【大人数・少人数別】職場やサークルにおすすめのイギリス土産
旅行に行くと必ずと言っていいほど直面するお土産どうしよう問題。
家族や親しい友人にあげるものならいろいろ見てまわるのも楽しいかもしれませんが、職場やサークルなど半ば義務感で買うお土産にはあまり考える時間を割きたくないものです。
私はかれこれ4回ほど元職場にイギリスのお土産を買ったことがあります。
その経験をもとに、大人数向けと少人数向けのイギリス土産をそれぞれ紹介します。
大人数向けのお土産(職場・サークルなど)
30人前後くらいのグループにぱぱっと配れるのはティーバッグかお菓子です。1.個包装かつ安く済ませたいならティーバッグ
イギリスといえば紅茶。きっと多くの人が「イギリス土産といえば紅茶」と考えているので、無難な選択肢と言えます。
ティーバッグなら箱を開けて配れば単価も安くなります。
有名なフォートナムアンドメイソンでも、一番手頃なものだと4.5ポンド(25袋入り)で手に入ります。
ただ、ティーバッグをお土産にする場合は注意点があり、スーパーなどで売っている安い商品は個包装になっていないことが多いです。
50袋入りで2~3ポンドのものなどありますが、そういったものは箱の中にティーバッグがそのまま入っています。紅茶専門店ではなくスーパーで紅茶を探す場合は要注意です。
関連記事:ばらまき土産にしたいイギリスの紅茶。どれが個包装なのか?
私は自分がいろいろな紅茶を試してみたかったのもあり、お土産とは別に個包装ではないティーバッグを2箱くらい買って職場の休憩室に置いていました。
自分ひとりで何十杯も飲むのは大変ですが、会社なら1週間も経たないうちになくなります。
あと気をつけることは、まれに「紅茶大嫌い」という人がいることくらいでしょうか。
2.イギリスっぽい無難なお菓子ならショートブレッド
イギリスの代表的なお菓子といえばショートブレッド。職場でお土産を配るときに「イギリスだからどうせ紅茶でしょ?」と言われたくない人にオススメです。
有名なのは赤いチェック柄のパッケージが目印の「Walkers」ですが、こだわらないならスーパーなどで適当に買ってもいいと思います(一番おいしいのはWaitroseだと思う)。
難しいのは個包装ではない商品が多いことと、内容量がグラムしか書いてなくて一体いくつ入っているのか分からないことです。
多めに買っておくか、くらいの感覚がいいと思います。なお、買った時点で割れているのはご愛嬌。
紅茶とセットで用意すると、イギリス土産度がぐーんとアップします。
3.高品質なお土産ならホテルショコラの詰め合わせ(夏場注意)
ホテルショコラ(Hotel Chocolat)はイギリスのチョコレート専門店です。味も品質もいいので、予算が許すならここでお土産を買えば間違いありません。
私が買っていたのは27個入りの詰め合わせ。約3,500円。
もっと数が多いもの、少ないものもあります。
一箱の中にチョコレートが何種類も入っていますが、経験上、どれを食べてもおいしいです。
イギリスのチョコレートメーカーは他にキャドバリー(Cadbury)やソーントンズ(Thorntons)などありますが、ホテルショコラのおいしさは別格です(値段も)。
難点は個包装ではないことと、夏の日本では溶ける可能性が高いことです。
それさえ問題なければホテルショコラは本当にオススメです。
2018年秋から日本に出店していますが、まだ知名度は低いと思います。
街中で簡単に買えるイギリスのお菓子は個包装ではないことが多いので、大量かつ個包装がいい場合は空港で探したほうが簡単かもしれません。
少人数・個人向けのお土産(部署の人・友人など)
少人数の部署や仲のいい人に手頃なお土産をあげる場合は、個包装のお菓子やスキンケア用品が便利です。1.ばらして組み合わせられる個包装のお菓子
スーパーなどで手に入る個包装のお菓子をいくつか紹介します。・PENGUIN
その名のとおりペンギンが目印のチョコレートビスケット。オーストラリアのティムタムに少し似ています。・ヌテラのお菓子版
よく見るのはパンに塗るようなビン入りのヘーゼルナッツペースト。それがサクサクの薄い生地に入ったお菓子です。最大の強みは、チョコが生地で覆われているので夏でも大丈夫なことです。
・その他、フルーツを使ったお菓子
フルーツペーストやドライフルーツが入っているお菓子が、スーパーや1ポンドショップで売られています。
私はよく、箱を開けてバラしてプラスチック袋に紅茶と詰め合わせて渡していました。
もちろん、ひとり一箱あげてもいいです。お子さんがいる人には家族分を見越して箱ごとあげると喜ばれます。
2.ちょっといいお菓子ならホテルショコラのミニパック
大人数向けでも紹介したホテルショコラは少人数向けにもオススメです。きれいに箱詰めされたチョコレートとは別に、1袋に6個入ったお手軽なミニパックがあります。
種類がありすぎて選ぶのに苦労します。
1つだと4ポンド近くしますが、3つ買うと10ポンドと割安になります。
他にも、チョココーティングされた個包装のショートブレットがレジのそばにさりげなく置いてあったりします。
3.小さめのハンドケアグッズ。キャスキッドソンは男性に喜ばれることも
おしゃれな容器に入った小さめのハンドクリームはお土産に便利です。中でもおすすめしたいのがキャスキッドソンのハンドバーム。
運がいいとセール価格になっています。
キャスキッドソンは知名度が高く見た目もかわいいので女性にはだいたい好評ですが、意外と男性にも喜ばれることがあります。
以前会社で、男性上司にお菓子と一緒にこのハンドバームをあげたところ「キャスだ! うちの奥さんが好きなやつ」といい反応がありました。
なので、結婚している男性やハンドクリームを使う年頃の娘さんがいる男性に渡すのも結構アリだと思っています。
独身の男性同期に「いる?」って聞いてみたら「いらん」って即答されましたが。
キャス以外でも、ミニハンドクリーム3つセットだったら百貨店のジョン・ルイスにも売っていますし、値段は高めになりますがニールズヤードにもあります。
番外編:ミントチョコ好きには最強のミントチョコBENDICKSを
もし身近にミントチョコレート大好きな人がいたらオススメなのがBENDICKS。なかなか経験できない強烈さを持つミントチョコです。
カカオ95%と濃さ満点のビターチョコと、口いっぱいに広がるペパーミントオイルがガツンと来ます。
いっそ鼻がつまったときに食べたい。
Waitroseで取り扱っており、素材がいいためか11個入りで5ポンド(750円くらい)と高めの値段設定です。
ダークチョコの中にペパーミントオイルを含んだ水飴(粘性はない)が入っているタイプなので、ミント味のチョコが好きだという人にはアフターエイトのほうが向いているかもしれません。
まとめ
私が職場であげていたイギリスのお土産はこのような感じです。- 大人数向け:ティーバッグ、ショートブレッド、ホテルショコラの詰め合わせ
- 少人数向け:個包装のお菓子、ホテルショコラのミニパック、ハンドケア用品
実際には、事務所全体にはチョコレートの詰め合わせ、部署の人にはさらにお菓子やハンドクリームを用意する、ということが多かったです。
「会社のお土産どうしよう」「サークルに何を買っていこう」と考える時間を減らして、旅行を楽しむことにエネルギーを使いましょう。
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