バーミンガムでバスに乗る―West Midlands Busの乗り方
鉄道が通っていない地域の移動や、乗りたかった鉄道がキャンセルされた時など、バスを使うことは多いと思います。
初めてバーミンガムでバスに乗る時は不安があるかもしれないので、バスに乗る時から降りるまでの流れをまとめました。
ちなみに私は慣れない地でバスに乗るのが苦手で、京都に行った時でさえ事前にバスの乗り方を検索していたような人種です。
料金について
2018年5月時点で大人の片道料金は最大2.4ポンドです。1日2回以上乗る場合は4ポンド(平日朝9時半までは4.6ポンド)のday ticketが割安です。今のところ支払いは現金、コンタクトレスのカード、Swift Pay As You Go(オイスターカードのウェストミッドランズ版)が使え、Swift Pay As You Goで払うと10pほど安くなります。試したことはないですが、アプリで乗車券を買うこともできるようです。
ニューストリートから短距離だと片道1.5ポンドの料金設定があります。範囲は公式サイトをご参照ください。
料金は基本的に一律で分かりやすい一方、現金だとおつりが出ないという鬼畜仕様があるので注意が必要です。
公共交通機関の料金はよく変わるので、最新情報は公式サイトか、バスの入り口付近に現行運賃が記載されているのでそれを見るのが確実です。
バスに乗る
まず目的地に行く路線のバス停を探します。鉄道駅前のようにたくさんバス停が並んでいる場所には案内図があるので、そこでバス停の位置を確認します。自分の乗る番号のバスが見えたら並び(このへんは周りにあわせる)、バスに乗ったら料金を払います。小さいバス停で自分ひとりだったら手を挙げてバスを止めた方が無難。
乗車券を現金かSwift Pay As You Goで買う場合
現金かSwiftカードで払う時は運転手に買いたいチケット(Single, day ticketとか)を伝えます。現金は運転手のそばにある運賃箱に入れ、Swiftカードは運転手ゾーンの左に置いてあるカードリーダーにかざします。そうすると運転手の右にある機械からレシートのようなチケットが出てくるので取ります。
Day ticketで2回目以降に乗る時は運転手に見せるだけでOKです。
繰り返しになりますが、現金はおつりが出ないので要注意です。現地の人は小銭がないとき周りに両替を頼むとか、もっとすごいと見知らぬ人にお金貸してと言うとかするそうです。
繰り返しになりますが、現金はおつりが出ないので要注意です。現地の人は小銭がないとき周りに両替を頼むとか、もっとすごいと見知らぬ人にお金貸してと言うとかするそうです。
ヨーロッパのバスってそういうものなのかと思っていたら、スペイン人の友達が「イギリスのバス代は高い上におつりくれなくてひどい」と言っていました。実際、スペインに行った時、確かにバス代はイギリスの半分くらいだったしおつりもくれた。
なお、私は鉄道がキャンセルになって片道だけバスに乗ろうとしたら5ポンド札しかなくてday ticketをおつりなしで買うはめになった経験あり。
コンタクトレスのカードで払う場合
コンタクトレス機能つきのデビットカードだとカードリーダーにかざすだけでOKです。チケットも出てきません。2回目以降の乗車時もカードをかざすだけで、料金はday ticketの金額を上限に機械が精算してくれるようです。
この方法だと運転手と会話する必要もありません。
バスを降りる
停車駅のアナウンスが入るかどうかはバスによって違います。あったとしても過信しない程度に参考にします。ここは鉄道のアナウンスですら停車駅をすっ飛ばすことがある国です(そして訂正はない)。
次が自分の降りるバス停になったら降車ボタンを押し、バス停に着くまでに出口付近に行きます。そうしないと他に乗り降りする人がいない場合、バスが止まらないのではないかと思います。1回試したら止まりませんでした。
降りる時はカードをかざす必要はなく、運転手にお礼を言って降ります。
ちゃんと降りられるか不安な場合は、あらかじめ運転手にどこどこに着いたら教えてと頼んでおく、事前に停車位置の目印を調べておく、乗車中にスマホのGPSで現在位置を確認する、直感を信じるなどで対処しましょう。ただし、直感で降りるはルクセンブルクでやったことありますがリスクが高いのでおすすめしません。
個人的に一番日本と違うなあと思ったのは2階席についている監視カメラの映像が車内で流れていることです。2階のお客さんの様子が1階のモニターに映し出されます。日本との治安の差を感じます。
次が自分の降りるバス停になったら降車ボタンを押し、バス停に着くまでに出口付近に行きます。そうしないと他に乗り降りする人がいない場合、バスが止まらないのではないかと思います。1回試したら止まりませんでした。
降りる時はカードをかざす必要はなく、運転手にお礼を言って降ります。
まとめ
現金だとおつりが出ない、初めて行く場所だとどこで降りるのか分からないなど不便なことはありますが、一度乗れば簡単に使えるようになると思います。個人的に一番日本と違うなあと思ったのは2階席についている監視カメラの映像が車内で流れていることです。2階のお客さんの様子が1階のモニターに映し出されます。日本との治安の差を感じます。
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