【ウィッチャー3 プレイ日記16】スケリッジ王。ヤルマールとセリスのどちらを選ぶか
PS4版「ウィッチャー3 ワイルドハント」2周目のプレイ日記です。
原作小説を読んでいないと気づかないネタも取り上げています。
注意事項
- ゲーム「ウィッチャー3」のネタバレ満載です。
- Netflixドラマのシーズン1および原作小説『ウィッチャーI エルフの血脈』『ウィッチャーII 屈辱の刻』『ウィッチャーIII 炎の洗礼』『ウィッチャーIV ツバメの塔』『ウィッチャーV 湖の貴婦人』および未翻訳の原作小説『The Last Wish』『Sword of Destiny』のネタバレも適宜混入されます。
- ゲーム「The Witcher」「ウィッチャー2 王の暗殺者」は未プレイ。あらすじはスパイクチュンソフトのウィッチャー3公式サイトに掲載されている年表を見ました。
今回はスケリッジ王決定につながるサイドクエスト「アンドヴィクの主」「憑依」「王の一手」です。
仲間を集めるためにスケリッジへ
シリは霧の島にいる、でもシリを連れ出したらワイルドハントが襲ってくる、シリを迎えに行く前にケィア・モルヘンで一緒に戦ってくれる仲間を集めよう、ということで各地の友人知人のもとへ行くことになったゲラルト。
まずはスケリッジへ行き、放置していたクラフ・アン・クライトの依頼(詳細:プレイ日記10)に取りかかる。
ヤルマールと巨人退治:アンドヴィクの主
クラフの依頼の1つめは、息子のヤルマールが巨人退治から帰ってこないから様子を見てきてほしいというもの。
アントヴィク島へ行き、ヤルマールの仲間の死体を手がかりに島を探索し、生きていたヤルマールの仲間と共にヤルマールを探して巨人を一緒に倒して終了。
なんてまとめると簡単に見えるが、このクエストは遺跡に行ったりノアの箱舟のような木造船を通ったり洞窟へ行ったり廃墟へ行ったりと、けっこう大変。
最後にヤルマールと巨人を倒すところは、吟遊詩人に武勇伝をうたってもらいたくなるのも理解できる激戦で楽しい。
ヤルマールの仲間いわく、ヤルマールは「頑固で他人の言うことは聞かないが勇敢で生まれながらの指導者」で、いわゆる脳筋ザ・スケリッジな気質の模様。
ヤルマールが雑談で「12歳のころ、シリと2人で結婚することをクラフに宣言した」と語るが、これは小説『ウィッチャーⅣ ツバメの塔』でクラフがヤルマールとシリがかつて婚約した間柄と話していたのが元ネタだ。
セリスと怪物退治:憑依
クラフのもう1つの依頼は、娘のセリスがスピカローグのウダルリック族長の呪いを解きに行ったが、ウダルリックは信用できないから様子を見てきてほしいというもの。
スピカローグでセリスを見つけ事情をたずねると、ウダルリックが死んだ弟にとりつかれているから助けたいとのこと。
セリスと協力してウダルリックにとりついた怪物をエクソシストして、現れた怪物を倒して終了。
セリスは怪物を騙すだけの知性と、怪物に物怖じしない大胆さを兼ね備えている。
また、亡きブラン王のことを「いい王と言われていたが内政がおざなりだった」と評価し、政治的にも有能そうなことが示唆される。
セリスはゲラルトとクラフがかつてイェネファーをめぐって仲違いしたことに興味津々で、移動中はゲラルトにそのことを聞きまくる。
父親の元カノのことを知りたがるのがスケリッジ気質なのかセリスの性格なのかは不明。
クラフが昔のことをイェネファーに持ち出す場面が小説『ウィッチャーⅣ ツバメの塔』でちょこっと出てくるが、イェネファーは「過ぎたことは過ぎたこと」とキッパリ返していた。
ヤルマールとセリスのどちらを推すか:王の一手
2つの依頼が終わったので、クラフから報酬をもらいにケィア・トロールドへ。
大広間では宴会が催されており、ヤルマールとセリスが「俺が王に」「いいえ私が」と言い争っている。
王の素質は正反対のふたりだが、アン・クライト族ゆずりの頑固さは共通している。
クラフの部屋の前で亡きブラン王の妻ビルナと出くわす。
ビルナはブラン王の息子スヴァンリッジが王位を継ぐべきで、投票なんてバカげていると言って去って行く。
クラフから報酬もらい、ヤルマールとセリスはそれぞれ王としてどうかという話をしていると、大広間で騒動が。
大広間に駆けつけると、北海道のクマ牧場にいた熊(ヒグマ)そっくりの熊3匹による殺戮が行われていた。
熊を倒すと、宴席の主催者クラフは族長たちから犯人を見つけ事件を解決するよう迫られる。
父の汚名をそそぐため、ヤルマールは「犯人は分かってる。そいつを殺しに行く」と主張し、セリスは「誰かが熊を部屋に入れた。事の真相を突き止めるため証拠を探す」と主張する。
ゲラルトはヤルマールかセリスのどちらかに協力することになり、ゲラルトが協力した相手が次期スケリッジ王に選ばれることになる(協力しないという選択肢もあるが、今回は除外)。
誰が王になってもストーリーにほとんど変化はないものの、一国の運命を決める重大な決断である。
今までのヤルマールとセリスの言動を見る限りセリスのほうが統治者に向いているなと思うし、何よりセリスに協力した場合のみ使える力の場(キャラクター強化ポイントがもらえる場所)があり、公式が既にセリスを推している気配すらある。
まあセリスですよね。
1周目はセリスにしたし、今回もセリスを選びたい。
ということで…
今回はヤルマールに協力することにした。
つづく。
本日のまとめ
完了したサイドクエスト:
- アンドヴィクの主
- 憑依
- 王の一手(途中まで)
これらのクエストは経験値がたくさんもらえるので、プレイする方は推奨レベルのプラス5以内で進めることをおすすめします。
後回しにしたから全然経験値が入らなかった…。
前の記事:泥酔ウィッチャー、ウーマの呪いを解く儀式
「ウィッチャー3 プレイ日記」一覧
- オープニング~イェネファーに会うまで
- エムヒル謁見が険悪ムードな理由
- 裸足で洞窟探索するキーラ・メッツ
- 大きな悪と小さな悪@男爵お家騒動
- 永遠の炎教会、トリス、ダンディリオン
- 彼女いるなら先に言ってくれ
- ディクストラとの再会はバスタオル
- ラドヴィッド王に電撃謁見
- パンツ一丁のゲラルトを舞台に立たせた
- スケリッジの設定・魅力、ユニコーンの出番
- シリの「私は女の人が好きなの」はダウト
- 最後の願い。イェネファーとトリスのどちらを選ぶか
- エムヒル謁見その2、エスケルとランバートの手伝い
- トリスとの関係によって複雑になった会話
- 泥酔ウィッチャー、ウーマの呪いを解く儀式
- スケリッジ王。ヤルマールとセリスのどちらを選ぶか
- スケリッジ王。力尽くで事件解決、脳筋王の擁立へ
- 戦友クエスト。各地の友人とエムヒルに協力要請
- 霧の島に行く前に済ませたサイドクエスト
- 何度見ても感動するゲラルトとシリの再会
- 物語の山場。ケィア・モルヘンの戦い
- シリのエムヒル謁見とリベンジの旅
- フィリパとマルガリータを引き入れる
- イェネファーとトリスにフラれ、船は元カノ率60%に
- アヴァラックはシリをどう思っているのか
- ラドヴィッドを倒し、ディクストラはマクベスになる
- 大事なことを言わないシリ。本編エンディング