ばらまき土産にしたいイギリスの紅茶。どれが個包装なのか?

スーパーの紅茶売り場写真

イギリス土産といえば紅茶。

有名店も多いですし、スーパーに行くだけで何種類もの紅茶が置いてあり、選ぶのに困るほどです。

ティーバッグは低コストでかさばらないので、ばらまき用のお土産に最適です。

しかしイギリスのティーバッグには「フタを開けてみたら個包装じゃなかった」という罠が潜んでいることがあります。

しかも見た目では区別しにくいことが多いです。

この記事ではお土産向きの個包装のティーバッグを紹介します。


箱にティーバッグと書いてあっても個包装でないことが多い

スーパーの紅茶売り場にはトワイニング、PG Tips、Tetley、さらにはプライベートブランドのものまで様々な商品が並んでいます。

50個や100個入りで数百円なので、ついついお土産用にと買いたくなります。

しかし、外装に「Tea Bags」と書いてあっても個包装になっていないものが多く、ばらまき用のお土産を探している場合は注意しないといけません。

「スーパーで買える紅茶の中では一番おいしい」と評判のWilliamson Tea(ウィリアムソンティー)も、残念ながら個包装ではありません。

ウィリアムソン・ティーの中身写真

箱を開けると水出し麦茶のごとくティーバッグがひしめいています。

こんな、だしパック状態の物を人にあげるのは仲のいい身内でもないと厳しいものがあります。

ちなみにウィリアムソンティーはWaitrose(ウェイトローズ)で売っています。

スーパーなどで簡単に手に入る個包装のティーバッグ

Waitrose Duchy Organic(ウェイトローズ・ダッチーオーガニック)

ダッチーオーガニックはウェイトローズが販売するオーガニックブランドで、その中に紅茶があります。一箱に25袋入っていて2ポンドです。

ダッチー・オーガニックの紅茶写真

おすすめは定番のイングリッシュブレックファーストとアールグレイ。

アフタヌーンブレンドというのもありますが、これは紅茶とグリーンティーとジャスミンティーのブレンドなので好みが分かれそうです。

PUKKA(パッカ)

長いこと「プッカ」って呼んでいた私です。

パッカのメインは豊富な種類のハーブティーですが、イングリッシュブレックファーストとアールグレイも出ています。

パッカのアールグレイティー写真

ただ、紅茶は品揃えのいい店にしか置いてないかもしれません。

(2019/11/19追記:イギリスの健康食品チェーン店、Holland & Barrett(ホーランド&バレット)にイングリッシュブレックファーストとアールグレイが置いてありました )

ハーブティーだったらどのスーパーでも何かしら手に入ると思うので、お試し用やお土産用に買ってみるのもいいかもしれません。

5種類のハーブティーが入っている「Herbal Collection」がおすすめです。

どのフレーバーも20袋入りの個包装です。

Heath & Heather(ヒース&ヘザー)

これは紅茶ではなくてハーブティーのみですが、個包装で安いので紹介します。

健康食品を売るチェーン店、Holland & Barrett(ホーランド&バレット)で手に入る一箱20袋入りのお茶です。

ヒースアンドヘザーのカモミールティー写真

種類によっては日本でも売っています。


正直なところ、個包装のハーブティーは簡単に見つかりますが、スーパーで買える個包装の紅茶はウェイトローズのダッチーオーガニックくらいだと思います。


ロンドン滞在ならFortnum & Mason(フォートナム・アンド・メイソン)で間違いない

フォートナム&メイソンはロンドンにある英国王室御用達ブランドの百貨店で、紅茶が有名ですがハーブティーやコーヒー、食品、食器類もたくさんそろっています。

ピカデリーサーカスの本店が一番大きいですが、セントパンクラス駅にも小さな支店があり、お茶を買うだけならこちらでも十分です。そして日本にも支店があります。

ティーバッグは全て個包装になっています。種類が多すぎて選べない、という場合は5~6種類の紅茶を詰め合わせたギフトセットが重宝します。

60袋入りで14ポンドほど。

フォートナム&メイソンの紅茶ギフトセット写真

イギリスの紅茶の相場としては高めですが、知名度、質、見た目も総じて高いですし、何より日本で買うと倍くらいするのでむしろお得だと思います。

ロンドン以外でもWhittard(ウィッタード)なら個包装が見つかる


ウィッタードはイギリス国内に50店舗以上あるお茶販売店で、ロンドン以外で個包装の紅茶を探している時に便利です。紅茶以外のお茶もたくさんあります。

「Teabag」と書かれていても個包装ではないタイプもあるので、外装に「Individually Wrapped Teabags」や「20 Envelope Teabags」などと記載のあるものを選びましょう。



まとめ

スーパーで個包装の紅茶を買いたい場合はウェイトローズ一択と言えます。

その一方、ハーブティーは簡単に個包装のものが見つかります。

ロンドンだと有名な紅茶専門店がたくさんあるので個包装の紅茶は容易に手に入ると思いますが、地方都市などで個包装の紅茶を見つけるのは少し大変かもしれません。

近くのウェイトローズかウィッタードを探すのが確実です。

Next Post Previous Post
COPY