イギリスでIELTS受験!申し込み・注意事項・結果確認について
「イギリスにいるんだし、記念に受けてみるか」という軽い気持ちで2018年10月にIELTSを受験しました。
しかも大学院に行くわけでもないのにIELTS Academic。
というわけで今後イギリスでIELTSを受ける方や、日本での受験と違うのか興味がある方の参考になるよう、私がバーミンガムでIELTSを受けたときの様子を紹介します。
この記事では試験の申し込み方法、試験の注意事項、結果の確認方法についてまとめました。
試験当日の詳細については「イギリスIELTS試験当日!パスポートチェックありすぎな1日」をご参照ください。
インターネットで受験を申し込む手順
試験はBritish CouncilのIELTS受験登録用ページから申し込みます。IELTSのウェブサイトのメニューバーから「Book your test」にカーソルをあて、「Book Now」をクリックすると登録ページが開きます。
日本のようにまずアカウントを作成するといったことはありません。
それでは登録ページごとの記入項目を簡単に説明します。
1ページ目: 受験する国を選択
イギリスで受けるので「United Kingdom」を探します。「U」はかなり下のほうです。2ページ目:受験する月、都市、モジュールを選択
モジュールはGeneralとAcademicのどちらを受験するか、ということです。私の場合は「October 2018」「Birmingham」「Academic」。
3ページ目:試験会場と受験日を選択
選んだ都市に応じて受験できる会場と日にちが一覧で出てきます。地方都市だと会場が1つだけしかないことがあり分かりやすいですが、ロンドンだと何個も会場があるので大変そう。
バーミンガムの試験場所はMathew Bolton Collegeだけで、毎週土曜日が試験日でした。
タイミング次第では1週間後の試験も申し込めます。
申込期日の遅さはこの世のあらゆる試験の中でもトップクラスなのでは。
4ページ目:規約を確認
長い規約を確認します。5ページ目:受験者情報を入力
最も時間のかかる部分です。まず名前や住所など個人情報を記入し、職業と受験目的などを選択します。
職業は業種ごとに細かく分かれているし、ポジション(正社員、パートタイム、退職済みなど)も選ばないといけないし、受験目的も進学のため、仕事のため、医者になるため、移住のためなどなど、選択肢がたくさんあるのですが…
私のように趣味で受ける無職が想定されていない。
なので「Other」を選んでおきました。
他にも最終学歴や英語学習年数を聞かれます。
次にパスポート画像をアップロードします。
画像はカラー。アップロード時にサイズが1600 x 1600pxと1.5MBを超えてはダメ。
少しでもサイズオーバーするとエラーになってアップロードし直しです。
画像編集スキルの低い私は30分くらい苦悩し、最終的にはパソコンのマイクロソフトペイントで何とか規定内のサイズにしました。
顔写真のページさえ写っていれば大丈夫なので、隣の白いページは消しましょう。
受験者情報を記入し、画像のアップロードが終わると受験登録が完了します。
専用の決済ページから受験料を支払って申し込み完了
登録が完了すると確認のメールが届きます。その中に受験料の決済ページに飛べるURLがあるので、24時間以内に手続きします。
支払いが完了すると受領確認のメールが来て、少し後に試験当日の持ち物やスケジュールが書かれたメールが送られてきます。
何通かメールが来るので混乱しますが、件名に「Test Confirmation」と書かれたメールが届いたら申し込み完了です。
ちなみに私は申し込みだけで6通メールが届きました。分かりづらい。
イギリスでIELTSを受ける際の注意事項
申し込み完了のメールに書かれていた注意事項を紹介します。日本と違うのは筆記具を持って行かなくていい点ですね。
●試験会場にパスポートを忘れた場合は受験できない
これはどの国で受験しても同じだと思いますが、当日パスポートがないと話になりません。なお、イギリスの場合はパスポートが唯一必要な持ち物です。
●携帯電話を試験部屋に持ち込むのは禁止
携帯電話は電源を切って荷物室に預けなければなりません。というかパスポート以外の所持品はすべて荷物室に置かないといけないのですが、強制的に預けさせておいて「試験会場は所持品の紛失に一切の責任を負いません」とか書いてあるのホントひどい。
●飲み物は透明なペットボトルに入った水のみOK
ペットボトルのラベルは、はがしていないといけません。イギリスでは日本のようにラベルにミシン目が入っているわけではないので、自分ではがすの大変なんですよね。
でもバーミンガムの会場では、荷物を預けるときに係員がハサミでラベルを切ってくれました。
●筆記具は不要
イギリスでは試験会場に鉛筆や消しゴムなど必要な筆記用具が用意されています。日本でIELTSを受けた友人から「シャーペン使えないから鉛筆がいるよ~」と聞いていたので「イギリスでわざわざ鉛筆を買わないといけないのか!」とゲンナリしましたが、買わなくても大丈夫でした。
●補足
服装は普段着で大丈夫です。スーツ着ていったらむしろ浮きます。試験結果はどのように確認するのか
IELTSの成績はインターネットと郵送で確認できます。インターネットだと受験日の13日後の正午から見られることになっています。
つまり土曜日に試験を受けた場合は翌々週の金曜日の12時です。
ですが実際は金曜日の朝9時には結果が出ています。
たまに木曜の夜から公開されていることもあるようです。なんで統一していないのか謎。
試験の申し込み完了時に受け取ったメールに「Your results」という欄があり、そこに載っているURLから結果確認用のページに行けます。
受験日、生年月日、パスポート番号、受験者番号(試験時の机に貼られた紙に記載あり)を入力すると成績を照会できます。
紙の成績書はインターネットでの結果公開日に発送されるので、その翌週くらいに届くと思います。
私は金曜日にネットで結果を見て、その3日後の月曜日には家のポストに入っていました。
以上がイギリスでのIELTS申し込み方法、注意事項、結果の確認方法です。
次の記事「イギリスIELTS試験当日!パスポートチェックありすぎな1日」では、試験当日の様子をお伝えします。
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