バーミンガムでトラムに乗る―Midland Metroの乗り方・料金など

トラムの外観写真

2018年時点でニューストリート駅前からWolverhampton駅を結ぶ路面電車、Midland Metro。メトロ=地下鉄というイメージが強いので名前に慣れません。

たいていの人はトラムと呼んでいるので、私もここではトラムと書きます。

住んでいる地域によっては使う機会がないかもしれませんが、結構快適で簡単に乗れるので乗り方や料金についてまとめました。

乗り方・料金の払い方・降り方

とりあえず乗る

料金は乗ってから払う形式なので、事前に乗車券を買う必要はありません。

乗車券の買い方

トラムに乗ってその場で待っていると係の人が徴収に来ますので、降りる駅、片道か往復かを伝えてお金を払います。現金、コンタクトレスのカード、Swift Pay As You Go(オイスターカードのウェストミッドランズ版)が使えます。

公式サイトによると現金でもおつりが出るようですが、20ポンド札は受け付けてくれないようです。1枚のSwift Pay As You Goで人数分を払うこともできます。

支払いを済ませるとレシートのようなチケットを出してくれるので、降りるまで取っておきます。往復で買った場合は帰りの乗車時にも使いますし、いつ検察が入るか分からないのでなくさないよう注意です。

トラムに徴収係が乗っていないことがまれにあるっぽいです。

目的地に着いたら降りる

モニターや電光掲示板に次の停車駅が表示されるので安心です。降りる駅に着いたら、降り口のドアにあるボタンでドアを開けて降ります。

トラムの中の写真

料金について

何駅乗るかで料金が変わります。2018年5月現在の片道料金は、6駅までが2.7ポンド、7~12駅までが3.3ポンド、13駅以上が4.2ポンドです。

ただ、始発のGrand Central~Jewellery Quarter間に限り片道1ポンドになっています。

往復料金だと片道×2より割安になり、ピーク時間帯(平日の朝9時半まで)以外だとさらに安い往復料金が適用されます。

また、Swift Pay As You Goで支払うと10~20p安くなります。バスとトラムの両方で使える1日乗車券もあるようです。

5歳未満の子供は無料、5~15歳の子供は大人料金の半額です。

詳しい料金は各駅の乗り場にある掲示板に書いてありますし、乗る駅と降りる駅が分かっていればMidland Metroのページからでも料金を確認できます。公共交通機関の料金はよく変わります。

定期券的なものが必要な場合はバーミンガムのTravel centreで確認してみてください。

ちょっと余談

Midland Metroのサイトを読むとトラムはウルヴァーハンプトン、エッジバストン、ディグベスなどいろんなエリアで拡張計画があるようで、いずれは使い勝手がもっと良くなるのかもしれません。

ヴィクトリアスクエアやファイブウェイズの周りが猛烈に工事中なのも、エッジバストン方面へのトラム拡張の影響なのでしょう。この辺の開通予定は2021年だそうです。どのような景観になるのか楽しみですね。

MEMO
その他のバーミンガムに関する情報は「バーミンガム関係の記事一覧(空港・バス・カフェ・日帰り観光など)」で探すことができます。


Next Post Previous Post
COPY