飛行機を降りたら、預け入れ荷物がある場合は荷物を受け取り、何も預けていない場合はそのまま空港を出ます。
地方空港では、預けた荷物はターンテーブルから出てくるのではなく、係員が両手に持てるだけのトランクやバッグを持ってせっせと運んでくれます。
いろいろアナログな光景が見られて、ミャンマーの国内線はおもしろかったです。
エアカンボーザを使った感想
- 地方空港ではアナログさに面食らうことはあったが、乗り方は簡単だし機内持込手荷物も2個OKだし満足
- 私が乗ったときは遅延なく出発
- 短時間のフライトにもかかわらず軽食や飲み物が出てきてサービス面も良好
- 座席は狭いけど、短時間なので気にならない
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